ちょっと信じられないが、アラサーや30代なのに、女性が自分のことを下の名前で呼ぶというケースが意外に多いのをご存じだろうか?
その女性心理、良くも悪くもいろいろ解釈があるようだが、子供じゃあるまいしまさか30歳にもなって自分を下の名前で呼ぶ、という女性がいったい本当にいるのかな?
たとえ彼氏の前で自分をかわいく見せようとしてもちょっと寒い感じがするのだが、そこには微妙に女性心理が絡んでくるようだ。
20代まで自分を下の名前で呼ぶ友人がいた!
ちょっと「身近」なところを探ってみたところ、友人女史の中にそういうふうにして自分自身を下の名前で呼ぶような女性が確かにいる。
といっても彼女、そういうふうに自分を自分の名前で呼んでいたというのは大学在学時代まで、つまりせいぜい20代前半までだったそうだ。
女性心理として、自分をかわいく見せようとする気持ちの表れ、そして自分をそういうふうにして呼ぶのは相手に気を許している証拠でもあるとか言われている。
細かく女性心理を探ると、もっと深い意味があるらしい。
それは下で語っていくが、大学生で仲のよい友達とかサークル仲間の間ならば、確かにそういう気持ちにもなりやすい。
うーん、そういえば大学時代を振り返ると、たまにそういう女子大生いたかも。
でも個人的には大学に入ってまでそんなことをしていたことはスゴイ勇気だと追ってしまうのだ。笑。
30代は意外に多い!下の名前で自分を呼ぶ女性
今は私とともにお互い30代のイイ歳になってしまったが、しかしながら実際の統計を見てみると、自分を下の名前で呼ぶ女性の割合は20代、40代よりも30代の女性の方がかなり多いというショッキングな事実がある。
《自分のことを下の名前で呼ぶ女性》
・20代 15.3%
・30代 21.3%
・40代 10.7%
30代女性が40代女性のほぼ倍も下の名前で自分を呼ぶというのもスゴイが、自分的には40代女性でなお10人に一人、下の名前で自分を呼んでいる人がいるというのが驚きだ。
さすがに仕事や形式的な場など、パブリックなシーンではやらないんだろうけど、同性ながら女性心理の奥深さに深く感動してしまう。笑
そしてほぼ間違いなく私と同様の感想を持つのが大半の女性だ。
私の友人にもアラサー女性は多いが、みんな同じような意見だ。
“痛い、寒い、鳥肌立つよ”、“ドン引きする”、 “子供だったらかわいいけど、大人でそんなことをすると、やっぱり精神年齢が何となくそんなふうに思われるよね”、などなど。
終いには
「この統計ウソでしょ?」
という声まで上がっていたりする。爆笑
だが世の中は微妙にバランスを取っているというのか、中にはやっぱり30代半ばでも自分を下の名前で呼ぶ女性、夫の前での主婦や、あまつさえ会社の中で「実行」している女性もいると言う。
これもショッキングだ。
自分を下の名前で呼ぶのは、日本語と自己主張に揺れる女性心理の現れ?
20代もそうかもしれないが、30代40代にもなって自分のことを下の名前で呼ぶ女性、その女性心理を見れば、多くの人が指摘するように、子供の頃のかわいさを今でも出そうと躍起になっている現れかもしれない。
子供の習慣がそのまま続いていたと言うことにもなるのだが、それ以外に日本語という言語空間による男と女の相違点が微妙に影響しているという意見もある。
どういうことかというと、普通男性が自分を代名詞で呼ぶ時は個人的な、親しい間柄同士の時には「俺」か「僕」、そして公的な場で「私」となる。
ところが女性の場合、どの場面でも「私」しかない。
つまり女性が「私」という表現で自分を呼ぶ時、公私混同みたいにして、自分の存在感が曖昧になるというのだ。
そういった微妙な差異を、自己主張の強い女性は嫌って、アラサーになろうと40代であろうとあくまでも自分を下の名前で呼ぶことでその存在感をアピールしている、という。
実際、私も中学、高校時代に自分のことを下の名前で呼んでいるクラスメートの女の子がいたが、何となく我が強そうで自己主張の旺盛な感じがしたものだ。
こういう女性がいたらどう考えればよいの?
で、出会うケースはまれかもしれないし、あくまでも30代40代で自分のことを下の名前で呼ぶ女性がいたとしても、相当に気の合う仲間同士とか旦那の前などに限るのではないかと思う。
多様化した社会なのだから、別に大きな迷惑をかけるようなことでもない限り、このくらいの自由さはあってもいいんじゃないか、というのが個人的な意見だ。
もちろんこういうふうに自分を自分の下の名前で呼んだり指したりすることに、嫌悪感を持つ女性は上記のように多いし、どちらかと言えば私もそんな印象を持つ方だ。
何となくちょっと打ち解けにくそうな女性に見えるのも確かかもしれないし、なかなか受け入れがたい部分もあるかもしれない。
でも一方で、自分を大切にする現れだとか、年齢を超えて基本的な女性の魅力を見せようと努力しているという見方もある。
また、そういう女性を見ている男性達の中にも好意的な意見もあったりするのだ。
なので、これから先、社会や慣習が変わっていくに従って、ゆる~くこうした女性達が主流になっていくこともあるかもしれない。
(一ノ瀬絵美)