小林麻央さんが、重病で激やせの体でも精力的にブログKOKOROで近況を伝えてくれている。
すでに1月29日に退院して2月も自宅で過ごしているが、その前には「泣いても良い」と言うタイトルのアメンバー限定記事などもアップし、病状の深刻さを語っていたようだ。
だがその後、外出したり食事が進んだりと、信じられない回復傾向を見せている。
もちろん小林麻央さんの病気がどんなものなのか考えれば、決して楽観視は出来ないかも知れないし、ブログKOKOROでも細い足の自撮り画像、激やせの様子がありありと分かる。
「泣いても良い」記事を書いた彼女の気持ち、推し量ってあまりあるだろう。
でも、それでも麻央さんと同じ病気から生還した人だっている。
そういう方たちのことからも考え、この2月彼女は今後回復するためにどんな方法があるのだろうか?
激やせだけど以前よりも体調が回復した2月?「泣いても良い」記事の頃を乗り越えたのかも
小林麻央さんはあらためて言うまでも無く末期の乳がん。
すでに転移が激しく、肺転移か骨転移、そして最近分かったのはお腹の皮膚にまで転移があったことまで判明している。
一体に末期がんになると多くの患者の方たちは肉がそげ落ちて激やせ状態になるが、 小林麻央さんもそういう状況になる。
抗がん剤や放射線治療による副作用もある。
麻央さん自身、そういう自分の姿を何度となく見たり、また見る度に意気消沈していたことだろう。
アメンバー限定記事もこの頃増えている。
「泣いても良い」と銘打った記事も、その一つで、内容は計り知れないけれど非常に切羽詰まった病状を伝えているとも言われている。
読者への配慮から限定記事としたのだろうし、またそういう自身の本当の有り様を伝えるのは自分に摂っても苦しかったにちがいない。
でもこの2月、ブログKOKOROでもそういう内容がちらちら見えるのだが、海老蔵さんのつくった玉子かけご飯を完食したり、抗がん剤矢放射線療法による食欲不振が治ってきて、前よりも食べられるようになってきている。
特に海老蔵さんのオフィシャルブログでの玉子かけご飯の話は私の好きな記事だ。
でもなぜ今になってこういうよい兆しがいくつも現れてきたのだろうか?
原因の一つとして、やっぱり小林麻央さんが望んでいた退院がかなって、2月に入る前、子供たちの末自宅に帰ってきたことから、特に気持ちの上で元気が出てきたこと。
これはかなり大きいのではないだろうか。
もう一つは、今の2月現在、本当に何らかの回復の兆しが見え始めている。
そういう見方も出来るのではないだろうか?
何より麻央さんは笑顔を絶やさないし、なぜ自分がこういう病気になったのかおそらく自分なりに理解しているはずだ。
本当に、我慢せずに泣きたいときは泣いても良いと思う。
だがその先はぜひ笑っていただきたい。
その上で今の自分が本当に回復するには何が一番大切か?
小林麻央さんは、自身の退院も含めて、そういうことを真剣に考えているにちがいない。
記事には細かく書いていないけれど、麻央さん自身今でも探し求めているはずだ。
小林麻央と同じ病気で生還した人たちに学ぶべきこと
そのような中、医療には私など全然素人でその点大変申し訳ないけれど、あくまでも実際に小林麻央 さんのよう同じ病気、同じ末期がん、そして同じ激やせ状態だったのに奇跡の生還をしたという方のケースをお伝えしてみたい。
その人は樹木希林さん(74)だ。
樹木希林さんは2004年頃に乳がんが発覚。翌年に右胸部を全摘出したが、その後再発して2007年に放射線治療。
しかし手術を受けたのは初回だけで、後は何にも無いまま、ついに2014年1月には「治療終了宣言」を発表。今に至っている。
樹木希林さんがほぼ完治に等しい状態にまで回復し、今健康を教授している原因、ひとまずは二つの治療法がありそうだ。
一つ目には「四次元ピンポイント照射」と呼ばれる特殊な放射線治療。
これは実は鹿児島県・鹿児島市内にある「UMSオンコロジークリニック」という病院で行われている放射線治療法で日本に一カ所だけしかない、という驚くべき場所。
もう一つは信じられないが、樹木希林さんはあえて自分の意志で少食を目指して痩せようと努力したと言うことだ。
何でまた?
