婚活が上手く行かない。
誰が考えても圧倒的多数の女性が抱える悩みだ。
けれど、そんな難しい婚活こそ、かえって諦めたときがチャンスという、信じられない考え方があるのをご存じだろうか?
でも実際、婚活で苦しんでいる最中、それを諦めたときに良い出会いとか男性に巡り会えたりする、そんなわけのわからない現実がネットなどの情報の中にあったりする。
貴女もきっと見たことがあるはずだ。
そして確かに考えようによっては、婚活を諦めたときの方が確かにそういうチャンスに恵まれやすいかも知れない。
本当に、わらをもつかむ気持ちの方たちが多いと思うけれど、そんな苦しみの渦中にいる方にぜひがんばっていただきたいので、なぜそうなるのかをお伝えしてみよう。
諦めたときこそ貴女が一番輝く!
なぜ婚活を諦めたときに、そういう出会いがあったり、素敵な人と結婚できたりすることがあるのだろう?
実はいわれてみれば簡単で、婚活という重荷を下ろしたために、貴女の身も心も軽やかになるからだ。
最近は20代でもなかなか良い出会いに恵まれない人だって多い。
30代になればなおさらで、アラサー女子の婚活となれば本当に砂粒の中からダイヤモンドを探し当てる様な、途方もない厳しさ、難しさがある。
私なども肌でそのことを感じているけれど、だからといって出会いを求めるのを辞めるわけにはいかない。
親や周囲の冷ややかな目から何とか逃れたい、そしてそれ以上に自分でも理想の人と巡り会いたい。
そんな願望がいくらでも湧いてきて、そこに年齢から切羽詰まった気持ちがよけいに湧いてくる。
だから安易に婚活を諦めたときこそがチャンスとか何とかいわれたって、どうしようもない。
みんな同じ気持ちのはずなのだ。
けれど、そんな私たちでも婚活を諦めたときこそが、最高に輝いていける女性になれる。
それは上でお伝えしたとおりなのだ。
何も心配事がない、にっちもさっちもいかない様な苦しみの底に居続けることを辞めること。
そして自分が本当にしたいこと、送りたい生活を正直に見つめて毎日を過ごせば、それがベスト。
ただ、それだけのことになる。
だから話は戻るけれど、そういう風にして、貴女自身が最高に輝いた時こそ、一番美しくなれる。
そして、男性にとっても女性にとっても、そんな貴女はすごく魅力的に映るはず。
だから理想的な出会いも、そこから生まれる。
それがセオリーだ。
限界まで苦しんでいるとベストな「諦めるとき」が現れる?
じゃあ、ただ単に婚活なんかすぐやめてしまえ、というのかといえば、そうではない。
初めから諦めて、全然男性などにかまうことなく過ごせば、まるで糸の切れたたこのように、自由すぎる。
突っ走りすぎてしまうリスクがあるし、それこそ本当に男性から見て魅力的な女性でいられるかどうかは怪しくなるからだ。
だから、自分を磨く意味もあるので婚活自体は、しっかり努力しておくことが大前提になる。
そして、自分の力の及ぶ限り、出来るだけの努力はしてみること。
多分私などが言うまでもなく、多くの女性は底までギリギリの婚活努力はしているに違いない。
でも、そこまでがんばっていくことで、大体自分の限界というのが見えてくるのではないだろうか。
一口では言えないけれど、お化粧でもパーティーや合コンの参加でも、そして精神修養などメンタルな部分でも、様々にがんばってがんばって、その結果。
「これ以上はムリ」
というときが出てくるはずだ。
そういうとき、それが実はご自身の婚活努力の限界かも知れない。
そして、その限界を超えてまで婚活に打ち込んでも、かえってメンタルを壊してしまったり、病気になってしまったりするなどしてしまう可能性も出てくるかもしれない。
そうなったら結婚どころか、将来までメチャクチャになってしまう。
それが実は婚活から手を引くときではないだろうか。
そしてそこで諦めたときに何かが見えてくる。
本来の自分、男性というものが貴女自身にとってどんな意味を持ってくるのか?
力尽きて、諦めたときにこそそういうものが見えてくるのではないだろうか?
苦しみ抜いて諦めたときこそ潜在意識の大きな発揮を期待
だから、まずどうしても最初は婚活に苦しみ抜いておく必要がある。
そしてどうしようもなくなって矢折れ刀尽きるまで、頑張り抜くしかない。
それで諦めたときのくるのを待つわけだ。
もちろんそうなら内容に努力もしなくてはならないし、またそういう究極に立ち入る前に何とかしなくてはならない。
でも、一方でやっぱり最悪の場合は考えている必要がある。
それがこういう「婚活を諦めたとき」というわけだ。
こんなことを考えてしまうこと自体、すごく賛否があるにちがいないけれど、そうやってきれいさっぱり結婚や出会いを諦めたときには、心が解放されて、潜在意識が全開状態になる、ということを聞いたことがないだろうか?
ちょっとスーパーナチュラルだけれど、結局のところ、そういう見えない力の作用が働いてくるのを期待するわけになる。
無茶な言いようかも知れない。
けれど、婚活がすべてその人の努力だけで実るものとは思えない。
少なくとも、何度となく失敗している私。
しかも三十代になってからは結婚できる確率が何パーセントもない、とまでいわれている昨今。
絶対に人知だけでは人との出会いをすべてコントロールできない。
絶対に信じられない、としかいうしかない。
最後になるけれど、こういう見えない力の作用を短絡的に求めてしまうのは、すごく警戒すべきことになる。
でも、現実の中でしっかりと努力を重ねて、その後で自身の努力の成果の様にして、そういう見えない力を期待する、というのなら幾ばくか説得力があるのではないだろうか?
婚活を苦しみ抜いて、そして諦めたとき、果たしてどんな世界が目の前に開けるのだろうか。
それを一つのキーポイントとしてよいにちがいない。
喜屋武氷捺