アレルギー性鼻炎の症状らしいものが、この時期早くも出た。
他の人も多いと思うけれど、喉の痛みが朝起きると出てきたりする。
風邪かな、と思ったがそれにしては熱や咳もその後ほとんど無く、鼻づまり、鼻水が止まらなかったりするから、やっぱりアレルギー性鼻炎だと気づく。
ただ、時期的に花粉の飛ぶ季節なのか?と疑う方も多いかも知れない。
でも現に私には花粉症特有と思われる喉の痛みその他のアレルギーによる症状があるし、また驚きの事実もある。
大変大切なことなので、それをお伝えしていきたい。
私の症状はまちがいなくアレルギー性鼻炎
私自身ちょっと風邪かな、と最初に思った喉の痛みだったが、その後の症状や体調でまちがいなく毎年のようにこの時期起こるアレルギー性鼻炎、さらには花粉症だと感づいた。
一つには確かに喉の痛みを朝覚えたが、その後咳とか色つきの鼻汁が出るわけでもなく、熱も出ていない。
それとは別な症状、つまりくしゃみや鼻づまり、透明の鼻水が出て止まらなくなってしまった。
そして極めつけは下痢。
アレルギー性鼻炎に直接関係ないのだが、私の場合風邪でもアレルギー反応でもお腹を壊すのが常だ。
そしてその後は喉の痛みが消えてしまっている。
私にとって風邪だと思える症状が一つ無くなったということになる。
これで私の中ではもう八分どおりアレルギー。
花粉によるアレルギー性鼻炎だと掴んでしまった。
ただ、最初にお断りしておくけれど、あくまでもこういう見立ては医療に素人の自分の経験値による見解に過ぎない。
私と同じ症状があったとしても上の説明はあくまでも一つのデータにすぎないから、心配な方は迷わず一応でも医師に診察してもらうことをオススメしたい。
寒暖差アレルギーの可能性も
ただここで、もう一つのアレルギー症状の可能性も否定できないかも知れないので、それも合わせてお伝えしておきたい。
寒暖差アレルギーというもので、花粉とかダストに関係なく、温度差の大きい場所にいきなり移動したり、カレーなどの香辛料が豊富な食べ物や、熱いラーメンなどを食べた時に引き起こされる症状だ。
ただこの場合、くしゃみ鼻水、鼻づまりという症状は出ても喉の痛みは無い場合が多いし、そういう寒暖差、温度差の激しいものに接するという自覚も多いから、それで区別はつく。
逆に喉の痛みとか、目のしょぼつきなどの症状がなければこちらの方も疑った方がよいだろう。
花粉症はもう始まっている?
アレルギー性鼻炎とかいうとどうしても花粉症の推測になる。
毎年もう少しすると、大量に飛散するスギ花粉にやられてアレルギー性鼻炎の他、様々な花粉症の症状が出てくるわけになるが、実のところ敏感な人は極論すると一年間まるまる花粉のアレルギーに悩まされることだってある。
なぜなら花粉は一年中飛んでいるからだ。
季節による量の変動はあるけれど、たとえばイネは2月から10月まで、スギは10月から5月までと、この2種類のアレルギーを引き起こす草木を考えても1年をカバーしてしまっている。
これにヒノキやブタクサ、ヨモギも加えれば、一年中花粉症に悩まされる人がいても不思議ではない。
スギ花粉など、もう少し後の時期になるとテレビなどで飛散の注意報が毎年始まることとなるけれど、実際には秋の10月くらいからもう飛んでいる。
この事実を知っている人は少ないかも知れない。
そして他の草木の花粉の飛ぶ時期を見ればおわかりの通りなのだが、何らかのアレルギー反応を引き起こす可能性のある花粉、どの季節でも必ずというくらいに飛んでいるのが実際だ。
喉の痛みで思い出したのが、やっぱり例年この時期になると確かにそれっぽい症状が出てきている。
初詣のさなかにも鼻づまりや鼻水が出たこともあったし、喉の痛みだってあった。
そして、そのまま放置していたらどんどん症状がエスカレートしていって、本式の風邪になってしまうのが私のパターン。
だから寒暖差アレルギーというよりはむしろ風邪と見分けがつかない、というのが私の場合になるかも知れない。
ただそれでもこういうアレルギー性鼻炎が出たりする場合、やっぱり免疫機能は普通よりも弱いということになるわけだから、結局風邪に対する免疫、言い換えれば抵抗力だって弱いということは言える。
花粉症を持っている人は、風邪にもかかりやすいはずなのだ。
花粉症の自覚と腸内環境が大切に
そういうわけで、確かにこの時期早々と花粉による他のアレルギー症状、目のしょぼつきが始まっている私だが、アレルギー性鼻炎も含めて風邪などを予防するためにはやっぱり免疫機能の7割を受け持つという腸内環境を整えることが最優先課題。
ヨーグルトを食べたり運動したり、いろいろな方法があるけれど、そういう方法とともにとにかく毎年花粉症に悩まされている人には、この時期喉の痛みが出たりしたらいろいろ疑って見ることをオススメしたい。
(増淵夕子)