運命の人、あなたと結ばれる人というのは他の人とは何かちがいがあるはず。
よく言われているのは顔を見るとピンと来る、ソウルメイトなどの特徴がある、という事柄だ。
確かに一生ともに暮らす運命の人となれば、何らかのそういう特徴なども感じるかも知れない。
だがこればかりは科学的に根拠もないものだし、おまじないや迷信レベルになることだって多い。
ただ、顔に特徴と言うことで個人的にちょっと気になることもあるので、そういう情報に詳しい人に聞いたことがある。
けっこうなるほど、と思ってしまった。
どんな内容なのか、語ってみたい。
何かのお役に立つことを願っている。
運命の人が顔に特徴があるのはある意味本当?
運命の人がどんな特徴をしているのか?
いろいろあるのかも知れないが、一つにはよく言われることとして、
何となく自分や、自分の両親兄弟に顔が似ている、というように
身内の人に近い風貌をしている、というのがある。
以前私はこのことについて、知人のある中年女性に聞いたことがあった。
下の記事の中でもご紹介している女性で、子供の頃からけっこうそういうカンの強い女性になる。
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この人があるとき私と雑談の中で話したことは、運命の人、つまり私と結婚する人というのは、何らかの特徴がたしかにある、ということだった。
それは何か?
と言えば、次のようになる。
「顔立ちとか、雰囲気が、何となく自分に近いものが感じられる、ということ。単に表面的に似ているだけじゃない」
どういうことかというと、見た目もそうだけれど、何となくその嗜好とか感情の起伏など、内面的な部分でも“親近感を自然と覚える”人がそれだ、という。
さらにもうちょっとおもしろいことを彼女は語っている。
「身近にその人といると、何となくふわっと暖かな感じがする、というか、不思議と気持ちが許せるような感じがするのよね。本当に微妙な感覚なんだけど」
この感覚、彼女ならではのものなのだろうか?
と思いきや、それをもうちょっと具体的に尋ねれば、
「たとえ無意識でも、自分が気づいていなくても、ちゃんとそれは出会いをつくってくれるものだし、不思議と知らないうちに引き寄せられる時だってあるみたいよ」
ということだそうだ。
天の配剤みたいなものだろうか、あくまでも彼女の言うことを信じた上でのこととなるけれど、どうしても私たちがふつうにやっている婚活などの出会いでの努力、ここまで力は及ばないようだ。
顔とか身のこなしなど、表面上のことだけを考えてよく「もしかしたらこの人は?」という風に運命の人をくくりがちだけれど、彼女の語るのはもっと深いことのようだ。
がつがつしすぎると、運命の人とはなかなか会えない?
だから運命の人に出会うために、確かにその特徴として顔とか外見を考えて
「あ、この人私の父にちょっと似てる!もしかしたら?」
と考えても、なかなか上手く出会えないかも知れない。
第一に単に顔立ちが似ている、とだけ言ってしまえば極端な話、私たち日本人同士は黄色人種として、欧米人よりもはるかにお互い外見が似通うこととなる。
そして同時に、“思い込み”というのがある。
これは彼女も特に注意するよう力説していて、
「本当に心底から何気なしに相手の男の人をパッと見た場合、カンの強い人だったらそういう運命の人には何か感じるかも知れない。
「けれども相手の人が年収とか経歴、顔立ちなどでつい惹かれてしまったりすると、どうしても心の中で“この人と結ばれたい”という不自然な気持ちが湧いたりするしね。」
また、何かを感じたからといって、それがすべて運命の人、あなたと結ばれるべき人、ということにつながるわけでもなく、場合によってはむしろ“避けなくてはいけない人”の場合だってある、というのだ。
そこまで考えてしまうと、単に顔や外見に特徴がある、というだけで判断するのは怖いことかも知れない。
「だからくれぐれも焦らないこと。がつがつしすぎると運命の人、というよりそういう人に会うチャンスが逃げて行きかねないし、失敗したら一生をダメにするしね」
運命の人との出会いはどうすればかなう?
確かにこう言われればそれも道理かも知れない。
だが人情として、やっぱり私など、年齢的にも厳しいものを考えて行かなくてはならない。
焦る気持ちも分かるけれど、と彼女も言うのだが、じゃあどうすればそういう運命の人と巡り会うことができるのだろうか。
究極の問題として、誰もが一番知りたいのは紛れもなくこの点だ。
このことについて、彼女が語ったのは下の通り。
「まずあなたの一番身近にいて、いつも守ってくれている人たちに感謝すること」
その“人たち”というのは紛れもなく、スピリチュアルな意味での人たちのことになる。
「人は誰でも一番自分にとって身近な血縁で亡くなった人、要するにご『先祖様』が絶えず守ってくれている、ということを忘れないようにね。その人たちにまず感謝する気持ちをしっかりもってお礼を言うことが先よ。
「あなたの気持ちとか、悩み苦しみというのは、こちらから頼む前にそういう人たちにもうはっきり分かっているし。
感謝の気持ちがないと、なかなかうまくいかないことも多くなるしね。
「よくテレビの心霊特番なんかでは、『浮かばれない先祖ガー』なんて設定で霊現象を見せてるけれど、基本的にはその真逆。本当に助かっていることって多いよ。そういう人たちが私たちを守ってくれていなきゃ、とっくに死んでいたりするかもね」
特徴のある顔、そういう運命の人がたしかにいるかも知れない、そうだとしてもそういう人に巡り会えるかどうかも、そういう感謝の気持ちを持てるかどうか。
それにも左右されるようだ。
まあ、自分自身のことを考えて見れば、ご先祖様なんてお彼岸とお盆の墓参りしか意識したことがなかった。
だから言ってみれば、あのまっ四角なお墓の石がイコールご先祖様?
そういうイメージしかない。
たぶん多くの方たちも同じではないだろうか。
そういう“身近な人たち”に感謝の気持ちを持つ、お礼を言うこと自体がどういう影響や結果を持つのか、はっきり言って保証できないし責任も持てない。
彼女の言葉を信じる、それ以上のものにはならないかも知れない。
ただ、何かのヒントとなって運命の人に出会うこととなる、そういうきっかけの助けになっていただければありがたい。
(一ノ瀬絵美)