彼氏との付き合いも進んでくると、誰でも考えてしまうのが結婚の切り出し方。
あ~どうしようどうしたら良いんだろう?
というふうに、年齢的にも尻を叩かれてしまう。ってやっぱり同情しかない。
でも、結婚の切り出しなんてふつうは男性側からトライしてくるもんじゃないか、とも思うけれど、最近はなかなか難しいみたいで、本当にいろいろなケースがあるみたいですよ。
ということで、男性からではなくもしも貴女、つまり女性の方から結婚の話を切り出してみようかな?
と思い悩んでいる方がいたらちょっと読んでみてください!
結婚を切り出しやすいTPOで攻略
もう言うまでもなく結婚は人生の一大事。
それを手短な言葉で伝えたりするのは、考えようではとんでもない難事業といえるかもしれない。
だから本当にビビるのはわかるし、心が折れやすい人なら悪い結果になることばかり考えて落ち込んでしまうかもしれない。
でも、ここでよくよく考えてみてみたいのは、
どうやったら結婚を簡単に切り出せるか?
こんなことをまず考えてみるとよい。
簡単に切り出せる「方法」を考えていくのだ。
なぜかって、結婚の話などというとんでもなく重大な行動、いきなり話すなんてなかなか思い浮かばないはずだからだ。
だからまず先に、どうやったら「簡単にできる」のか?
そうやって、段階的に取り組んでいくべきだ。
そう考えて思い至ってみると、まずひらめくことは、
そういう結婚の切り出し方がいちばん楽なTPO。
つまり結婚の切り出しにいちばんふさわしい「時」、「場所」、そして「場合」。それをちゃんとつかんで、そのTPOの有効な中で発言してみることだ。
ダメっぽい「結婚切り出しのTPO」?
逆に、あまり結婚話の切り出しが好ましくない、避けた方が無難。
そういうTPOもあるはずだから、ちょっと触れてみよう。
- これ、考えようによってはいくらでも思い浮かぶんじゃないかと思うけれど、たとえば「時」で言うなら彼氏が年度末などで仕事に追われっぱなしで疲れていたりイラついていたりするような最中に話を持ち込むのは最悪だろう。
彼氏にとっても結婚とくると重大事だし、心身バテてしまっているそんな最中に持ち込むべき話ではない。ここでちょっと言うと、それでもこういう時に貴女の方から言いたくなってしまう気持ちになることがあるかもしれない、ということだ。
例えば貴女の方でいろいろな意味から「焦り」の気持ちが出てきたりして、そのせいで彼氏のしんどい現状まで思いやれないような時だってある。でも、あくまでもそれはNG!としっかり普段から心に刻んでおくべきだ。焦ったりいらつくからと言って感情のままに切り出すと、彼氏にかえって気持ちの負担を強いることにもなりかねない。
- 次に「場所」について。
意外な話だけれど、普段からデートコースなどでお互い行き慣れていたり見慣れている景色の中での切り出しというのは思いのほか勇気がいるみたいだ。なぜかというと、普段から慣れている場所だけに、結婚の話など普段ではしてもいないような話を持ち込んでしまうのは貴女にとってもメンタル的にハードルが高くなる。
そして、彼氏にとってもいざそんな見慣れた場所で切り出されてしまうと「えっ!?」となるに違いない。
もちろんそれでもうまく話がまとまることだってあるかもしれないけれど、そういう「場違いな話」というのはお互いに言い間違えたり、話を勘違いしたりするリスクが増えることだって考えられる。 - また「場合」について言うと(「場所」もハマッてくるけれど)、二人で飲みの席で一緒に飲んだりして、その勢いで結婚話を持ちかけてみるのもあまりよくないはずだ。
なぜかというと、酔った勢いで思考がやばくなってしまっていた、というのもあるし軽口をうっかり聞いてしまった、とされてしまうことだってあり得る。だからというかそういう飲みの席での約束事というのは当てにならないことが多い。
下手をするとそういう曖昧な会話の中で結婚などの「大事な約束をした」、と貴女が言い張ったとしても、彼氏の方では「いや覚えてないんだけどな」とかに落ちてしまうことだってあるだろう。
さらに下手を重ねると、そういう貴女と彼氏とのイエス、ノーの違いが元でトラブル勃発のリスクだってあったりする。最悪事案になることだってないとはいえないし、たとえその場でうまく解決できたとしても、後々で一生思い出したくもない記憶にもなったりするはずだ。
他の経験女子の話を聞いた限りだけれど、「飲みの席」での失敗がいちばん後々でキツいようだから、特に彼氏や貴女がお酒が好きならなるだけ注意に越したことはないだろう。
「おすすめTPO」
逆にもちろん「こうしたTPOを選ぶと良いよ」的なケースもある。
成功失敗の保証もできないし、そしてカップルの内情によってもいろいろだからひとくくりにはできない。
だから、あくまでも次にお伝えするのは結婚を切り出してうまくいった、つまり「それがきっかけで結婚した」人たちの「声」。