と思うかも知れないけれど、超少食によって免疫力を最大限に引き出すことが出来ると言われていること、そしてがん細胞にとってブドウ糖が最も好物だということだ。
樹木希林さんは芸能界の仲間から激やせした様子を見られていたようだが、それはある意味奇跡を起こす前兆といえたのかも知れない。
あらゆる栄養分は摂取しすぎて体内から排出されなくなると、ブドウ糖に変わることが知られているが、さらにそれは中性脂肪へと変わってくる。
中性脂肪は万病の元と言われる動脈硬化の原因になる。
つまり
「栄養も取り過ぎると体外に排出されない限り猛毒になり得る」
と言ってよいようだ。
禅宗のお坊さんたちの食事は非常に少食、質素なことが知られている。
しかしながらそれでも非常に健康な様子だが、おそらく上の様な理論を古い時代から知られていた、経験的に分かっていたのではないだろうか。
小林麻央さんも確かに今、激やせの状態になっているわけだが、少食はこういう情報を考えればある意味道理があるようにも感じる。
でも笑顔を絶やさないし、免疫力についてはご自身で非常に心を砕いているようだ。
「泣いても良い」と言う記事。
泣くという行為も、ストレス発散を促して、免疫力をアップさせる。
そのような裏の事情があるからこそ、小林麻央さんもあえてそのようなテーマの記事をアップしたのだろう。
2月はご自身の食事生活をしっかり見直して、こういうケースもあること、そして今の自分に一番適した食生活。
それらのことを医師とも十分確認し合うとよいのではないだろうか。
免疫力の強化も大切に!そのためには体温の向上も
他によく聞く情報として、免疫力がつくことでがんやアレルギー、ウイルス感染などを防ぐことが出来る、と言うのがある。
その免疫力をつけるには、いろいろな方法がすでに指摘されている。
1・食事生活をしっかり見直す
2・ストレスをためない
3・平均体温を上げる
まず一つ目の食事生活、これはよく言われていることだ。
ある長寿の方の食生活を聞いたことがあるが、毎日海草類をたくさん食べていたという。
わかめなどの海草類、大豆食品などはがんを抑制する効果が絶大だと言うのはよく言われることだ。
また、小林麻央さんも実践中なようだけれど、笑うことでストレスは改善できる。
他にも太陽光線を浴びたり、運動したりすることでストレス解消になる。
最後の平均体温。
これは意外と盲点になるが、実のところ人間の体温が35度になるとがん細胞の活動や増殖が一番活発になることが知られている。
このため、ほとんどのがん患者の方たちの平均体温はすごく低いことが分かっている。
だからこの平均体温を何とかして向上させることも大切だ。
そのためには運動で筋肉をつけること、白湯などの温かく、健康によい飲み物をふんだんに活用すること、ショウガなどの食べ物を多くとるようにすること、などが施策になると思う。
すでに回復の途上にある小林麻央?2月はぜひ奇跡を起こしてほしい!
小林麻央さんは、すでに2014年にがん宣告をされていたと言われているが、その頃からおそらく彼女自身、今の激やせ状態になってしまうかも知れないと言うことは分かっていたのかも知れない。
でも、それはほぼすべてのがん患者の方が経験していること。
そして言う言葉もないほどに辛いことだ。
泣いても良い。本当にそうだろう。
だが、夫の海老蔵さんが妻・小林麻央さんの余命について2016年すでに医師から宣告されていたと言うことを1月の特番の中で伝えていたが、同時に
「今すごいことが起こっている」
と、彼女の存命自体に驚きを隠さず語っていた。
一般の方々も、麻央さんの様子がブログKOKOROや報道で取り上げられ都度、余命については推測が流れていたし今後2月、3月以降も同じかも知れない。
だが少なくとも医師が最初に宣告した余命。
16年3月という情報からはすでに1年近くが経過している。
激やせであろうと、彼女は健在だ。
玉子かけご飯を麻央さんがおいしく平らげたとき、海老蔵さんが自分のブログに載せた自分の顔写真。
目が潤んでいた。
本当に良い表情だったと思う。
泣いても良い。ぜひ泣いてほしい。
2月も寒さは厳しいが、どうかこういうときには体力低下からかかってしまいやすい肺炎などにもくれぐれも注意していただきたい。
そして樹木希林さんのように回復するよう、がんばっていただきたい。
ブログKOKOROの記事アップもご自身のペースで今後続けて行かれるよう、心から願っていたい。
(増淵夕子)