B型男性との恋愛に落ちてしまった友人女子。
それが一度オジャンになって、別れてしまった現在、何とかして復縁したい、と泣きべそ状態だ。
そこまではまだよいのだが、相手は何と5歳も年下の20代後半の男性だ。
しかも彼女はA型!
B型と一番相性が悪いということで超有名な血液型でもある。
そんな二人が復縁にこぎ着けられるのかどうか、別に血液型を万能視するつもりはないが、火の気のないところに煙も立たないわけだから、何かそんな根拠みたいなものはあるのだろう、と思って見ていた。
そうしたら案の定というか、復縁しようと彼女が躍起になっている前の別れ方がすごいのだ。
彼女の語る別れのいきさつとともに、復縁の余地があるかどうかをじっくり考えてみよう。
彼女と似たような苦境にはまっている方がいたら、何かの参考になるかもしれない。
B型男性は感性が豊かすぎてついて行けない?
別れたのは、何とデートの手のつなぎ方でモメ始めたのが原因とか。
「どういうことなの?」
と彼女に聞いてみたら、手をつなぐ時彼は手の平を上に向けて手をつなぐのが好きだったそうだ。
B型の男性ってつきあったこと無いが、そんなところまで恋愛の相手に求めるものだろうか?
男の人って面白いな、とか興味本位で私は彼女の復縁などヨコに置いて聞いていた。
で、それを知らず彼女は彼よりも背が低いせいもあって、手の平を上に向けて、いつもその上に彼の手を重ねるようにしていたという。
「そういえば幼稚園時代、そんな男の子いたなあ」
と懐かしく思えた(笑)が、相手は幼稚園どころかいいトシした20代の男性だ。
彼女もそれをある日彼からあらたまって聞かされ、俺は下から君の手の平を受けるのが好きだ、とか何とか言たらしい。
この時彼女がそれをそんなに意に介さずに彼の言う通り従っていれば何の「事件」も起こらなかっただろう。
だが悲しいかな、彼女は自己主張とルール好きなA型だ。
この際だとばかり、彼の不満なところを懇々と諭すように説教して聞かせたらしいのだ。
まあ、母親か学校の先生みたいなものだろうか。笑
そうしたら予想通りというか何というか、彼の方も表面上は穏やかそうに、だが腹の中では怒りの炎が燃え上がったらしく、デートの後で
「もう別れる!さよなら!」
の9文字プラスエクスクラメーションマーク2つがLINEのメールでありありと浮かび上がっていたという。
ハァ?
B型男性とは別れ話はあっという間に到来する?復縁は夢のまた夢?
B型男性の特徴として自由奔放で、移り気。
しかも感性が繊細な場合が多い。
そしてなかなか自分の考えや感情を素直に外に表しにくいという、いわば非現実的な特徴もあるという。
だからあくまでも個人的な印象なのだが、実務とか実業界ではなかなか大成しないのかも知れない。
むしろクリエイティブな活動とか、芸術関係に向いたものを持っているといえる醸しれない。
その彼の感性に彼女は対応しきれなかった、というのが私の見るところだ。
果たして彼女のような実務的な女性が、こうした男性と恋愛してうまくいくかどうか、難しいのではないだろうかと考えてしまった。
仮に今後復縁がうまくいって結婚したとしても、一生山と谷の連続のような気もするのだがどうだろうか?
彼女にも彼の気持ちを理解しきれなかった部分があるのかも
でも私から見れば彼女もけっこう強情な方で、一度好きだと惚れ込んだら後には引かないタイプだ。
私も少し彼女と一緒に仕事をしたことがあるのだが、けっこう先行きとか予定などをグイグイ自分一人で推し進めてしまうところがある。
だから思うに、彼女は正直B型男性の彼氏、年下のこともあって何となく傍目からは彼女が彼氏を子供扱い、とまでは行かなくとも軽視蔑視していたようにも感じる。
何しろ彼氏と携帯で話している時など、彼女が別れた彼を呼ぶ時は「~ちゃん」、彼氏が彼女に話しかける時には「~さん」という関係だった。
もしかしたらこんな細かいところからも彼の不満が鬱積していたのかも知れない。
お互いをもっとよく理解することから復縁につながるかも
いつも気丈そうな彼女だが、今回はさすがに参っているようだった。
だからもしも彼女が何とか彼にコンタクトをつけて復縁することができるならば、彼女は自分の至らなかったところがあった、謝るつもりよ、とまで言っている。
彼女の性格からすれば最大の譲歩ともいえるかも知れない。
元々彼女はこういう柔軟なところもあるのが救いだ。
だが血液型の違いがどこまで信頼できるかどうかはわからないが、お互いをよりよく知るようになる事が恋愛を成功させる早道だとは言えそうだ。
お互いのものの考え方や感情、それらを短所も含めて理解し合うこと。
それが出来れば医学的な問題は置いとくとしても、別に血液型の問題は大きく立ちはだかるものではないと思う。
まあ、頑張り屋の彼女のことだから、何とか彼を説得することになるだろうと思う。
だが、同じ女の立場から見ても年下とはいえ、男性をあまり上から目線で見るのはよろしくなかろうと思うのだが、今回のショックでそれが彼女に理解できたかどうか、興味もあるのでちょっとまた様子見だ。
(一ノ瀬絵美)