それに私自身がちょっと注釈的な意見をつけてみた。
ぜひご覧いただきたい。
- 同棲生活とか、実際の「結婚生活」に近い形にかこつけて結婚の切り出しをする。
これ、すごく面白い形だと思うし、個人的にも一つの有望株だと思う仕方。
仲のよくなった彼氏と、結婚とはいわないまでも「まず先に」同居、同棲をちょっと提案してみてみる。その上で、彼氏の反応が好ましいようだったら、
本当は私ね、」
という感じで、結婚へと話のグレードをアップしてみるのが一つの手だ。というか、すでに同居や同棲しているようなら、もっと切り出しやすいとも言えるだろうし、もっと自然に結婚の話までスムーズに行くことが期待できるはずだ。
- 「サプライズ」で結婚をいきなり切り出し、という手もあるだろう。
相当にリスキーかもしれないし、彼氏のことをよくよく理解していなければハードルがかなり高いかもしれない。
だから諸手でオススメするのは難しいけれど、それでも度胸のある方とか、彼氏への熱愛が至高のレベルと自覚しているなら、押せ押せムードでこういうのもアリだろう。やり方はいろいろだけれど、まずは彼氏の誕生日を狙ったり、カップルにとっての「記念日」的な日を狙って、いきなり彼氏にアピール!というのがミソだ。
たとえば出逢って付き合い始めてから2年とか3年とか、「ちょうど〇年」の記念日を射程に入れて、プレゼントと一緒に(なくても構わないと思うけど)貴女の想いを打ち明けてみる。
- 二人の環境が激変したりした時に打ち明けてみる。
たとえば彼氏や貴女の異動や転勤によって、今まで近場で付き合えていた二人が遠距離の関係になることが決まったときなどだ。
こういうときには私も思い当たるけれど、万一それほどに愛着がわかない相手だったとしてもけっこうヤバい哀愁があったりすることがある。
ドライな言い方で申し訳ないけれど、こんな時には貴女そして彼氏の方だって、今まで身近にいたので分からなかったお互いの想いがあらためてハッキリ理解できるチャンスでもあるはずだ。
そんなときには思い切って、結婚を切り出すよいチャンスでもある。異動などでは彼氏の方でも気持ちが動揺している期間でもあるから、確かに安易に言い出すのは怖い。
そんなことをいきなり言われても動揺の方が勝ってしまうことだってあるかもしれない。でもそういう動揺はふつう一時的のもので、必ず後で気持ちが落ち着いてくるものだ。
だから、いきなり貴女の想いをぶつけた当初、彼氏はあまり乗り気じゃなかったとしても、何度か話を重ねていけば想いがちゃんと伝わることだって十分考えられるはずだ。
貴女は「成り行き」型?それとも「改まり」型?
読まれてみて
いかがだっただろうか?
どうやったら結婚の話を彼氏に切り出せるか、それを考える励みに少しでもなっていただけたら幸せです。
でも、ご存じのとおり結婚したいきさつは基本的に十人十色で、十組のカップルがいたら十通りのいきさつがあったりするわけで、けれどもそんな無限のいきさつにもすごく自然で決まった流れというもの。
そういうものがあるんじゃないだろうか?
でなければ切り出し方だって難しいし、タイミングとか雰囲気とか、要するにTPOをどうしたらよいかなど絶対に見えて来ないはずなのだ。
そんな中、ごくごく大まかに結婚の切り出し方を二つのケースに分けてみると、わかってくることがある。
それは、結局は
本人同士の関係がどんなか?
コレが一つのポイントとして見えてくると思う。
そこから「成り行き」型の人、そして「改まり」型の人に分かれるんじゃないかと思う。
「成り行き」型は、付き合いが長くて気心知れていたりして、その中で結婚の話を自然にできる、そういうサラッと感が好きな人。
「改まり」型はその反対に、例えば結婚は人生の一大事なんだから、きちんと本人やその家族に面と向かって報告し、本人同士もそういうかしこまったシチュエーションの中で宣言するのが本道だ!と言うタイプの人。
たとえば、知り合って付き合ってずいぶん長いとか、知り合って間もないけれど、フィーリング的にすごく彼氏と相性よいとか。
他にもなんだか運命的に「この人とはゼッタイ一緒になるんじゃないか、と感じる」みたいなケースだってあったりする。
そんなふうに、お互い惹かれるものがあるし、だからこそ貴女もまた結婚の切り出しをどうしたらよいのか?みたいに考えていくわけのはず。
でも上のとおり、カップルによって事情はいろいろだ。
そしてもちろん関係の持ち方あり方だって違う。
こうした無限大の関係を二人で一緒に見つめて、結婚へのきっかけをつかんで、上手に貴女の方からも切り出すチャンスをぜひ見つけていただきたい。
付き合い続けているということは、彼氏の方だってもちろん貴女といつか結ばれたい、と願っているにちがいないし、二人が素直に自分たちの気持ちに従って行動すれば、やがてその日が来るにちがいない。
喜屋武氷捺(きゃんひなつ)