コンビニ弁当が危険な食べ物だという情報は、多くの人の目に止まっていることだろう。
だが実のところ、危険な食べ物と言われるもののを総括した内でも相当なランキング上位になるかも知れない、それがコンビニ弁当のようだ。
ついこの間も養豚場で廃棄処分のコンビニ弁当を食べさせたブタに危険や死産が頻発したことが新聞ネタにもなっていた。
コンビニ弁当に限らずおにぎりや出来合いのサラダ、そしてひいてはスーパーで安売りされている弁当。
安売りされるからにはそれなりのリスクがつきまとっているはずなのだ。
だからランキングを見るまでもなく、健康維持に努力するならばそういうものを安易に食べ続ける方が間違いだ、ということにならないだろうか。
なぜそんなにもコンビニ弁当が危険だというのか、その理由とランキングを見てみたい。
そしてそういうリスクを回避するにはどうすればよいのか?
それも考えていこう。
コンビニ食品は危険の宝庫?添加物芳醇で際限なし!
コンビニ弁当とともにコンビニおにぎり、そしてよく口にするのがスーパーマーケットで安売りされている弁当。
最近コンビニ弁当が危険だ、という情報を目にしたばかりの私は、じゃあということでスーパーで仕事帰りの時間、つまり夕刻以降になると決まって値段が割引になっている弁当を買って食べるのが日課になっている。
値段の安くなった弁当を買うと何だかトクをした気分にさせられてしまうのが、さもしいところだ。
だがそんな弁当類、コンビニ弁当もしかりだが、実のところかなり危険と隣り合わせと言われている。
その元凶、実のところそういう弁当類、食品類に含まれている添加物のためだという。
その食品添加物の量や種類の危険性からランキング入りした内容を見ると、コンビニで売っているコンビニ弁当はその危険度でトップランキングに入るようだ。
ローソン、サークルKサンクスそしてセブンイレブンのコンビニ弁当を筆頭に、それに次いで西友やイオンの弁当類が「怪しい」とされている。
あえて「危険」ではなく「怪しい」としたのは、少なくともネット上の情報を見た限りでは実際にそれらの製品を自分のペットや家畜などで実験した、そしてそのデータを調べてみたという事例がないためで、断っておきたいがあくまでもネット上の情報に過ぎない。
過ぎないが、火の気のないところに煙は立たない、ということも事実だ。
コンビニで私もよく買うおにぎり。
そのおにぎりは油を一杯使っているし、使わずにおにぎりを造ることが出来ないからだと言われている。
その理由は、手で握って造るのと違い、機会で造るとどうしても米粒が機会にまとわりつく。
それを避けるためにあえてご飯に油をかけてまとめやすいようにしているためだ。
単純に考えれば。
あんなに安価でありながら見た目できれいな包装に入り、量も味も申し分ないような弁当、普通に一般家庭で作ろうとしたらすごい手間もかかる、コストもバカにならないはずなのだ。
それなのにあれだけ安い。
スーパーの弁当など、コンビニ弁当よりもちょっと見栄えは劣るにせよ、安い物ならば300円を切る。
コンビニ弁当よりも一回り安い。
つまり値段のランキングではコンビニ弁当の上を行くのだ。
そういう安価な弁当を作るにはどこかで製造過程をカンタンにするしかない。
それが食品添加物、そして上にお伝えしたとおり、おにぎりだったら油を余分に使うなどのテクニックと言える。
アトピー持ちの女性がコンビニ弁当食べたら症状が重くなった?
そして上の通り、この情報はネットで得たものだと私は言ったが、ピンポイント的なケースとして、私の知人にアトピー持ちの20代の女性がいるのだが、彼女は絶対にコンビニ弁当を食べようとしない。
なぜ食べないのか?
実のところ以前、というか高校や大学時代には彼女も食べていたらしいのだが、そのとき気がついたこととして、コンビニ弁当を食べた後で必ずといってよいほどアトピーの症状が現れ、それが酷くなってしまうと語っている。
最初の内はコンビニ弁当のせいでそういう症状がきつくなるとは思っても見なかったのだが、何年か経験する中で、やっと元凶はコンビニ弁当やスーパーの弁当だと言うことを突き止めたと語っていた。
「安物買いの銭失い」
ということわざがあるが、安物の弁当で健康を損ねては、お金をするどころか場合によっては健康、ひいては命にかかわることになる。
それがこうした一連の安い食品類に見られるのではないだろうか。
なお、そのアトピー持ちの女性も自分なりにそういう出来合いの食品類を自分で考えて語ったりするのだが、
「アトピーもそうだけど、他の種類のアレルギー体質の人って今かなり増えてきているでしょ。もしかしてそれってやっぱりそういうコンビニ弁当なんかで使われている大量の食品添加物。あれが原因じゃないかと思うのよ」
「私もコンビニ弁当食べた後、ちょっと時間が経つとすごく体調がおかしくなるしね。アトピーだけでなく便秘になったりしたことだって多かったし」
「大体コンビニ弁当なんて、2,3日放っておいてもカビが生えないって言うでしょ。それって防腐剤並みの食品添加物が使われているって証拠じゃないのやっぱり?」
「イヤ包装技術が進歩して、空気中の雑菌が侵入しなくなったからだっていう意見もあるみたいだけど、たまに見かけるけれど逆に包装のラップが破けているようなコンビニ弁当、その方が怖いわよ」
どうすればコンビニ弁当を食べず経済効果を求められるのか
コンビニ弁当が危険、その食品添加物の含有量から見たランキングもトップを走る。
それはそれでわかったが、だからといって日々財布を圧迫する食費をまかなうためにもコンビニ弁当を食べ続けている方が多いのもやっぱり事実だ。
コンビニ弁当が危険だといわれても、おいそれとはやめられない、そういう理由がこのあたりにある。
じゃあ、そういう安い、怪しげなランキングのトップにい続ける食品を買わないですます方法を考えるしか手立てはないのだが、どんな方法がすぐに浮かぶのか?
これが究極的な問題だ。
その結論はやっぱり自炊すること。
弁当を自分で作ることに他ならない。
手間はかかるから私もあまり一概におすすめできないのだが、やっぱり安価だという大切なポイントを突くのが自炊によってお弁当をつくることだ。
たとえば私の場合、面倒がないのがおにぎり。
それにちょっと付け合わせの野菜の煮物や炒め物を添えてよくお昼の弁当の代わりにしている。
この頃私がよくやる手法だ。
どうやればカンタンで安価なお弁当をつくれるのか、このあたりの情報はクックパッドなどできわめていただきたいのだが、工夫の方法はいくらでもあることだろう。
便利さとそれがもたらす危険度、その危険度の大きさは他人の力に依存すればするほど大きくなるのかも知れない。
ましてやコンビニ弁当などを作るのは私たち購買者をいわば「お金を落としてくれる相手」と考えている企業。
彼らに本音を語らせれば私たちの健康維持なんて知ったことではないはずなのだ。
そこまでクールに考える必要もないのかも知れないが、ただ、自分の体は自分で守る、そういう原初的な考えを「食」の部分から考えていく必要がありそうだ。
(増淵夕子)