霊感のある人の見分け方ってあるのかな?
何ともバクゼンとした疑問が女子会で持ち上がった。
霊感のある人の見分け方、という以前に
「そんな霊感なんてものこの世にありゃしない、そんなものを追っかけているといずれ変な連中に騙されるよ!」
という友人もいるが、でもそう“豪語”する彼女だって、いまだに星占いに凝っていることを私は知ってるぞ。笑
で、私自身はそんな霊とか霊感というのには興味がさっぱり湧かないのか?といえばそうでもない。
実際そういうものを持っているような知り合いもいるし、長い付き合いだ。
だから彼女がこの件についてどう言うのか、興味もあったので聞いてみたところ、意外な言葉が返ってきた。
面白い。で、ちょっとはタメになるかな、とも思うので、その彼女の話を受け売りしてみよう。
祖父の死を言い当てた?彼女の語る「霊感のある人の見分け方」とは
その彼女に霊感のある人の見分け方、というのを聞いてみると、いろいろと見分けるポイントなどもあるらしい。
相当微妙なことでもあるらしいが、とにかく自分の目で見ると、何となくそういう人はそういう力がある、と直感できるものらしいのだ。
特に強調するのは、その人をぱっと見た時の第一印象で彼女は決めると言っている。
決めると言うよりは、ピンとわかる、という表現を使うのだが。
実際どうするのか?それは後で語るとして、ところでこの女性、ちょっとした縁で私が中学高校の頃からの知り合いの女性ではあるけれど、同年というわけではなく、私よりかなり年上のオバサンだ。
でもそういう風に子供の頃からそういう霊的な体験をしているというらしく、今はちょっとした人生相談などに乗ってくれたりする。
結構的を射た回答もしてくれるので、ありがたい存在だ。
霊感のある人の見分け方を知りたい、などというと、何となく裏の意味としてそういう人に会って自分の運勢とか占って欲しい、アドバイスが欲しいという欲求があるように感じるのだが、私の場合良くも悪くもそういう人が身近にいる。
もちろん当たっているか、当たっていないかは微妙な場合もある。
ただ、それでも自分の予想がピッタリ当たった時もあるらしく、その出来事をさかのぼると小学校、中学校の時まで戻るという。
「中学生の時、夕方になって妙にものすごく眠くなってね、午後6時くらいに布団に入って寝てしまったところ、なぜか自分が湖か何かで溺れて死んで待った夢を見たの。
明くる朝までずっと寝ていたんだけど、その日に学校に登校したら、下級生の男の子が本当に前の日、湖で溺れ死んだって言うのよね」
そして高校生の時にはこういうことがあったと話す。
「いちばん自分でもショックだったのは母方の祖父が病死したときだよね。ある夜、ふとんに入って寝ようとしていた時になぜかそのお爺さんの顔がぽっかり頭に浮かんできてね。
それが死相が立っていたの。で、その2ヶ月後くらいに本当にお爺さんががんでなくなってしまってね」
凡人の私などにはわからない、何かを感知する力があるのだろうか、考えてみれば彼女と私は血縁があるわけではないのに、ちょっとしたきっかけがあって頻繁ではないが長い付き合いになっている。
旦那と3人の子供がいる、なかなか芯の強い女性だ。
霊感のある人の見分け方はどんなもの?普通の人にも身につけられるのか
その彼女、自分でも確かに霊感のある人の見分け方というのを自己流ながら持っているという。
そして彼女の言うには、そういうことを見分けることは誰でも可能だと思うんだけれど、と語っている。
まずこれが意外だった。
私の予測では何となく、普通の人では無理だ、そういうことは出来ない、とでも言いそうな感じだったからだ。
ようするに、
「霊感のある人の見分け方は訓練によって身につけられる」
可能性があるらしい。
第一幽霊を全ての人が見ることが出来るだろうか?
出来るわけがないし、いるのかいないのかわからないような幽霊が見えると言うこと自体、その人が正気かどうかも問われてくることとなる。
「見ることが出来るようになるという保証はないけれど、確かに霊感を高めたり、第六感を訓練したりする方法はあるんだよね。
「だから、もしもそういう訓練を着実に続けていて直感を磨いていけば、そういう霊感のある人というのはピンと来る場合が多くなるはずよ」
彼女に言わせると、そういう霊感というのはほんの髪の毛一筋、それ以下のひらめきのようなものがアタマの中にフッと現れるのだという。
もちろんはっきり鮮明に感じられたり見えたりする人もいるらしいが、そこまで来ると信じられるかどうか?という葛藤が先に来るだろう。
ただ、生まれながらにそういう素質を持っている人も確かだし、おそらく彼女もその一人に違いない。
そしてさらに意外な彼女のコメント
「霊感のある人の見分け方というのは、結局のところそういう風に考えていくと、自分もそういう力を鍛えて高めていくしかないわけよ。普通の人がそういう人をどう見たところでなかなかわかるものじゃない。
「その人の行動などで見分けると言うことくらいじゃないかな。たとえば私みたいにちょっと人を占ってあげたりして、それがずいぶん当たっているとか、そういう客観的な結果しかないと思った方がいいよね。
「テレビでそういうフリをして、いかにもその方面ですごい能力があるように見せたりしているみたいな人ってよく見かけるじゃない?
でもあれがふつうの視聴者の人たちにとってはすごいな、と見せるためのトリックだよね。アレをもっとハデに規模を大きくして、多くの人を騙したりすれば本当に問題なんだけどね」
霊感のある人がそういう人を見るとどうなるのか?
なので、彼女の回答では、結局のところ霊感のない人にとっては霊感のある人の見分け方、と言うのはほぼあり得ない、ということになるだろうか。
至極残念だが、ただ最後に、彼女のような人がそういう力のある人をどう見分けるかについては上に語ったとおりなのだが、もうちょっと詳しく聞いてみた。
興味があると思うし、何かの参考になるかも知れない。
「私が中学の時にクラスの女の子でね、やっぱり霊感がめちゃ強い女の子いたんだよね。
夜寝てると、布団の中に横になった姿勢のままで体が宙に浮いたりとか、10円玉を上に投げて裏が出るか表が出るか、それを10回全部当てたとか。
「その女の子が横に来るとこちらの方が何というか、全身わーっと総毛立つような一種の暖かさを感じたりするんだよね。そういう人っていっしょにいるとわかるもの。
「そういう感じを写真で見ただけで感じる人もいたよ。そういう筋の人で有名な霊能者とかスピリチュアリストとかって言う人は、顔写真をちょっと見ただけでもすごく圧迫感というか、ふわっとこちらを包むような感じになるもの」
そういうわけで、彼女の一人語りのようになってしまったが、たぶんこういう情報、このWoomedia ならではに違いない。笑
ホントに最後だが、霊感はそういう訓練によって高めて損は絶対無い。
そして信じる、信じないはあくまでもご自由に。
彼女の決まり文句のようなものだが、これをお伝えしておこう。
(一ノ瀬絵美)