体がこの数日妙にかゆい、と思ったら手や足にぶつぶつが出てきている。
それが赤くてかゆいのだ。
なんというか、かけばかくほど後からまたかゆい。
増えてくるような感じすらする。
なんでこんなふうに体にぶつぶつが出てくるのか、5月の今、こんなことは去年の今頃はなかった。
今年になって初めてのことだ。
それだけにちょっと心配している最中だが、何となく原因はわかるので下にトリセツを書いてみた。
いちおうお断りしておくけど、私の体験上の内容なので、正しい知識は医師や医療従事者に聞いてみて欲しい。
でもじ同じような原因でこうした肌トラブルに悩んでいる方には、何かお役に立つと信じている。
体にぶつぶつが出来てかゆい原因は日焼けだった!
なんで今年に入ってこんなふうに体にぶつぶつが出来てしまったのか?
思い当たるのは私の場合ただ一つ。
日焼けだ。
他に潜在的な病気の兆候など内という条件での上なのだが、実はこの数日、気候が暖かくなってきたことを幸いとばかりちょっと郊外でウォーキングをかねて日光浴していた。
夏の前のこの時期でも意外と日焼けしてしまい、後のスキンケアも大変だったのだが、その直後にこのかゆいぶつぶつが現れてきている。
普通日焼けでは肌が赤くなったり、しばらくすると色素が沈着して黒ずんできたりするのだが、私はもちろんそうなることを嫌ってサンスクリーンを十分塗ったりして日焼け止めをしていたはずなのだ。
だが数時間ウォーキングで野原や山、と数人で歩いている最中やっぱり大汗はかくもので、その間にある程度サンスクリーンが落ちて死まっことに気づかなかったようだ。
日焼けは急激に肌を乾燥させるて肌トラブルに!
この時期紫外線は相当に強くなるし、日焼けもそれだけ深刻になってくる。
5月ともなれば紫外線の強さは夏の3ヶ月、つまり6月、7月そして8月の次に強く、うっかりするとこうした肌トラブルが起きやすいのだ。
そうした日焼けで一番肌トラブルの原因になるのが肌の乾燥だ。
「日頃なれていない日焼けを急にしたものだから、肌が乾燥してしまい、それが原因でぶつぶつが出来てしまったんですね」
と皮膚科の医師に言われてしまった。
さらによくないことに、私はこの赤いぶつぶつのかゆいのが我慢できなくなって、ことあるごとに上から爪の先でぶつぶつをつぶしたりひっかいたりしていた。
これが二重に肌トラブルを悪化させていたようだ。
スキンケアのためにはこういうとき、決してひっいかたりせずに肌を冷水などで冷やしてやらなくてはならない。
敏感肌の人は日焼けでぶつぶつが出来やすい
ただ、私は今まで日焼けでこんなふうに赤いぶつぶつが出来てかゆくなったことは去年までなかったはずなので、ちょっと心配にはなっているところだ。
その理由は私の場合、どうやらいきなり肌を焼いたために普通に生じる日焼け、つまり肌が赤くなったりする変化を「通り越して」、いわば急性の日焼けの症状として出てきてしまったようだ。
考えてみればこの時期直射日光に当たりながらウォーキングをしたのは去年まで全然なかったこと。
そしてよくよく見れば、一緒に連れ立って歩いていた友人女史なども同じような目に会ってかゆい思いをしている仲間もいる。
他の悪い病気なども心配だったのだが、医師の診断では私がこんがり日焼けしているところを見て納得できたのか、そんな別な病気の心配もなかったようだ。
日焼けで体にかゆいぶつぶつが出来た時の対処法
そこでこういったぶつぶつが、日焼けで急に出てきた場合、どうすればよいかをまとめてみよう。
上にあるとおり、まずひっかいたりつぶしたりしないこと。
必ず肌を冷やすように。
そして私の場合だが、もしかすると肌によくない成分の入ったサンスクリーンを塗った疑いも捨てきれない。
サンスクリーンの選び方は微妙で、様々な成分が混合しているため、それらのうちどれかが肌に刺激を与えてこうした肌トラブルを引き起こすこともあるらしいからだ。
そんな心配のある方は、まずサンスクリーンを塗る前にワセリンを下地として塗っておくとよいようだ。
その理由は、ワセリンは体に吸収されないので副作用もなく、保湿効果もある。
その上からサンスクリーンを塗れば、直接的な皮膚の刺激を避けることが出来るのだ。
とりわけ私のようにいくらかでも敏感肌の気がある人は、こういう2層のスキンケアの仕方をオススメしたい。
かゆいぶつぶつの根本的な退治は体の中から?
そんなわけで、ぶつぶつが体に出来た時の自分で出来る対処方法をご紹介してみたが、症状がもっと深刻だったり、いつまで経ってもぶつぶつが消えなかったりした時はそれこそ他の病気の可能性も出てくるはずなので、そのときにはあらためて皮膚科で診てもらうことをオススメしたい。
だがそれとは別に、こうした体のぶつぶつを根本的に出さないようにするためには、やはり体の中から改善していく必要があるのだ。
どういうことかというと、つまり食事の内容の見直しが必要、ということになる。
日焼けや肌トラブルで真っ先に疑われてしまうのはビタミン不足。
とりわけビタミンCは美肌に欠かせないし、同時にビタミンCは体に蓄積できないため、常時摂取している必要がある。
その他もちろんビタミンAからEまで、まんべんなく摂らなくてはならない。
よく考えてみたら、私はこのところビタミンCの豊富な果物や柑橘類をあまり口にすることなく、夜な夜な友人と語らって酒や肉類をほおばっていた。
知らないうちに偏食気味だったようだ。笑
トマトは食べていたが、このところ面倒になってオレンジとかアボガドなどはとんとご無沙汰だった。
それからもう一つ、なかなか気づきにくいポイントなのだが、紫外線自体は適度に浴びることによってむしろ体を健康にしてくれるだということらしい。
悪玉みたいに言われているけれど、紫外線はそれなりに体を守ってくれる場合もあるとのこと。
たとえばよく言われていることとして、適度な紫外線や日光浴はうつ病のような精神の不安定を取り除くセロトニンを生成してくれるし、カルシウムの吸収も助けてくれる。
また、免疫効果を高めたり代謝機能も促進してくれるので、ある程度は紫外線を浴びることによって日焼に強い肌にもしてくれるはずなのだ。
私もそれを知っていたものだから、今回休みを利用して友人とウォーキングに出かけてみたのだが、要するに「やり過ぎ」だったかも知れない。
自分に対しても戒めなのだが、かゆいぶつぶつが出てくるのは、「十分」を通り越して紫外線を浴びたという証拠とも言える部分があるかもしれない。要するにスキンケアの失敗なんだろう。
というわけで結論の結論。
食事のバランス、そして正しいスキンケアに気をつけて過ごしたい。
皆さんも気をつけて!
(一ノ瀬絵美)