B型男性と付き合っている友人女史がいる。
それなりに脈あり行動なども観察して、確かにお互いそういう気持ちでいるらしいのだが、友人の相手彼氏は激情型で、B型男性にはありがちなタイプらしいのだ。
脈あり行動がいくらあるからといっても、そこには「モノには限度があるわよ!」という彼女の言い分。
要するに、怒る時はとことん怒りまくる彼氏らしい。
「でも気立てはすごく優しのよね」
なんだそりゃ、すぐノロケかい!
といいつつも、そういう彼氏が怒った時ボロクソ言われてちょっと傷ついてしまったことがあるとも語る彼女。
彼女が今悩んでいることはそういうわけで、本当に彼氏が自分のことを思っていてくれているのだろうか?
ということ。
B型男性の性格や行動パターンもよく言われていることだが、それも突き詰めながら、いっしょに彼女の悩み事を追いかけてみよう。
B型男性の脈あり行動は簡明直截、単刀直入、清廉潔白
タイトルに強引に4文字熟語を並べてみたが、よく言うB型男性の行動パターンがこれになる。
ついでに天真爛漫とも入れてみたいのだが、要するに
「わかりやすくて隠し事がない」
のがB型男性の行動だ。
実のところ彼女もB型。
同じ血液型どうしだということで、それなりに交際期間も長くてそれなりに円満に付き合いを続けているとのことなのだが、そういう相手の感情の変化とか、行動パターンを肌でわかっているせいなのか、喧嘩になってもお互い傷つきすぎず、上手く事後処理もすんでしまうという。
彼女本人に言わせると、
「彼氏が私に怒っていても、何だかそれ自体が脈あり行動に感じることがあるのよね。だから本当は私も怒り返さなければ良いんだけど、同じB型なせいなのか怒り返しちゃう、というところがあるみたい。でも私の場合はそういう愛情なんかじゃないつもりなんだけど」
でも相手の彼氏の目から見ればそれも愛情表現。
そう感じているのかも知れない。
割れ鍋に綴じ蓋、というのはこういうモノなんだろうか?
笑
O型、B型の女性が相性ピッタリ!
ここでちょっと、B型男性と相性のよいのはどんな血液型の女性かを見てみよう。
よく言われているのがB型男性と相性のよいのは、同じB型の女性に次いでO型
となる。
不器用で計画性のないB型男性だが、その感情の豊かさ、表裏のな点は非常によいものがある。
喜怒哀楽もそのまま表情や行動に出してくるB型男性だが、O型の女性というのはそんな彼氏のわがままもちゃんと聞いてくれ、包容力もあるからちょうど子供をあやす母親のような存在になることが出来るのだ。
そしてB型はいつまでも不快なことを根に持つのに対して、O型の女性というのは同じく感情モロなところもあるが、それをいつまでも引きずることなく消し去ってしまう。
だからB型男性のそういう感情も理解してくれるし、もっと客観的、そして冷静に交際相手を見ていてくれるのだ。
それに対してB型の女性が同じB型男性とつきあったときにはどうなるか?
そのときにはまさに相性が判断の分かれ目となってしまう。
お互いの性格をほとんど生理的にわかっている、それを愛情とすることができるか、逆に憎悪むき出しとなるかのどちらかと言うことなのだ。
考えるだけで怖い、と私は思ってしまうのだが。笑
もちろん相性ががっちり合った時にはとてつもなく愛情がお互い向き合うことになるだろう。
そして私が友人女史の彼女から聞く限りでは、どうやらそのパターンに近いらしいのだ。
彼氏が怒り慣れてきた可能性も?
だからこうなると、結局“夫婦喧嘩は犬も食わぬ”ような案配で、第3者がどう言おうと二人の関係を取り持ったり仲直りさせることが出来ないのと同じハメになるのではないか?
何しろB型男性の彼氏の方が、彼女に八つ当たりしたり怒ったりしてもそれを女の方ではやっぱり脈あり行動なんだよねこれ!と思っているようなものだから、何も言うことなんか出来ないわけだ。笑
でもB型男性というのは、そういう単純な行動パターンの他にもすごく素直で心根が優しい、という一面がある。
他の男性にない魅力かも知れない。
社会の実務になかなか適応できず、場合によってははみ出しているような生活パターンになる人も多いかも知れないが、その分芸術とか、クリエイティブな分野で自分の才能を発揮できるという、すばらしい素質も持っているのだ。
B型男性の脈あり行動が結局のところ、そういう気持ちの素直さに端を発していることを決して忘れてはならないだろう。
ただ、現実問題として友人女史の悩み。
結局のところ、つきあい始めからそういう彼氏の喜怒哀楽の行動パターンはわかっているのに、ここへ来てなぜそれがうっとおしくなり始めてきているのか?
理由は二つあって、一つには彼女が今従事している仕事が大変になっていること、いまだに未婚のまま、彼氏にほったらかされている(彼女に言わせるとほったらかされているわけではない、ちゃんと考えていてくれているよ!ということらしいのだが)という現実があるためだろう。
もう一つは、彼女もこの頃気にしだしているようだが、
「何だか私はあの人にとって『怒りやすい』みたいで、それでエスカレートしてるんじゃないかと思ってるんだけどね」
それも一つの脈あり行動と言えば「又かい!」なのだが、先のことも心配して彼女もいささかブルーになって深刻なようなのだ。
たしなめるために彼女がとるべき最強の方法は何?
ただ、B型男性をたしなめるのはこれも又難しいと言われることだ。
頭からそれはイヤ!もうやめて!とやってしまうと変に男の方がいじけてしまうのがこのB型。
実際彼女もいつだかこれをやってしまったらしいが、
「考えてみたら、そのときから怒ったり怒鳴ったりがパワーアップしたみたい」
とも。
要するに根に持っている証拠なのだ。
だからこういう場合、あくまでも一つの提案として言うと、
“相手の自尊心を傷つけないように、その怒りを「自分が間違っていた」「相手にすまないと思う」という気持ちに方向転換させること”。
感情が豊かな分、そういう負の感情をすっかり消し去ることは難しい。
だからそういう場合には、何とかして自分が反省したりする方向に持って行くことだ。
一番よい方法。
“彼氏が怒ってきたらワンワン泣く”
これが一番効く。
間違いない!
爆笑。
女性の涙は弱いようで男性に対して最強だ。
疑う方はぜひ試してみることをおすすめする。
「この頃すごく私に八つ当たりするよね」
「そんなに言わなくてもいいじゃない」
などなど、発言もカンペしておくと上々。
私が彼女にこれを伝えた後、どうなったかは聞いていない。
だが恋愛関係も持ちつ持たれつで、自分の弱い部分もさらけ出して行くからこそ、関係が深くなっていくはずだ。
そういうお互いの弱い部分、大切に思うべきではないだろうか。
(増淵夕子)