「私って性格がきついんだろうか?」
「女で性格がきついと、やっぱり恋愛でも婚活でもダメなんだろうか?」
こんな風に貴方は自分のことを考えたことはないだろうか?
実は私も、確かに性格がきついとか言われたことがある。
しかも、男からではなく、同性つまり女からだ。
女の友人だと、とくにこういう風に性格がきついとかをはっきり指摘されてしまう。
けれど、これってどうにかならないものなんだろうか?
「性格なんだから直しようがない」
そう考えている人が絶対圧倒的多数にちがいない。
でも、どうにかできる方法がどうやらちゃんとあるようだ。
それをお伝えしてみたい。
《その1》「私ってきつい女?」まずここから考えよう!
でも、はっきりと自分が性格のきつい女なんだかわからない、というひとも多いはずだ。
その理由の一つには、結局性格があまりきついと、女同士でも直言してくれる友人や知人がいなくなる。
そうなると、誰も指摘してくれないから、自分の性格が客観的にはわからない。
こうなると、そのままでは打つ手がないはずだ。
そういうときには、仲のよい友人とか知人に
「ねえ、私ってきつい女に見えるかな?」
みたいに聞いてみるとよい。
打ち解けてつきあってくれている人がいれば、こういう風に自分から話を切り出していって見ることだ。
貴方の方でそういうふう深刻な気持ちでいれば、なんとなくでも貴方の言っている意味が伝わるにちがいない。
彼氏に聞いてみるのはどう?
ここで、つきあっている男性のいる人なら、その彼氏に聞いてみるのもよい。
基本的にはこう言えると思う。
でも、この辺はちょっと複雑になる。
それは、つきあっている男性との関係がどういうものなのか?
それによっていろいろ別れてくるかもしれないからだ。
本気で貴方のことを本命と彼が考えていてくれれば、いろいろと答えてくれることも期待できる。
場合によっては貴方に向かって
「お前のこういうところがやだ」
みたいに、男性の方からずけずけ言うことだってあるかもしれない。
でも、当然だけどつきあいが長くて深い彼氏ほど、歯に衣着せない言い方になる。
そのときは、こういう風に貴方の方から下手に出て、いろいろアドバイス的に話をしてもらうのは、良いことのはずだ。
もちろん長いつきあいになると、それなりにきつい言い方も出てくるかもしれないけれど、そこはギブアンドテイク。
貴方の方だって話をする呼吸も心得ている頃だし、必要だったら合いの手をで口を挟んでみるとよい。
「きつい」以前に、反射神経であっという間に口にするのが私
私の体験から白状してしまうけれど、今つきあっている彼氏から
「女のくせに、そんなことまでずけずけ言うのか。腹立ってしょうがないぞ」
的なことまで言われたことがある。
言われた原因というのは、恥ずかしくて言えないけれど、ホントにくだらない、細かなことだった。
私も私で、そう言われたときにはあっという間に
「貴方が〇鹿すぎるからでしょ元はといえば!」
という言葉を口から発射。
言い返すときは本当に自制というか、コントロールがきかない。
ほとんど無意識に言ってしまうのが私のクセ。
お恥ずかしいですねやっぱり。
きつい女なのかどうか知らないけれど、私は、変なことされたり言われたりすると我慢できないたちだ。
性格がきついとか言う以前に、こういう反射神経ってどうなんだろう?
