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こたつで寝ると太るというのは迷信だけどある意味本当!不健康な生活に陥りやすいことに注意!

こたつで寝ると太ると主張する友人が多い。
というか、確かに冬場、こたつに入ることがごく当然の習慣としていたせいか、私も例年なんだか体重がチビチビ増えて、そのたびに恐怖している一人だ。

だからこたつが太る元凶だという彼女らの主張もわかるのだが、実際はそんな単純なものでもないらしい。
いずれにしてもそんな冬の生活習慣による悪影響、いったいどういうことだろうか?

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こたつで寝ると太るというのは、見た目の印象でそう見えるため

はっきり言って、こたつで寝ることと太ること、というのは何の因果関係も無い。

だがその一方で、そんな毎日が続くと、たしかに“自分は太ったんじゃないか?”というショックに駆られることがある。

それが一番はっきり現れるのは足。
確かに太くなった感じ、というか、足がむくむのである。
要するに、見た目の印象で、太ってしまったと感じられてしまうのだ。

医学的にも実証されているので本当に注意すべきことなのだが、こたつで寝るような習慣がついて、過度にこの暖房器具に依存してしまうことから脱水状態を引き起こしやすくなる。

足のむくみが出るのは、その脱水症状のためだ。

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ここでちょっと細かなことをお伝えしてみたい。
「太る」という意味が、体重が増えるという意味と同じと考えれば、こたつで寝ると太るというのは確かに迷信になる。
実際には体重は増えたりしないからだ。

だが、見た目で足だけを見てが太くなったりするのを確認できた、という意味では確かに「太る」のだ。

だから実際と見た目のギャップがある。
あるけれど、やっぱり見栄えも良くないし、むくみ自体も健康や美容には悪い。
いずれにしても困った話なのだ。

間接的に体重増加につながるこたつの使いすぎ

そしてあくまでも間接的な影響になるが。
冬場の寒い中、外へ出たりするのがなかなか億劫なもの。
部屋にいても他の季節よりも体を動かさないでいることが多くなる。

そんなとき、目の前にこたつがあるとその心地よさに惹かれてしまい、つい長い時間入ってしまう方も多いだろう。
ようするに「コタツムリ」だ。

そうなると運動不足になってしまう。
同時にこたつのテーブルにいろいろと食べ物を置くようになるので、つい手にとって口に入れやすくなる。
その結果として太ってしまうのだ。

つまりこれ「自体」では太らないけれど、使う生活を続けることで結果として太ってしまう。
“風が吹けば桶屋が儲かる”
式にダイエット不向きな、悲しい暖房器具なのだ。笑

ちなみに私の「コタツムリ」最長記録、聞く人はビックリするけど何と15時間。
女だてらに何やってんの?といわれることも多い。

特にOL時代は、仕事から帰って夕方6時半くらいにすぐ入り、そのまま夕食や晩餐をやらかしてビールを開け、ウトウトしたと思ったら明くる朝、というか9時過ぎまで寝ていたというエピソードがそれだ。

もちろん明くる日は休日だったのだが、目が醒めたら何ともかんとも変な気分だった。
そして速攻に風邪を引いている、という情けなさ。
恥ずかしながら20代後半の時だ。
本当に美容にも最悪。
女性の方はどうかぜひマネをしないでくださいっ!苦笑

30代になるとさすがにそこまでムチャはしなくなったが、この歳になると自分の気づかないうちに自堕落になっている部分もあるようで、友人を自室に招くとちょっとビックリされてしまうことがある。

まあ何がどんな風に散らかっていたり、整理整頓されていないのかは秘密だが、これで足のむくみだけで“被害”を食い止めたのは不幸中の幸いかも知れない 笑。

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こたつで寝ると太る以上に健康に悪いことだらけ

ただ、実際こたつで寝ることは思いの外健康に悪い。
これはまちがいない。
自分の「実体験」でも風邪を引いたこともあったが、実際には脱水症状を元にしていろいろな病気が引き起こされてしまう。

もちろん皮膚からも水分が抜けていってしまうため、乾燥肌にもなるし美容にも大変悪いと言われている。
大げさではなく笑い事ではすまされない、本当に怖いことなのだ。

体温調節がうまくいかなくなって風邪を引くということも確かに事実だ。

どういうメカニズムかというと、ふつうに入っていると下半身だけは暖かい場所、上半身は寒い場所にあることになる。

ところが人間の体は、全身つまり体全体で周囲の気温に体の反応を調節するようになっている。
このため、こたつに入っている時のように下半身と上半身とで温度差が大きいと、体温調節がうまくいかず、体調を壊してしまう。
それで風邪を引いてしまうのだ。

そして脱水症状が進んでしまい、頭痛や便秘、もっと進むとはては脳梗塞や心筋梗塞まで引き起こされる可能性があると言う。

さらには、ご経験した方も多いと思うけれど腰痛も出やすい。
これは背中を丸めて足を伸ばす、という猫背の姿勢になったままで過ごすからだ。

最近は椅子に腰掛けるタイプも出回っているが、ふつうに畳におくタイプのものに入ると、どうしてもこういう腰に負担のかかる姿勢でいることとなる。
これで腰痛が起こってしまう
私の友人にも、こたつに長く入っていたら腰が痛い、という女性は多い。

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そんなわけで、こたつの悪口をつらつら説明してしまったが、もちろん伝統的に古い時代から親しまれているこの暖房器具、室町時代にその起源がさかのぼるとも言われて庶民から大変愛され続けていることも確かだ。

使いようによっては上の様なデメリットもあるわけだが、さすが伝統的な暖房器具だけあって、長所もたくさんあるはずなのだ。

だから気を付けたいこととして、
・あまり長く入りっぱなしにならない
・うたた寝したりしない
・近赤外線が足に直接当たるのを防ぐため、靴下をはいたり、足にズボンやタイツを履いたりする

など、健康や美容に気を付けて使っていただきたい。

(増淵夕子)

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