市川海老蔵さんの運営する「ABKAI市川海老蔵ブログ」が、嫁の小林麻央さんのブログとともに最新の情報を伝え続けてくれている。
その中には、麻央さんや姉の麻耶に対する感謝とともに、子供たちのことや稽古のことなど様々に日々の様子を伝えてくれている。
だが市川海老蔵ブログと小林麻央さんのKOKOROとでは明らかに異なることが一つある。
最新情報を語っているのはどちらも同じだが、麻央さんに次いでいま、苦しい思いでいる夫の姿がここにあることが切実に感じられるのだ。
そういう市川海老蔵さんにたいする家庭の内情、そして個人的に思うこと。
それは何だろうか?
借金と嫁の病気を一身に引き受けて三面六臂の活躍をする市川海老蔵
まずはっきり先に考えるべきこととして、市川海老蔵さんはブログでは伝えていないが、最新の状況でも家庭の経済事情がおそらく火の車ではないかと言うことだ。
よく知られていることだが、海老蔵さんは先代で実父の故・市川團十郎さん(66 享年)の代から受け継いでいた総額20億円近い借金があった。
これらのことは自身の黒歴史なので、もちろんブログ上では伝えていないようだ。
だがまさしく波瀾万丈で、一度は海老蔵さん本人の襲名興行で返済が順調に進み、半額ほどに借金が減ったものの、その後存命中だった團十郎さんの病気(白血病)の治療代、そして海老蔵さん本人による六本木での暴行スクープによって違約金すら払うハメになった。
それと合わせて人気もダウンし、CMや映画などの出演依頼も激減している。
この結果借金が再び膨らみ、元の金額に等しい額となっている。
それだけではなく、小林麻央さんが乳がんに現在かかり、長い治療生活を送るにつれて大きな負担が増している、と言う現実を忘れてはならない。
ただでさえ医療代のかさむがん患者の治療。
最愛の妻のことだから背に腹は代えられないとはいえ、歌舞伎界の貴公子・市川海老蔵さんの伴侶として有名人向けの高額な入院設備も必要になる。
加えて非常に難しい病気のために、保険適用とならない最新の海外医療技術も動員して、治療に当たっているため、年間数千万がそこに支払われているとまで言われている。
いま、海老蔵さんは「ABKAI市川海老蔵ブログ」で、そして嫁の麻央さんは病気を押して「ブログKOKORO」を運営し、アメブロの中でトップの人気を飾って多額の収入を得ているという話も聞くが、それらを合わせても麻央さんの治療代にすら届かない、と言う試算もあるようだ。
市川海老蔵ブログではほのぼのとした自分の子供たちの最新映像や、歌舞伎の稽古の模様をほとんどリアルタイムで伝えてくれているが、おそらく彼の心中はある意味麻央さんの次に大変な苦境でいることだろう。
市川海老蔵ブログで語られていないからこそ分かる彼の本当の姿
その市川海老蔵ブログでは、朝食などで寸暇を割くようにして、海老蔵さんが麻央さんを食事させたり介助している事柄なども記載している。
また最新の記事では、麻央さんが玉子かけご飯をすべて食べてくれたことに大喜びしている様子がアップされていた。
だが、この辺はおそらく夫として一番辛いところかも知れないが、そういう妻の様子を見ながら、一方で自分だけは泣き言を言えない立場。
借金も背負い続けて、実際膨らんできているのかも知れない様子にげんなりする姿を見せることも無く、それでいて二人の子供たちも姉、麻耶さんのサポートとともにきちんと見ている。
さらには『ABKAI』の自主公演で、斬新な歌舞伎の形を目指して普段の工業と並行して打ち込んでいる。
市川海老蔵ブログでは決してそういう苦労とか悲しみを表さない。
麻央さんのブログKOKOROは最近になって、アメンバー限定記事の中で自分の病状や治療の苦しみを切々と訴えていることが多いと言われている。
それに比べて、一家の大黒柱の彼は、こういうことを言うのは御法度なのだろう。
以前は女性関係、そして六本木でのことといい、傍目には非常に野放図そうに見えるけれど、芯はしっかりしているものがあると感じるしかない。
わたしが海老蔵さんについて心底感心したのは、自宅に戻った麻央さんから離れたくない、と泣きつく長男の勧玄くんをさとし、幼稚園に送ったことだ。
自分を律しながら心の中で泣いているであろう海老蔵さん。
そういう彼の本当の姿が、今の最新記事の家庭の様子でも見えてくるのではないだろうか。
歌舞伎界の寵児、市川海老蔵と結婚して遭遇した苦労が病気の原因?
そしてあくまでも、これは私の妄想でしかない。
市川海老蔵ブログの方でも、そういう麻央さんに対する思いやりを込めた記事内容を時々目にすることが多い。
だが、これもまた彼が最新記事などブログの中で伝えていないようだけれども、海老蔵さんはおそらく、麻央さんが病気にかかってしまったこと。
それについては、自分が原因だ。
そのように思っているのかも知れない。
これは妄想ばかりでなく、確かにがんにかかる大きな原因としてストレスがある、ということはよく言われている。
麻央さんは市川海老蔵さんと半年の交際の後、結婚して梨園の妻になったわけだが、古色蒼然とした歌舞伎界の風習、特にその裏方の事情については全然馴染みがなかったはずだ。
加えてご贔屓さんなどからも相当な突き上げがあったはずだし、同じことが片岡愛之助さんと結婚した藤原紀香さんにもよく言われている。
想像の域を出ないけれど、そのつらさはある意味一般男性などと結婚した妻と比較して、言語に絶するものだったのではあるまいか?
逃げ場もなく、彼女の中で相当な重圧になっていたはずだ。
それを傍らで海老蔵さんが見ていないはずもないし、おそらく先代の父、市川團十郎さんの時に自分の母親がどういう境遇に置かれていたかで、十分分かっていたことだろう。
その自分と結婚して、苦労を背負うことになった麻央さんに対して、自責の念が湧くことは想像に難くないだろう。
借金を完済し、小林麻央が完治することを目指して
市川海老蔵ブログでは、もしかしたら今後の最新記事の中でも語られることもあるかも知れないけれど、今の一番の海老蔵さんの願いは、自身の仕事はもちろんのこととして、ブログでも語っていない借金の完済、そして嫁・小林麻央さんの完治、回復を全身全霊かけて願っているにちがいない。
何よりそれは、麻央さんの入院や治療の様子で分かると思う。
保険のきかないような高額の治療技術を絶えず駆使し、そして高額なVIP扱いの入院施設に彼女を置く。
そこには借金などいくら膨らんでもよい、彼女の無事が第一だ、という彼の愛情が見て取れる。
ただ、そういう三面六臂の活躍ぶりを示している海老蔵さんだが、あまりの過密な仕事スケジュールと言うことも気がかりだ。
自分自身が病気にならないよう、息抜きすべきところは抜き、帰宅したときには、自宅に帰ってきてくれた麻央さんと水入らずのひとときを過ごしていただきたい。
吉野博耶