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「運命の人が夢に現れた」は早計?成功の保証ナシ危なすぎる理由も

夢の中で現れた見知らぬ男の人。
「もしかしたら、自分にとって運命の人なのかも?」
って考える人は多いはずだ。

夢みたいに基本自分の意思ではコントロール出来ないような世界に、そういう年齢をしていて、しかも知らない、遭ったことがない男性が出てくる、みたいな経験をしたら、とっさにそれが「運命の人」。
と思い込んでしまうのがある意味人情!

その男性、全然運命の人ではなく、むしろその逆パターンだってありうる。
保証なんかないし、そこは落ち着くべきだ(!)

それをちょっと語ってみよう。

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「運命の人」というワード自体が当てにならない?

誰だって、自身の運命の人となる男性には出会いたくて仕方ないはずだ。
とにかく結婚相手として一番ふさわしいハズ。
だから、そういう人に出会う際には、そのまえに何かの「前兆」があったっておかしくはない。

ヘンにスピに溺れなくても、普通のここまでは考えるだろう。
占いに凝っている人だったりしたらなおさらになる。
考えてみれば、「運命の人」という言葉自体がすごく夢のワード、占いチックだ。

でもそういう夢を壊してしまうかもしれないけれど、あくまでも最後まで冷静でいるべきだ。
このせこい世の中、いろいろな甘言とか甘い情報にほだされて、夢が悪夢になってしまうことがいくらでもある。

たっぷりドライに考えれば、宗教だって企業だってそういう手練手管を駆使して法律の穴を抜け、何とかして人から金目のものをゲットしよう、という世の中。誰だってここまでは気付いているだろう。

細かいことはさておいて、「運命の人」という言葉はそのひびきと裏腹に大きなリスクがあるにちがいないし、よくよく冷静に考えればどこにも保証のない、当てにならないワードではないだろうか。

自分で「運命の人」だと思い込む?

くどいけれど、夢の中で、知らない、若い男の人が出てきたからといって、それが直に

「この人はもしかして私の『運命の人』じゃないかな!?」

と判断してしまうことは、まず落ち着いて一息ついてみること。

注意すべきは、そういう普段の理性的な考えが麻痺してしまうような気持ちになってしまうときだ。
気持ち的に、すごく不安定になっているような場合が一番怖いかもしれないけれど、さらにもっと注意が必要なのは、そういう気持ちのあり方が常駐的になってしまって、自分でも変だという感覚が薄れていってしまっている場合になるだろう。

仕事でうまくいかない、家族や友人たちと仲が悪い。
などの理由から、何となく自分が独りぼっちでさみしくなっている場合が特にそうかも知れないけれど、そんなときにはどこかで甘い夢や言葉が欲しい、気持ちが楽になりたい、と思うにちがいない。

そして最悪、別にそういう外部からの誘いだけではなく、さみしくなればなるほど自分自身でそんなふうに都合のよいように思い込むことになるかもしれないからだ。

そんなとき、夢のなかで若い男の人が現れたらどうだろうか?
果たして、もろ手を広げて
「この人、ぜったい私の運命の人!」
と絶賛してもよいのだろうか?

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夢に出た「運命の人」は、とんでもない人だったということも?

ただ、不安定な気持ちの状態のままで夢を見るとヘンテコな夢はよく見ることが多いようだ。
現に、そういう風に気持ちが不安定だと夢の中で心霊写真を撮ったり幽霊にあったりとかするらしいし、よくあるのが変な人に追いかけられる夢、というのも有名かもしれない。

私の経験では自分の仕事の先行きが不安になっていたとき見た夢の中には、自分の立っている地面が平らでなく、変に断崖絶壁になっていたり、それこそ奈落に落ちかけるような感じのものもある。

夢の中では、それこそ起きている間に抑えていた感情とか気持ちなどが全部解放されていく様な感じがある。
そんなときに見る夢というのは、ある意味鮮明になるが、その夢になんだかすごくこだわって起き出した後も変に覚えていることもある。

でも、夢というのはそんなふうにすごく不安定なものだ。それはハッキリ伝えておきたい。

ただ、そういう生々しい夢を見ることもあるにはあるけれど、考えられることとして、そんな夢を見ないようになるべく努力すべきではないだろうか?
もちろん、
「運命の人に夢で会いたい」
というのは気持ちとしても肯定できるし、そうありたいとも願っている。
その逆に、イヤな夢は極力避けたい。

その中でも、一番避けたいのは
「『運命の人』だと思っていた人に本当にあったけれど、全然そうじゃなかった。」
とか、むしろ
「とんでもない、一生会いたくないような男の人だった!」
となる可能性だってある。

まず現実世界を良くしていくよう努力すること

じゃあ、本当に運命の人と出会えるにはどうしたらよいだろうか?
とにもかくにも一番の力点はここになるはずだ。

夢の中でそういう人に会える、というハナシは一つのロマンチックなストーリーになるけれど、本気で全力で信じ込んでしまうのは保証のない、はまり込んだら本当にとんでもないリスクが待っていることでもある。

というふうにまとめて見ると、大体見えてくることがあるんじゃないだろうか。

要は、まず自分の出来ることを現実の世界で考えて行くこと。
悪夢を見るのはカンベンして欲しいけれど、それは上の通り、一面で自分の気持ちの不安定とか、心配から来ていることだって大いにあるだろう。

だから、まずはそういう自分の気持ちを平らに、フラットにしていくよう努力してみてはいかがだろうか。
人間関係を改善しようとしてみる、仕事を見直したり自分の将来をきちんと整理して考えてみる。
こういういわば足元から出来る努力を「起きている間」に目指す、ということだ。

もちろんこれが出来た、うまくいったからといってそうそう夢の中に運命の人が現れてくる、などとはやっぱり保証できない。
けれど、気持ちが落ち着いてフラットになってきたら、人との関係も円滑に進んで行くのは予想できる。
そして、その中で良い人間関係が新しく出来たり改善できたりすれば、どこかで運命の扉だって開いてくるかもしれない。

あくまでもこういう「しれない」になってしまうけれど、それでも100パーセント間違っている考え方とも言えないはずだ。
むしろ私はそういうふうにして、まず投げやりになってしまっている実際の自分のあり方を見つめ直してみたい。

「現実を見直そう」。
そして、
「現実の生活や仕事、人間関係を改善しようと出来るものなら、出来る範囲で良いのでまずトライしてみよう」。

そして、それが出来た、何とかなった、と自分で思えた時点で、積極的に運命の人を探してみるのもよいにちがいない。
その時には夢の中で、というよりも現実の中で。

喜屋武氷捺(きゃんひなつ)

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