半年で10キロ痩せる、というのは私にとっては“偉業”だった。
けれども本当に痩せてしまった。
痩せる努力をしたんだから当たり前とは言えるけれど、こんな簡単な方法で、しかもコスパ抜群で痩せられる方法。
それを痩せたいと願っている方々にこっそりお伝えしてみたい。
お金?かかりません。
それどころか私がやってのけた半年で10キロ痩せるという方法。
従来のダイエットよりもお金かからないんじゃないだろうか?
でも我慢はちょっと必要です。
これだけは最初にお断りしておきたい。
と言ってもそんなキツいわけでは全然ないない。
やってみるかどうかは貴方次第!
私が行った半年で10キロ痩せる方法は、飲むことと食べること?
半年で10キロ痩せる方法というのは他でもない、食事制限だ。
まずこれが基本になる。
糖質を減らす、そして青魚を食べること。
もったいぶる気は全然無いから、最初からやり方をガンガンお伝えして見たい。
まず糖質満点のご飯の量。
これを必ずスケールで毎回量り、絶対に160グラムを超えないこと。
でもたぶんここまではどなたも普通にとる食事の量のはずだ。
だがしかし、よくよく考えていただきたい。
おかずはどうなっているのだろうか?
そして間食は?
飲み物は?
冬場など、こたつに入っていればミカンも食べる、お菓子もつまむ。
そしてテレビにかじりつく。
そんなあんばいではないだろうか。
要はこれらを全部やめること。
そして飲み物はと言うと私の場合、白湯、そしてノンシュガーのコーヒーが基本だ。
半年で10キロ痩せる方法というのは、だからこういう生活習慣の改善と密接に結びついているものだ。
肉を控えて青魚を食べ続ければ本当に痩せる!
まず私がおかずでぜひおすすめしたいのは青魚。
サバ缶の一番安い、1個90円で48個入りを通販で注文し、毎日これを一缶ずつ開けて食べていた。
そしてその他にも青魚の開きとか、煮付けなどをこしらえて食べ続けていた。
肉や肉料理よりも断然やすくてお財布にすごく優しい。
魚の嫌いな人はぜひ好きになってほしいくらいだ。
そうしたところ本当に12㎏近くの減量に成功。
最初は半年で10キロ痩せるなどとは夢にも思っていなかったが、嬉しすぎる誤算だった。
だいいち最初の内、私も青魚をとり続ければ痩せる、というのはほとんど迷信じゃないの?と思っていた。
でも他のダイエットで何度か失敗した後、ダメ元でいろいろな情報を元に、魚が好きなのでいけるかな、と一念発起して始めたのが2016年初夏の頃だった。
青魚にはDHAやEPAという、あの厚労省ですら摂取を推奨している脂肪酸の一種が含まれている。
実際にさんまなどの青魚を毎日摂っていたら本当に痩せた、という情報もネットで見かけるし、また青魚を食べることはサプリも含めて健康に非常に良い。
私のおすすめな青魚は以下の通りだ。
・サバ
・サンマ
・アジ
・ブリ
・サワラ
・イワシ
・マグロのトロ
これらどれもDHAが豊富なことで知られている。
鯖などは缶詰で十分。マグロのトロは高いので、別に本マグロにする必要はどこにもナシ。安価なメバチマグロのトロで十分だ。
普通に肉を食べ続けているのといったいどっちが食費が楽だろうか、言うまでも無いだろう。
料理はいろいろセオリーもあるようだけれど、バラエティーを考えれば開きでも煮付けでもお好きなように。笑
こたつは取り除くのがおすすめ
ダイエットのために断固としてこたつはおすすめしない。
これが私の考えだ。
こたつは体温調節がきかなくなって風邪を引きやすくなるし足がむくんでしまう。
しかも知らないうちに脱水症状になりやすい。
このため血行も悪くなりがちで、肌荒れも深刻になる。
下手にこたつにくるまってコタツムリ状態が続けば、最悪脳梗塞の恐れだってある。
この隠れ脱水症状を避けるために、こたつでミカン類を食べることがよく言われているが、問題はその量だ。
ミカンは確かにビタミンCも豊富だが、糖分も多く含まれていて、これを食べ過ぎれば当然に肥満の原因になってしまう。
成人が1日に食べるミカンの量はいいとこ2,3個くらい。
