元彼から連絡が来たら貴方はどうするだろうか？
しかもそれがすでに既婚している男性。

私自身、昔の元カノになっている自分のところにわざわざ電話とかメールなど、既婚の元彼から妙に生々しい連絡が来ることがあった。

元彼から連絡が来たからって、何もヨリを戻すとかいう深刻な話まで持って行く必要は無いと思う。
しかも相手は既婚者だ。

そう思い直す人も多いだろう。
だが対応を間違うと、墓穴を掘る可能性も捨てきれない。
私が実体験した内容、そしてその結論としてたどり着いた考えと行動。
それは何か？

既婚者の元彼から連絡が来たら100％「遊び目的」と決めかかってヨシ？

始めに結論ありき、じゃないけれど、以前別れた元彼から連絡が来たのは、やっぱり多少前のことだ。
で、その時友人の後押しもあったのだが、絶対にまともに取り合ってしまうとよくない。

それどころか、どんな理由をつけていたにせよ、自分とはもうヨリも戻らない、と思った方が良い。
だから100％遊びとかかってしまうのが最良の策だ。
遊びという「疑い」ではなく、完全に遊び。
そういう強い気持ちを持つことが大切になる。

なぜなら、そういう元カノにあえて連絡を入れるという男性の心理として、絶対に本気ではないと断言してよいと信じるからだ。

本当にまたヨリを戻すとすればすでに既婚の身分の元彼は、当然離婚までに至る最悪のシナリオも考えていなくてはならない。

だが、往々にしてそんな大きな出来事に至る前に腰砕けになるはずだ。
慰謝料や子供が出来ていればその養育費、果てはこちらが元彼を略奪したと言うことで世間様からとてつもない非難を受けることになる。

下手をすれば元彼の方も自分の勤め先を退職するハメにすらなる。
そんな大きなリスクを背負って、本腰を入れて元カノと接触することはまずあり得ないからだ。

一万歩譲って元彼から連絡をもらった女性が“愛人”のような関係になったとしても、今度は貴方の将来が元彼に振り回されることとなるのは同じこと。

だから例外なくまず「遊び目的」による声かけ。
最初からそう考えて損はないだろう。

長話は元彼の術中にはまりやすい？

元彼が結婚したという情報はすでに聞いていて、ものすごく落ち込んだときもあったし、その前の私との別れ方。
古傷をつつかれ治すとすごくうずくというか、悲しい思いがよぎる。

でもいったん既婚者となったからにはすでに人の旦那となっている。

だからそういう元彼から連絡が来たからと言って、喜び勇んで飛びつくのはヘンだし、モラル的にもものすごく問題がある。

もちろんそうは言っても気持ちの方が先に立ってしまうのが女だ。
だからいくら既婚だという肩書きがついていようと、メールや電話で会話している元彼は、以前の自分の恋人だった。
このことはどうしても覆せない。

そして一番失敗しやすいのが、そういう過去の思い出に振り回されてしまい、元彼から連絡が来たときに気持ちが複雑になってしまうこと。

私は引っかからなかったが、知人の女性は元彼から連絡が来たとき、懐かしさなども手伝ってうっかり長話したらしい。
「だってもうそういう気持ちも私の方は吹っ切れていた、と思っていたしね」
と話す彼女だが、自分の意に反して既婚の元彼、甘い言葉とか楽しげな再会の仕方を提案してきたらしい。
「今度ちょっとペアで沖縄に旅行したいと思ったんだけど、女房のヤツが実家に帰っていてね」
とか、
「あそこのレストラン、フレンチが美味しいぞ」
みたいなことをまくし立てられたとか。

そういう言葉を聞いている内に元彼の嫁に対する嫉妬心も湧いたかも知れない、なんだかどんどん昔のような楽しい付き合いになるかも、なんて想うようになってきたらしいのだ。

その後彼女が既婚の元彼とどういうことになったのかは聞いていない。
だが、相当にリスクの大きな関係になっているのではないだろうか？

メールだったら既読無視、電話ならはっきりとそういう意思表明を！

だから、スマホなどで元彼から電話が来たときには
・絶対に長話はよすこと。
まずこれが一つ目。長話すると絶対に気持ちが動くから。

そして二つ目には、
・「連絡お断りです。さようなら」
くらいに言って良いと思う。そして数秒でブツッと切る。
相手が貴方に理由を聞いてこようと「お断り」「さようなら」、という“超短い会話”でよい。

もちろんメールだったら既読無視くらいで済ませること。
返信も基本避けることだ。

「私だったらそういうの大丈夫だから」
という女性も少なくないと思うが、特に女性慣れしている男性の場合、そういう女性の気持ちの変化とか機微というのも相当に心得ている。

まして相手は結婚して、嫁という女性と毎日一つ屋根の元で生活している男性だ。
女性の性格について酸いも甘いもかぎ分けている、という可能性は絶対にぬぐい去れない。

もう一つ言ってしまうと、既婚者が相手だと、社会的にも信頼性がおけるという安心感も手伝って、そんなにヤバいことにはならないよね？みたいな思考も生まれてくる場合もあるようだ。

だからぶっちゃけ言ってしまうと、元彼から連絡が来たのはほぼ“電話勧誘”と同じレベル。
少なくとも私はそう考えているが、いかがだろうか？

元彼からの誘惑をはねつけて正しい婚活を！

私は以前、そういう元彼との関係がジエンドになったことを、下の記事の中で語ったことがある。

元彼が結婚して涙がこぼれて仕方がない！心を癒すために頼るものは何だろうか

この結婚した元彼が、しばらくしたら2度3度と私に連絡をよこしてきたのが、その後の話として今回上の様な下りになっているわけだけれど、同じく私が上の様なやり方でスマホから「断り」の返答をして以来、全くかかってこない。

おそらく今、元彼のほうも
“これ以上私にコンタクトをとろうとしたらよけい私の機嫌を損ねることになるかも知れない。そうしたら嫁のように私の方からこういう電話があったと連絡される可能性だってあるかも知れないな？”
みたいなことを考えていたのではないだろうか？

でも、もしも元彼から連絡が続くようだったら私はそうする決意でもいた。
これは事実だし、そのくらいの姿勢は見せておくべきだと信じている。

で、これも私の推測だが、結局その後、元彼から連絡が来なくなったのは
「明らかに遊び目的だった」。
そう見てよいのではないだろうか？

本当に、早く私たちも既婚者と呼ばれる身分にならなくてはならない。
どうか誘惑に負けず、ぜひよい未来を築いてくださることを、同じ多くのアラサー女性にお願いしたい。

（一ノ瀬絵美）