爪もみという方法による病気や体調の改善がスゴイ。
単に爪の生え際を別の手の指を使ってもむという方法に過ぎないのだが、その好転反応がなんとがんにまで及ぶという。
ちょっと信じられないが、湿疹やアトピーなどの皮膚病にも役立つというのだ。
爪もみは一種のツボ刺激効果で、ツボが体全体の調子を改善するのと同じく、あらゆる病気に好転反応をもたらすらしい。
単なる湿疹だけでなく、様々な病気も改善するという、その方法を探ってみた。
爪もみの仕方!覚えているとすごくお得な気分になるかも
その爪もみのしかただが、とても簡単で誰でも出来るし、わずかな時間で十分だ。
まず爪の生え際の左右の端を、10秒から20秒の間反対側の手の親指と人差し指とではさみ、押すようにもむ。
これを薬指を除く両手4本の指に行い、これを1セットとして1日3セット行うというものだ。
これだけで病気や体調に好転反応が現れるという。
ちょっと信じられないが、多くの人が体験していることであり、知らないと損する位の有益な情報といえるかもしれない。
爪もみがなぜ体調の改善になるのか
湿疹など肌トラブルも改善するというのだが、なぜこんなことで体調に好転反応が現れるのか?
その理由の一つは、爪の生え際には東洋医学のツボがあること、それを刺激することによる体調の改善が考えられるのと同時に、爪の生え際というの以外だが多くの神経線維が集中しているという。
その神経線維に刺激を与えることにより、様々な体調改善を期待できる。
もともと福田医院の福田稔医師の考案した治療方法の一つで、実際福田医師がさる鍼灸学校の生徒を対象に実験してみて効果を認められた方法だ。
爪もみの効果は指によって異なる
ただ、爪もみと言っても5本の指のうち、すべての指の爪に同じ効果が現れるわけではなく、指の種類によって好転反応の現れる症状や体調の種類も異なるという。
なのである症状を改善したかったら、該当する指のつめもみにしゅうちゅうするというやりかたもある。
親指の爪もみなら、呼吸器系統の好転反応が期待できるし、円形脱毛症にも効果があると言われている。
最近30代女性によく見られる若年性リウマチにも効果があるのがこの指の爪もみだ。
人差し指なら主に消化器系で、病気とかいわないまでも胃弱とか、胃腸の不良にも効果があるというのだ。
そして中指だったら心臓系統、冠動脈のほか、難聴など、耳の疾患にも効果があるという。
小指なら循環器系統を基本に、脳梗塞や高血圧、子宮筋腫夜間炎などをはじめとして、不眠や更年期障害、自律神経失調症などストレスと関連する精神的な体調不良に効き目があるという。
アトピーや湿疹もある程度精神的な負担が大きくなると症状が重くなることが知られているので、むしろこうした方法の方が効果が上がりそうだ。
いずれにしても医師の提唱する方法でもある。
1日3セット、少しの間頑張って続けてみる価値がありそうだ。
薬指だけは爪もみを避ける
注意しなくてはならないのは、爪もみの対象とする指はあくまでも薬指を避けると言うことだ。
なぜ薬指を避けるかというと、薬指は交感神経を刺激する指になる。
普通の人であればこの指を詰めもみしても効果が上がらない、もしくは悪影響もあり得るため、避けなくてはならない。
そして繰り返すが、他の4本の指も、自分の弱い部分とか症状に合わせて集中的にもむようにするとよいだろう。
好転反応 湿疹
爪もみは自律神経を改善して免疫能力を高める
爪の根元には神経線維が集中していることを上で語ったが、その部分を爪もみで刺激すると、自律神経のバランスが改善される。
なのでうつや自律神経失調笑も改善されるわけだし、免疫機能も好転反応を示すため、免疫不全によって生じる疾患、がんも含めて効果があるというわけだ。
湿疹や肌荒れなどもストレス性の部分が大きなウェイトを占めることが多い。
なので爪もみはこういう肌トラブルにも好転反応を期待できることになる。
もちろんだからと言って湿疹等が出来た時、爪もみだけしていて他に何もしないままでよいというわけではない。
いつものスキンケアをもしっかりと続けてよいし、またそうあるべきだ。
友人と一緒に爪もみしてみた
この情報を知って以来、私は友人の女性と一緒にふたりで爪もみをしながら効果があるなしを確認し合ってみたりしている。
やっぱりすぐに効果が現れるものではないらしい。
といっても爪もみを始めて一日目にこんなことを言い合っているのだから、全然真剣なふんいきではないのだが。笑
だがこの方法、元々日本自律神経免疫治療研究会の理事長である福田稔医師(故人)がライフワークのようにして提唱していた方法の一つで、要するに医療の専門家で権威もある人が主張する方法だ。
なので実際効果があるという声も多いし、また同じく他の医療の専門家化からも指示を受けていたり、治療法として取り入れているものでもある。
私たち二人のようないい加減な考え方では申し訳ないくらいの健康維持方法といってよい。
簡単で誰でも短時間で出来るので、あなたもぜひ試してみてはどうだろうか。
(増淵夕子)