鼻づまりを治す方法はいろいろあるし、原因も様々だ。
だがそのときすぐに役立ってくれる即効性のある方法がツボ。
手軽に自分でできるし、どこでも行うことだってできるので超おすすめな方法だ。
この時期、やっぱり鼻づまりになったら一番疑われやすいのが花粉症。
ほかにも風邪が原因の時もあるが、鼻づまりとともにくしゃみや鼻水が立て続けに起こってやまなかったら、医者に診てもらうこと以外にはやっぱり花粉症を疑った方がよい。
そんな花粉症の症状を速効で治し、鼻をすっきりさせるツボの場所、そしてツボの押し方を見てみよう。
ツボの位置と押し方
鼻づまりを治す方法で利用するツボは、まず鼻の左右の小鼻の外側のすぐの場所で、ここに「迎香」というツボがある。
この迎香を人差し指でもむように押し続けてマッサージする。
迎香よりも1センチほど上にあるのが「鼻通」と呼ばれるツボで、これも効果があるとされているツボだ。
そしてもう一つ、両目の目頭にあるのが「晴明」と呼ばれるツボになる。
これらのツボも左右に対になってある。
迎香と同にようにマッサージする。
要領は迎香と同じとなる。
理想的には30分ほど押し続けるべきだが、ものの2,3分で効果が現れる場合が多い。
ただ、2,3分などほんの短い間押し続けても、やがて後になるとまた鼻づまりが起こってしまうことも多い。
なのでなるだけマッサージを続けることが大切だ。
また、最初のうちはどこら辺にツボがあるのだかわかりづらい場合も出てくるかもしれない。
そのときは押す位置がぴたりと当たると、ちょっと強めに押すとズーンという鈍い感触がある。そのあたりにツボがあるはずだ。
また、いつまで押し続けていても効果がないなどの場合には、間違った場所をマッサージしていることも考えられる。そういう時には少しずつ雄位置を変えてみたりするとよいだろう。
何度もやってみているうちにだいたいどこかわかってくるので心配はいらない。
また、寝ているときに片方の鼻が詰まったりするときには、そちらの小鼻の脇の迎香だけ揉み続けると通ってくるようになる。
これらのツボは要するに鼻の機能を刺激するツボに当たるため、鼻の周りにあると考えられる。
だから花粉症を治すツボでもあるのだが、もっと具体的にはくしゃみや鼻水、鼻づまりを治す方法として有効なのだ。
花粉症は西洋医学よりも東洋医学の方が頼りになるかも
鼻づまりに限らず花粉症や風邪の症状としてよく経験する鼻水やくしゃみなどは、顔にあるツボを押し続けているといつの間にか直ってしまうことが多い。
しかも風邪薬や花粉症の薬と異なり、副作用などもないため、知っていると本当に便利だ。
逆に病院などで処方されるそういった薬は、逆に副作用などもあるのでむしろおすすめできないというのが私の本音だ。
副作用にもいろいろあるが、風邪薬などはとりわけ複数のウィルスに対応する薬剤が混ぜられているため、医師などは風邪を引いても患者に出しているような風邪薬は飲まないなどということすらある。
また、米国のある大学研究チームの発表では、花粉症や風邪薬を長期間服用すると将来的に認知症やアルツハイマー症が発症しやすくなるなどという研究がなされている。
医者も飲まないほどなので、本来的には飲むべきではないといえるはずなのだ。
鼻づまりを治す方法として、ツボ押しがもっとも安全で速効性あり
私も花粉症持ちなのでいろいろ今まで治し方、改善方法を試してみたりしているのだが、結論を言えばこのツボ押しが花粉症の症状を改善するのに一番よいといえるかもしれない。
一つには無料。
そして場所をとらず自分で手軽にどこでもできる方法だ。
そしてさらに速効性もあるし、また上記のように薬剤を使わないので、副作用の心配も一切ない。
だから一番早くて安全に症状を改善してくれるといえる。
だから、ちゃんと症状を改善しようとすれば30分という長い時間ツボを押し続けていなくてはならないのだが、それを除けば薬を飲んで後々面倒な副作用などを心配する必要はなくなるのだ。
ただ、ちょっと話は外れるのだが、医者や薬剤師は確かに風邪薬や花粉症などの薬を使わない、ということがよく聞かれる。
それじゃ私たちが病院などで処方してもらっているあれらの薬は、いったい何だろうか?
それほど危険性があるというのならば、どこかで規制ももっとかけなければならないのではないんじゃないだろうか、などと思うのだが、なんだかこのあたり、日本の医療現場が変にねじれているようにも思われる。
なのでもしも風邪とか花粉症などの症状に見舞われたら、せめてもの気遣いとして、最初にこのようなツボ療法を試してみることをおすすめしたい。
それでも症状が改善しないというのならば、そこで医者にかかるというのがよいに違いない。
とにかくそういうわけで安全だし速効で鼻づまりを治す方法としてのツボ療法、花粉症の方はぜひ知っておいていただきたい。
(増淵夕子)