「安田美沙子の夫」ということだけですでにすごいブランドだと思うけれど、その会社社長でもある下鳥直之氏が文春に不倫の現場を押さえられ、大きなスクープになった。
安田美沙子さんもこの報道にすかさず所属事務所とともに反応を示し、“二人でやり直したい”というコメント。痛々しいと言えば確かにその通りだ。
下鳥氏の立ち上げているのはファッションブランド会社『VICTIM』の社長で、東京の原宿に詳しい人ならば知っている『VICTIM TOKYO』がそれだ。
安田美沙子の夫ということに加えて会社のオーナーでもある彼が、なぜ今回こういう文春ネタになってしまったのか?
二人とも何事もなければ幸せと贅沢をおう歌できているはずなのに、やっぱりこういうところは女の知らない男の性(さが)なのか?
ただ、自分的に気になることがあったりする。
それをちょっとお伝えしてみたい。
二人はあまりにもモテ過ぎた?
べつに安田美沙子さん自身をさしてそうだということではないけれど、美人にもいろいろなタイプがある。
難しいのは、同じ美人でも家庭向けの美人、そうでない美人に別れる、というのが私の主張だ。
グラビアアイドルでもあった安田美沙子さん、そしてその夫の下鳥直之さんも元々ファッションモデルで鳴らしていた美形。
そして今回は夫の下鳥さんの不倫劇が話題になっているが、結婚前には安田さんも京都にいた頃から彼氏がいたと言い、その後仕事で東京に来た時にはまた別な男性と恋に落ちている。
さらには2009年、俳優の城田優さんとの交際を自分のブログで発表。
下鳥さんと知人を介して出会い、交際の末結婚に至っている。
一見してすごい男性遍歴だ。
一方の下鳥直之さん、新潟県直江津高校に在籍時、東京に遊びに行った時にモデルスカウトされたほどの美形で、卒業後はモデルからアパレル業界に転身。
わずか1年で自己ブランドを立ち上げるという強運の持ち主だ。
安田美沙子の夫、という肩書きだけが一人歩きしそうなのだが、まちがいなく会社運営などの実業上でも相当な手腕の持ち主だと言って良いだろう。
ただ、果たしてこの間、結婚相手の安田美沙子さん以外に他の女性がいたのかどうか、または以前付き合っていた元カノがあるのかどうかについては全く不明。
好意的にとらえれば妻の安田さんの手前、そういう女性はいなかった、と言うべきなのかも知れないけれど、今回の不倫スクープを見る限り、どうしてもグレイなイメージになってしまうと言えるのではないだろうか。
ただ、その下鳥直之さんの“過去”はどうあれ、少なくとも安田さんのこれまでの段S制遍歴を見る限り、何となくたんなる「安田美沙子の夫」として、そしてブランド会社の社長として、妻と同じく優雅な女性関係はつくっていたのかも知れない。
そしてそう考えていけば、安田さん夫妻というのは、お互い「モテ過ぎた」んじゃないかと思う。
それが災いしてしまったように感じてならない。
もちろん旦那の不倫という一点で、今回は下鳥氏に批判が集中するのは仕方がないけれど。
たぶん女性遍歴は少ない?
ただ、今回の下鳥直之氏の文春スクープ。
「安田美沙子の夫」というブランドチックな肩書きにしては、けっこう庶民的なデートで済ませているんじゃないかと思う。
多くの読者の方もそう感じるのではないだろうか?
彼が北川景子似だというある病院勤務の女性と歌舞伎町のホテルに入る前、丸の内の夜景を楽しんで中華料理店で夜食ということらしいが、どう見ても庶民のデートコース。
私は中華料理店で笑ってしまった。
しかも歌舞伎町のホテルから二人が出たところを文春記者に突撃取材された時にはあっさり関係を認めている。
ヘンに事実を隠そうとせず、しかもデートも何となく垢抜けていないような。
そう言ってしまうと安田さんには申し訳ないけれど、あの「安田美沙子の夫」という肩書きを持つ会社社長にしては、同じ不倫でもずいぶん慎ましやか、そして根は正直な男性。笑
もちろん不倫という一点については絶対うなずけないけれど、自分の中では不思議と好感が持てる実業家青年、それが下鳥氏のイメージだ。
男にとっては“お預け状態”がやっぱり痛かった?
でも、安田さんもこれまで自分の過去を振り返って考えても見ただろうし、また会社を独力で立ち上げた下鳥氏についても、自分とは違うしっかりした家庭観をもつ男性、ということで惚れて結婚したのではないかと思う。
だから本来妊娠中に浮気、不倫というのは普通の夫婦に増して腹に据えかねるところ、相当下鳥氏の方も彼女に平謝りしたにちがいない。
彼には「こっぴどくお灸を据えた」と語る彼女だけれど、一方で妻が妊娠した時にはなかなか夫婦生活もままならなくなる。
要するに当分の間「夜はお預け」。
これが一つは下鳥氏に効いていたのかも知れない。
でもだからといって同情は絶対ムリだし、それどころか妊娠中に浮気されたら必ずどこかで思い出す。本当に一生の心の傷。
安田さんがそういう仕事に、そして妊娠出産に大忙しなところでスキができてしまった、ということもあるだろう。
安田さんの“お灸”がどこまで効いたかは、下鳥氏の今後の有り様を見るしかないけれど、女の立場から出ている意見では、絶対懲りていない、またやるにちがいない、という声も大きい。
でもいろいろな意見の中で、ただ一つ言えるのは、生まれてくる子供のために自分がしっかりしなくてはならないということ。
そのために是非しっかりと毎日をがんばっていただきたい。
喜屋武氷捺 きゃんひなつ