おそらくこたつ愛用者の方々の中には、喉が渇いてもっと多く食べている人もいるはずだ。ジュースなども飲むことだろう。
こういう
「このくらいだったら大丈夫かも?」
をきちんと排除する必要がある。
こたつにいったん入ってしまうと気持ちよすぎでどうしても出るのが億劫になってしまう。
仕事疲れなども手伝って、夜にこたつの中で一晩過ごしたり、そこまで行かなくとも寝る直前までずーっと入りっぱなしの方は多いはずだ。
私が自分の経験的な感覚でいうと、こたつに入り続けて大丈夫なのは良いところで30分から1時間くらいだろう。
でもそのくらい過ぎた後に、さっとこたつから出られる方は絶対にごくごく少数。
だから愛好者の方には申し訳ないが、こたつは危険だと信じている。
このことは十分ご理解いただきたい。
間食はNG!空腹な時には白湯を飲むこと
半年で10キロ痩せる方法、最後にこれもかならず守っていただきたいのだが、とにかく間食をすると胃腸が休まらない。
せいぜいリンゴ1個を1日に食べるくらいにして、他の菓子類などは絶対に捨ててしまうこと。
これも間食による食費が浮くので、すごくコスパ抜群な方法になる。
ただ、こうなるとどうしても気がかり、というかダイエット失敗の元になる用件が浮上する。
空腹感だ。
そこでそういうお腹がすいてしょうがない時におすすめな飲み物がある。
それが白湯。あの“湯冷まし”だ。
お茶でもコーヒーでもない、単なる水を沸騰させて冷ましただけの飲み物。
だがこれがとてつもなく健康に良い。
というか、この白湯と一緒にこれまでお伝えしたダイエット方法をコンボさせなければ片手落ちになってしまう。
空腹になる時は大体決まっていて、ダイエット中は結構食事時間の1時間か30分前が多い。
その時にすかさず白湯を飲むと良い。
飲む量は一度につき150~200CC、これを毎食の同じ時間前、そして就寝直前に飲んでおく。
白湯を飲むと体の中から体を温めてくれる。
特に腸を温めることによって免疫機能がアップするし、腸内環境も改善されるのだ。
代謝能力も良くなって血行も促進される。
美肌にも最適だ。
お茶やコーヒーはその成分が胃腸を刺激してしまい、胃腸が休まらないが、白湯は単なる水だけだからそういう心配も無い。
胃腸に一番優しい飲み物なのだ。
作り方は至って簡単。
私はいつもミネラルウォーターをレンジで3分ほどチンして沸騰させ、それを50℃くらいに冷ましてフーフー飲んでいる。
これで空腹を乗り切れるのだ。
食べ過ぎはガチ「がんの入り口」?ムダに食べることを避けること
そういうわけで半年で10キロ痩せる、という方法、私なりに考えて実行したものをお伝えさせていただいた。
今でも続けているのだが本当に痩せてきてしまっている。
逆に考えれば、今までムダな食べ物でお金を使ってしまっていたんじゃないか、と思うほどだ。
30代を過ぎれば代謝能力も衰えてくるので、いくら栄養があるからと言って食べ過ぎたりしていれば、余分なものになっても体の中に貯まってくる。
実はこれがとてつもなく怖いことで、体に残された栄養分は何でもブドウ糖に変化する。
この余分なブドウ糖が実はがんになる元だとも言われているし、さらにそこから変化したものが中性脂肪だ。
これは動脈硬化を引き起こし、万病をつくる元となる。
半年で10キロ痩せる方法、最後にお伝えしておきたいけれど、あくまでもこうしたリスクを見つめ直してみたものだ。
私なりに健康上も有益な方法だと思うし、ぜひおすすめしたい。
でも最初にお伝えしたとおり、ちょっとの我慢は必要になる。
そして効果はあくまでも緩やかなので、必ず数ヶ月を続けていただきたい。
ほかのダイエット方法で急激に痩せる方法もあるようだが、逆にそういう食習慣や生活習慣が改善し得ない限り、リバウンドのリスクも大きいと言えるだろう。
日本人の食生活で減りつつある魚の量もなんとなく気になるし、青魚は確かに痩せる食べ物として、経験的に信じているものだ。
ぜひ以上の情報をご自身なりに取り入れて、ダイエットとともに健全な生活をお送りいただきたい。
(増淵夕子)