うーん、これも別な意味で困ったものかも笑
《その2》言葉の使い方に気をつけよう
もう一つ。
性格がきつい女かどうかは、しぐさや振る舞いにも確かに出るけれど、上で書いてみたとおり、けっこう口の利き方というか、言葉の使い方でわかるのが圧倒的だ。
その言葉の使い方ってどんなものなのか、ざっと言ってしまうと
相手を突き放した言い方。上から目線。馬鹿にした言い方。
たとえば、
「私は偉くて完璧だけれど、貴方はダメだらけ」
「知らなかった。そんなこともできないの?」
「そんなもの(こと)、私の好みじゃないわね」
などなど。
言われた男性は立つ瀬がなくなる。
こういう言葉は、言葉が一人歩きしてしまうし、その結果、
「こんな言い方をする女だからもうムリ」
と、男性の方から突然に敬遠されてしまうことになりかねない。
だから、まずは言葉遣い。
貴方がこういうポイントに心当たりがあったら、まず気をつけて避けてみるとよい。
《その3》気持ちにゆとりを?私が「きつい女」と言われたいきさつを告白
ただ、こういう風に言葉もそうだし、なんとはなしの仕草にしても、一番の大元というのは、性格というか、自分自身の気持ちのありようにかなり影響されているようにも思う。
だから、一つには気持ちにゆとりを持つよう、今の貴方の生活とか彼氏とのつきあい方などを振り返ってみてみるのもよいと思う。
実際、私も彼氏から
「変なところでお前って性格がきついんだな」
「女で、男の仕事のことにここまで首突っ込んでブツブツ言ってくるなんて普通あり得るか?」
みたいに釘を刺されたことがある。
でもよくよく考えて見ると、そのとき(といってもずいぶん前の話だけれど)私自身も転職か今の仕事を続けるかどうかで悩みに悩んでいた時期でもあった。
友人と言ってもそのとき、彼女はすでに結婚していたりしていて、自分の立場とは全然違うところにいたし、言ってみれば本当の意味での
自己責任100%状態。
仕事も悩みの解決も、全部自分だけに被さってきたりしていたから、余裕なんてなかった。
そして、その反動というか、とにかく何でも完璧にやり遂げたい!
そういう風に自分にノルマを課してしまったことがある。
そこに自分の彼氏も巻き込まれた、みたいなことがあったりした。
「気配り」「思いやり」「温かな言葉の付け足し」を大切に
だから、確かに生まれつき性格がきついという人もいるだろうけれど、それ以前に、女としてそういう切羽詰まった状態に自分を居続けさせる、というのはやっぱりNG。
結局は、そういう環境がマイナスに影響してしまうことで、きつい性格に変わってしまうことだって多いにちがいない。
女として、自分の性格を振り返ってみるのは、それ自体きついかもしれないけれど、でもやっぱり生活とか人間関係がぎくしゃくしてくると、性格にも影響してくるのはまちがいない。
そういう負の連鎖をためないで、なるだけ友人や知人との会話を大切にすること。
まずこれが第一だろう。
そして、結論になるけれど、結局きつい女というのは自分のことばかりにしか気を回さない。
少なくとも、見かけ上は自分のことばかりにこだわることも多くなる。
だから提案になるけれど、余裕のある時でよい。
そういうときに、相手の男性が今どういう状況で、どう考えているのかを考えながら、その彼氏をフォローしていく言葉や気配りを考えて見ることだ。
特にきつい言葉ばかりを選んでしまう女性。
きつい言葉をついついうっかり言ってしまう、それはある意味仕方ないとしても、そこにつなげて気配りや思いやりを示すように、暖かい言葉を付け足してみたりするのがオススメだ。
たとえば、貴女の方でうっかり彼氏に向かって
「こんな〇鹿なこと、今までずっと続けてたの?」
みたいなことを言ってしまったとしたら、
「ホントいうと、私も同じことしちゃっていてね、友達にもボロクソ言われてたんだけど。でもあらためて他の人のやるのをみると、そう言われてもムリないなって思っちゃう」
とか、
「私の方がもっととんでもなかったけどね」
みたいに言い添えるのも手だ。
つまり、貴女自身が彼氏よりも「もっと低いレベル」だったことを伝えれば、彼氏も安心できる。
そしてけっこう打ち解けることも多い。
以上、最後の言い添えのケース、私の体験からです!
爆・笑
一ノ瀬絵水