正月とか週末とか、一日中とまで行かなくともかなり長い時間こたつには言ったままの人はこの時期多いはずだ。
冷え性気味な私は足の冷えを速攻で取るためにこたつの中で寝ることもあった。
そうすると、朝はずず~っとだるい感じがするし、体によくないからやめるよう忠告する知人もいたりするのだが、沖縄で過ごしていた時はよくやっていたのだ。
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沖縄の出身者として言っておくと、温暖な沖縄でもこたつはあるし、よく使う。
ややこしいのだが、沖縄にずっと長く住んで暖かい気候に慣れているため、関東の方では寒いと感じない気温でも、沖縄県人は寒いと感じるのだ。
だから、冬場で気温が20度を下回ったりしても沖縄の人はこたつに入るようになってしまう。
で、子供時代から私はその中で寝るのが実は大好きだった。
ただ、その後は確かにだるいと感じたことはあったが、それが元で風邪を引くようなことがなかったから気にはとめなかった。
だが成人して仕事で関東に住無用になったある日、中で寝てしまったら、だるい感じがしてのどがカラカラになった。
その後は風邪を引くハメになったというわけだ。
こたつで寝ると悪いことだらけ!
私よりもよっぽど冷え性で困っている知人も同じようにこたつの中で寝たことがあったと言ったが、その後のてんまつは私と同じだった。
実際どのような悪影響があるのか、といえば、まずこたつで寝ると必要以上に体を温める一方なので脱水症状が進んでしまう。
しかもひどい場合には体の表面だけでなく、内部まで脱水症状に見舞われるので血液も水分を奪われてドロドロな状態になると言う。
そしてそれが進むと血管の中で血栓ができやすくなる。
さらにそれが極端になると脳梗塞や心筋梗塞にまでなるというのだ。
こたつに入り続けると足がむくむというのは、そんな脱水状態が温められた半身に集中するためで、代謝も悪くなるし足の血行が悪化する。
更にこたつから放射されている赤外線が肌を傷めてしまう。
だから素足のままでにじかに入るのは本来美容にもよくないのだ。
こたつに入りっぱなしは冷え性にもよくない!こまめに出よう!
冷え性はストレスや運動不足によって自律神経のバランスが鈍り、それが元で血行が悪くなるというものだ。
そうなると入りっぱなしになれば当然結構がおかしくなる一方なはずなので、絶対冷え性にはよくないのだ。
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考えてみれば子供の頃、こたつが珍しくて入るのが楽しかったし、両親から叱られたりもしたけれど楽しかった。
少なくとも沖縄の我が家では入りっぱなしになっても風邪を引く以外には悪影響が知られていなかったようにも感じる。
オバアはこたつを出すと私と一緒に潜り込んでいたし 笑。
だが上の通り度を過ぎて入っていたり寝たりすれば最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞で本当の重病になってしまうし、悪ければ命を落とす事が報告されている。
だから十分気を付けなくてはならないのだが、だからといってこの時期、こたつナシではやっぱり寒い。
中で寝るまでは行かなくても、そんな気分にもなりやすい。
じゃあどのように使えばよいのか、だるい感じが出ずに体に害がない入り方はないのか?
というハナシになるだろう。
私の場合は長時間入りっぱなしにせずに、30分くらい入り続けたら出るようにしている。
出ると寒いのだが、その時にはヒーターやエアコンを強めに稼働させて、なるだけ室内を暖かくするのだ。
そうすればこたつから出る時の億劫さが緩和させるからだ。
そして同じく30分かそこら、椅子に掛けたりカーペットの上でソファにもたれたりしたらまた入り直す。
こたつの悪影響を完全に排除出来ないだろうけれど、入りっぱなしよりはよいのではないか?と考えてやっている方法だ。
でもやっぱりこたつはこの時期必需品。
一生お世話になると思うし、上手に使っていきたいものだ。
(喜屋武氷捺)