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花粉症は免疫力が強いほど症状もきついって信じられない!一体どうすれば改善できるのか

花粉症持ちの私もちょっとビックリな事実だ。
ふつう花粉症の症状を根本的に改善するためには、免疫力を高めること。
つまり免疫力が強い状態ならば花粉症がかいぜんする、とばかり思っていた。
多くの方もそう考えていたのではないかと思う。

だが事実はそうではない。
免疫力が強ければ強いほど、花粉症のアレルギー反応が強くなる。
つまり花粉症の症状自体は酷くなってしまうのだ。

このあたり、花粉症対策のためになくてはならない免疫力の考え方について、ぜひ知っておかなくてはならないことがある。

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とすれば、やたらと免疫力を高めて症状を改善する、というのは「ちょっと待った」ではないだろうか?
だとすれば花粉症には逆に、免疫力が弱い方がよいのではないのだろうか?

このあたり、ずいぶんカラクリがあるようで、いちがいにそうでもないらしい。
花粉症を改善するには、やはり免疫力の強いことは欠かせない。
これは間違いないのだ。

免疫力の強いまま、正しく働くよう整えることが必要

だが、強い免疫力の他、免疫力にもうひとつ求められるものが必要となる。
これが免疫力の働きを「正しく整えること」だ。

つまり必要以上に激しい反応を引き起こすような、間違った免疫力の働きをコントロールして正しく作用するよう整える必要がある。

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そもそも花粉症におけるアレルゲン、つまりアレルギー反応を引き起こす原因となるスギ花粉など各種の花粉は、それ自体元々体にとって何ら害の内ということが知られている。
つまり免疫力が強いとはいえ、それが花粉を排除するように働く必要も無いのだ。

だのに免疫力があらぬ間違った反応をして、これに対する過剰な反応をしてしまう。
なので、花粉症の症状が出る人については免疫力がひとまず強い、ということ自体は悪いことではない。
むしろそうした免疫力が弱くて、花粉ではなく本当に体に有害な者を排除する機能が低い場合こそ要注意だ。

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免疫力の反応を正しく整えることこそが必要!そのための提言とは

じゃあ、そんな免疫力を正しく機能するよう整えるには一体どうすればよいのだろうか?

結果としてこれが今、花粉症の症状を改善するために向けられる問いかけに他ならない。

そもそもそんな「間違った」強い免疫力が生じるようになったのはどういう原因があるかと言えば、やっぱり一つには食習慣が戦後大きく変わってきたことを無視することは出来ない。

そもそも免疫機能はその7割を腸内環境によってつくられるものだし、腸内環境は日本人の場合、肉食によってかなり阻害されているというのが定説のように言われている、という背景があるのだ。

肉食を避けて腸内環境を改善

本来日本人の長の長さは欧米人よりもかなり長いことが知られている。
これは長年日本では肉食の習慣がなく、食物繊維を十分消化できるようにと長の長さが長いままなのだ。

それに対して欧米人の場合、肉食が中心だったので、いたずらに長い腸だと体内で腐敗が生じてしまうことになる。
そのために早めに消化して体外に出そうとする機能を維持しようとしているため、腸は短いのだ。
だが日本人が肉食を継続的に習慣づけてしまうと、そういうわけで体内で腐敗して体調を崩したり、最悪大腸がんなどの大病にもつながりやすいのだ。
そして同時に、そんな食習慣を続ければ腸内環境も不全になり、結局免疫機能を損なうことになる。

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だから一番の対策は何と言っても昔の食習慣、野菜や穀物を中心とした食習慣に変えることだと言えるだろう。
他にも運動不足を解消し、日光浴を取り入れて代謝や自律神経を改善するなどの方法も考えられるが、やはり肉食が日本人の花粉症にとってはカギになる、それほどに深刻な問題ではないだろうか。

肉食をやめるとなると、なかなか現実的とは言えないかも知れないが、努力によってはそれも可能になるとも言えるだろう。
また、100%肉食をやめるまで行かなくとも、今続けている食習慣の内、半分でも肉食を避けることが出来れば期待できるものも小さくないかも知れない。

こう考えれば、花粉症の症状も普段のそうした食習慣、生活習慣の見直しにもつながるし、免疫力は強いままに維持する意味もあるので、本来的に健康な生活を送る秘けつも込められているのではないだろうか。

(増淵夕子)

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