花粉症の季節がやってきて、その予想が悲しいことにやっぱり今年2016年も大変になりそうな気配だ。
2016年はかねてからの予想として、スギ花粉の量も平年より少ない、場所によっては半分以下などといわれていた。
だが先日発表されたスギ花粉の飛散量、どうやらそんな楽観視を吹き飛ばしている。
つまり、全国的に例年並みの飛散量が春の空を舞うことになっているというのだ。
しかも場所によっては平年よりも多いとのこと。
花粉症の方々は今から注意しておくべきだ。
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東京は例年よりも1.3倍のスギ花粉飛散量!だのに飛び始めが早くなる?
環境省では今年2016年春のスギ花粉の飛散量、東京では例年の1.3倍、広島では実に2.2倍という予想を報告している。
たしか前は、東京は例年よりも少ない、40%くらいだとかいっていなかっただろうか?
たが、どうやら当たらなかったようだ。
この辺は天気予報と同じ悲しさなんだろうか。
そしてそれとともにスギ花粉の飛散が開始する時期。
例年並みかやや早くなるということで、同じく東京だったら2月の上旬ということになっている。
これは以前からの予想通りで、よくいわれているのが暖冬の影響で飛散開始が前倒しになるという情報だ。
つまり花粉症の時期はもう目前というわけだ。
2016年は1月初めから症状がスタート!スギ花粉は10月から飛び始める
だが私を含め、友人たちや周囲の多くの人たちは2016年になって正月あたりから花粉症の症状が出た人も多い。
私もその一人で、正月休みに実家に帰ったらくしゃみが出て困った。
風邪かと思ったほどだが、くしゃみや鼻水の他、風邪の症状は何ら出ない。
やっぱり花粉症に間違いないのだ。
よくよく調べてみると量こそ少ないが、スギ花粉が本当に飛散を始めるのは10月からだとされている。
環境省などでいわれる飛散開始とは、だからある一定量を超えた飛散が始まった時点で発しているはずなのだ。
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早くから花粉症に悩まされるのは、免疫機能が弱くなっているため!食習慣の見直しが大切
だが、今年2016年はその予想をはるかに覆すかのように花粉症が前倒しで始まっている人も多い。
私もまさか正月から花粉症になるとは思ってもみなかった。
元々花粉症というのは昔にはなかった病気で、ここ数十年の間に日本人の生活習慣とか食習慣などが変わってきたために問題化してきたともいわれている。
その理由はいろいろあるらしいが、一つには戦後、欧米化した食生活、つまり肉食を中心とする欧米風の食生活にシフトするにつれて、それが日本人の体質に合わないために免疫機能が衰えてきた、ということがあるらしい。
つまり肉食中心、それに伴う高カロリーな食習慣が続き、動物性タンパク質の過剰摂取によって免疫機能に異常を来すことが多くなったというわけだ。
私もよく考えれば肉は好きだし、ワインも飲む。
そしてついでにレトルトやコンビニ弁当は常食なみだ。
だから、花粉症になりたくなかったら食習慣を変えること、となる。
ただ、食習慣を変えると一口にいってもなかなか変えられるものではないし、花粉症の時期ははもう目前だから、まず即効性も期待できない。
そうなるとやっぱり、花粉を何とかして自己から遠ざける方法が第一だ。
外出する時はマスク、目薬。
帰宅の時は体をはたいて花粉を落とし、洗濯物や布団はなるべくなら外に干さないこと。
髪の毛なども要注意で、花粉の巣窟になりやすい。
だから帰宅したらすぐに入浴したりシャワーを浴びたりして髪の毛から花粉を落とす事を心がけるとよいだろう。
そして髪もそうだが肌も花粉でトラブる人も多いから、普段よりも十分なスキンケアを心がけることだ。
まあ、肉をやめて花粉症にならないようにするか、肉を食べて花粉症になるか?
ド天然な私はこういうふうに単純化して考えてしまうのだが、惰性で続いている食習慣、努力してもなかなか抜けないかも知れない 笑。
(一ノ瀬絵美)