フリーアナウンサーの小林麻央さん(34)が退院を果たした。
だが、 小林麻央さん自身がブログで報告しているとおり、顎にがんが転移とは以前よりもより深刻な病状になっているようだ。
顎に転移とは小林麻央さんのような乳がんの転移として私も初めて聞くけれど、小林麻央さんはすでに末期がんとなって体のいろいろな部位に転移が起こっていることが知られている。
ただ、そのうちで顎に転移とは本当に心配すべき状況のようだ。
今後はどういう予想になるのか、主治医や専門家が最も詳しいに違いないが、それでも考えうることをここで語ってみたい。
顎に転移とは非常に危険な徴候?その理由は
小林麻央さんはブログKOKOROの「アメンバー限定記事」の中でまずその様子を伝えていた。
あくまでも特定の読者しか閲覧できない内容だったが、その後夫、市川海老蔵さんがあらためて妻の小林麻央さんが顎への転移があったことを伝えてくれている。
顎への転移とは、小林麻央さんのような乳がん患者の転移の経緯を考えれば、大変危険な兆候だということがよく言われている。
なぜかといえば乳がんの転移の経路で典型的には骨、肺、肝臓と進み、そしてその後最終的に脳に至る事となることが知られている。
顎に転移とはようするに、脳に近いところに起きた転移だということ。
あくまでも専門家の正しい知識を待つ必要があるけれど、脳に転移が見られたら本当にジエンドとなる、と言われている。
あくまでも脳に悪性腫瘍が見られた患者を看取った人の話になるけれど、結局転移とか腫瘍のできた部分が部分だけにそれ以上はどうしようもないらしい。
何度も手術で脳から腫瘍を除去していくうち、次第に命を終えてしまったという話もあったりする。
あまりこういうことを伝えてしまうと、生への頑張りを見せている小林麻央さん本人やその周囲の人達、あるいは応援している多くの方々への手前も考えてしまうので多くを語るのはやめておきたいが、私自身も身内や知り合いにがん患者がいたことがある。
小林麻央さん本人自身、 顎に転移とはどんなことを意味しているのかを十分に承知しているに違いない。
それは私も見てきて察してしまうけれど、癌の患者というのは意識は大変しっかりしているものだ。
それこそ命が続く間はモルヒネでも投与されない限り、すごく鮮明に意識があって思考もしっかりしている。
ただ、それだけに余計周囲の人達や家族も辛いことになるだろう。
市川海老蔵さんがそういう妻、小林麻央さんの帰宅を迎えながら、大変仕事とか家庭生活を明るくポジティブにとらえてすごしているようすには色々批判も上がっているようだが、私の経験上からも今、家族や患者本人に必要なのはそういう明るさだということ。
海老蔵さんもきっとそれがありありとわかっているに違いない。
顎に転移とは骨?それとも皮膚?
小林麻央さんが顎へのがんが転移しているという情報、そういうわけで読者や世間を慄然とさせるような事実になっている。
ただ、顎への転移とは二通り考えられるし、小林麻央さんや夫、市川海老蔵さんがそれ以上の情報を未だに伝えていないのでわからない。
顎への転移とは、一つには骨、もう一つには皮膚への転移が考えられてくる。
皮膚への転移で小林麻央さんにまつわる情報は、以前にもあった。
昨年に一回退院して自宅に戻ってきた時、お腹への転移があったことが知られているが、それが皮膚を突き破るという「皮膚転移」だったことが判明している。
専門家の中には乳がんの一つの転移の症例ということで、特に「花咲き乳がん」ともよんでいるが、非常に大変な症状のようだ。
結局皮膚から転移したガンが飛び出すような格好になるわけだから皮膚の浸潤や絵師などが見られることも多く、そのためものすごい悪臭が充満することとなる。
小林麻央さんがこの皮膚転移(花咲乳がん?) がありながら自宅に戻ってきたときにアップしている後ろ姿の画像などがあったが、個人的にはなんとなくお腹の周りを厚い何かで覆い、その上から黒いワンピースを着ているような様子にうかがえた。
あるいはそういう皮膚への転移とは何らかの関連性があったかもしれないし、皮膚のただれや悪臭を止めるためにそういう服装をしていたのかもしれない。
だが今回、顎への転移とはおそらくはそういう皮膚への転移ではないように思う。
なぜかといえばリアルタイムで小林麻央さんが伝えている現在の顔写真を見る限り、そういう皮膚への転移、それを保護する湿布や包帯などは見られないからだ。
だとすればおそらくは転移は顎の骨の部分ではないだろうか?
(追記: 麻央さんがすでに顎にできた皮膚がんを抑えるため、チャコール湿布をしている画像や記事があるのを後になって知った。訂正しお詫びさせていただきたい。骨に転移しているかどうかは依然として不明かもしれないが、この湿布をする画像から、皮膚への転移は確実なようだ)
色々と小林麻央さんの乳がんへの取り組みを追っていくと様々なことを考えさせられることが多い。
もともとブログ収入という目的もあって今のKOKOROを立ち上げて運営していることは間違いないだろうし、その背後には夫、海老蔵さんの親から受け継がれている莫大な借金へのバックアップや自己の巨額な治療費への充填もある。
だが同情や人気を世間から買おうとする一方で、そういう収入を考えている小林麻央さんや市川海老蔵さんの行為については冷ややかな目線でいる人達もいることは事実だった。
ただ、今のように本当に崖っぷちのような状況になっている麻央さんに対しては、それでも応援の声のほうが圧倒的に多くなっているし、私自身も同じ気持ちになっている。
乳がんという病気、その末期にあって、これほど勇気を振り絞って立ち向かう情勢のあることを本当に新鮮な気持ちで見るしかない。
やっと自宅に戻ってこれた小林麻央さん、子どもたちに囲まれながら、どうか一瞬一瞬を最高な幸せで満たしていただきたい、と願わずにはおれない。
(増渕夕子)