彼氏のケチさ加減に愛想が尽きる、という人はなんだかたくさんいる。
中にはデートのたびにイライラ。
ケチな彼氏のクセが鼻について、楽しいはずなのに逆に不快感マックス。
当然に、イライラしっぱなしだと良いことなんかない。
そう思うとよけいにイライラしてしまう。
でも、そんなケチ彼氏に悩む貴女に、お悩みを解消させてプラスの方向に逆転させる方法がある!
知っておくと絶対にお得。
そんな秘訣をおしゃべりしてみたい。
ケチ上等?イライラをこらえて彼氏と貴女の“将来”を考えよう!
最初にまず気づいていただきたいのだけれど、
貴女と彼氏が将来一緒になったとき、イライラするほどの彼氏のケチさ加減、どケチぶりというのは、将来二人のために大いに役立つかもしれない。
そういう考え方がある、ということをお伝えしたい。
つまり、今はどうしても先行きのことは見えず、お互いに「今現在」のことだけで頭が一杯。
だからよけい、ケチすぎる彼氏が目立ったり鼻についたりしてイライラしてくる。
デートで乗り物使うにも、食事や旅行にも「割り勘」を主張する。
酷いのになると、小銭などを彼女にせびったりたかるような“プチひも彼氏”みたいな男性だっていたりする。
そうなると確かに行き過ぎ、というケースだってあるだろう。
けれども基本的に彼氏が
“余分な出費をなるだけしない、こらえる気持ち”を持っている。
それでケチに見えるなら、いかがだろうか?
逆にそれを考えず、どんどん今ある財布の中身に任せて使っていくような思慮を巡らさない彼氏。
貴女はどっちが、将来的に良い男性と思うだろうか?
今の世の中、順風満帆な時もあれば、仕事に窮してとんでもないどん底になることだってあるかも知れない。
その「まさか」の時に備えていくことを考えれば、むしろケチな性格というのはイライラどころか、むしろありがたい“恩恵”になるのではないだろうか。
彼氏のケチぶりにイライラするのは、確かにイヤかも知れないけれど、私も良く既婚で所帯持ちの女性と話をしたりすると、
「旦那にするつもりでいる男の人は、ケチなくらいがちょうどいい」
みたいな意見が返ってくる。
それに気づいて、こういうふうにお伝えしてみた。
ようは、今だけでなく、先のこと、将来的にあなたたち二人が一緒になったときのことを、しっかり考えてみるとよい。
そうすればイライラもある程度は楽になってくるにちがいない。
「へそくり」を考えよう!
もう一つ、既婚女性から授かった秘訣をお伝えしてみよう。
彼氏にも明かさず、こっそりと「へそくり」をしておくこと。
交際中くらいでは、そんなところまで詳しく相手に伝えないかも知れないけれど、同棲ならあるかも知れない。
でも、そうやって長い、深い付き合いになればなるほどお互いのアラも見えてくる。だからもしかすると彼氏がケチで困り果てた、などというのもそのひとつだ。
でも、それにある意味“報復”を仕掛けて満喫するのが「へそくり」。
「ザマをみろ!アンタの知らないところで私はしっかりお金貯めてるんだぞ!」
と考えれば溜飲も下がるし、イライラもシレッと通り越せることができる。
そしてある意味“罪悪感”も湧くだろう。
でもそういう罪悪感、彼氏に対して申し訳ない、という気持ちを貴女の中につくることで、ストレートな怒りを引き起こすブレーキになってくれる。
だから、そういう心のバランスを作る目的で、たとえば貴女自身の実入りを向こうに伝える必要があったら、その金額を低めに言っておくとよい。
そして実際の実入りとの差額が「へそくり」だ。
そして、レストランなどで割り勘などを持ちかけられたら貴女の方から
「ごめんなさい、私もあまりお金ないもんだから、割り勘だったら入るのやめましょう」
みたいに、「へそくり」の部分を差し引いて言ってみることもしてみてはいかがだろうか。
貴女のケチぶりも見せてあげることで、自分の反面教師みたいに相手も感じるかも知れない。
「男は興味のないものほどお金をケチる」が鉄則!
それからもうひとつ、好きな人をあげつらい、イライラする前によく考えていただきたいことがある。
二人でデートや旅行、食事に行ったとき、デート先とか食事や遊びがどれだけ彼氏が気に入ったり好きなのか?
男性というのは、自分の興味が湧かないことにはとことんケチになる。
私もデートの時初めて身をもって悟ったけれど、結局男と女は興味の行き所が全然違うことが多いのだ。
化粧品屋にいっしょに入ってコスメを選んでいるとき、最初のデートでは我慢してたようだけれど、それが何度か重なると完全に男の方がイライラ。
終いには店頭でチャッチャと“お別れ”になったときもある。
ようするに、お金どころか「時間ももったいない」、というわけだ。
友人女子に話すと「酷い!」の一言だったけれど、それでもあの元彼はそれほどケチなそぶりも見せていなかった。
つまり女の化粧は、男にとってそれだけ興味ゼロ、ということかも知れない。(泣)
ケチぶりを見せて自分の“好み”を伝えている?
だから電車に乗ったり、お店に入って割り勘などを主張されたりと、彼氏に度が過ぎたケチなところが多かったり、貴女がそれでよけいにイライラするようなところがあったら、それはまさしく自分にとっては全然興味のないことを貴女がしている、というサイン。
ちょっとした行楽地や外食、映画や旅行に行くだけでもお金はかかるもの。
元々興味がないけれど、ただ貴女の方でそれをしたいと言うから、という理由でついて行くようなものになる。
それだったらいっそのこと、
「自分でお金かけてもしたいことがあるとしたらどんなこと?」
みたいに、貴女の方からカマをかけてみていはいかがだろうか?
また、もしも彼氏が家庭的な人だったら、貴女にとっては“女”の見せ所。
「良かったら今度〇〇へ行くときお弁当作ってあげるね」
「貴方の部屋に行って料理してあげようか」
などと提案してみてみるのも良い。
それが上手くいったら、貴女もイライラせず、二人の中も熱くなる。
そうなれば「ケチな彼氏様々」。
いかがだろうか?
特に料理に自信のある人、磨きをかけていきたい方は、ぜひチャレンジしていただきたい。
増淵夕子