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喜多嶋舞が再婚して生んだ長女と実子裁判の中心となった長男を考えると、二人はあまりにも境遇が違いすぎて、長男が哀れすぎるのでは

喜多嶋舞さんが2007年に出版社勤務の東大卒エリート社員と再婚して、2008年に長女をもうけたが、それとは別に、彼女が別れた元旦那・大沢樹生氏が、結婚生活中に生まれた長男に対して実子ではないという判決がつい先日出された。

2013年にDNA鑑定で彼の実子ではないことが判明していたが、それがあらためて法律上でも認められた形となった。

大沢氏にとってはこれではっきり喜多嶋さんと縁が切れたこととなるのだろうが、ここで同情せざるを得ないのが、結局彼の“息子”とならなかった18歳の長男だ。

喜多嶋さんの長女は2008年1月に生まれて再婚した母親、そして間違いなく父親のエリート男性のもとで円満な家庭の中で育っているにちがいないが、長男の方は父親と思っていた大沢氏でなく、全くの別人が父親と言うことになる。

100%喜多嶋さんにその責任があるとはいえないかも知れないが、大変な境遇であることは間違いないだろう。

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ただ、大沢氏から父子関係を拒否する訴えを起こされた時、喜多嶋舞さんは必死で彼が長男の父親だと主張を続けていた。
長男も母親と同じ側に立って争っていたようだが、結局すでにDNA鑑定で判明した段階で裁判の結末はわかっていたとも言えるだろう。

もちろん若い頃、多くの男性と関係を持ったことが噂されている喜多嶋舞さんにいくらでも非があるだろう。
そして確証は持てないが、彼女も長男が大沢氏の実子ではないと、うすうすわかっていたのかも知れない。

ただ、再婚して生まれた長女と違い、長男は感音性難聴という先天的な障害を持って生まれてきている。
このことは彼女にとっても大きなショックと悲しみだったに違いない。
だから、あるいはこの長男の行く末を心配して、「是が非でも」彼の父を大沢氏にとどめておきたかったのかもしれない。

だが、大沢氏からすれば、もしかすると他の男と遊んだ結果できた子供で、自分の実の子供でもない彼を喜多嶋さんが自分に押し付けるのは許しがたい行為と映ったに違いない。

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両親の遊び心からこの問題は端を発したのかもしれないが、結局それがもとで自分の父親が誰それかと、揺れ動き、それで一番悲しい、つらい目に合っているのはやはり当事者ではなく、何の罪もない長男であることは間違いないだろう。

北島さんが再婚後、生まれた長女と境遇を比較したとき、単に障害を持っているから、というだけではなくあまりにも不幸と幸福のギャップが大きすぎるのではないだろうか。

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ただ、大沢氏も自分と長男の間に父子の関係がないことを海外機関にDNA鑑定を依頼し、さらに東京家裁に訴訟まで起こした経緯を見る限り、おそらく彼にも憤懣が鬱積していたことは想像に難くない。

96年6月に、デキ婚で喜多嶋舞さんと大沢樹生氏は結婚したが、当時から彼女は妊娠していたのでいわゆるデキ婚だった。

しかしながら生まれたのは結局大沢氏の子供ではない、他に交際していた男性F氏との間に生まれた子供だったということが今では広く知られている。

DNA鑑定後、大沢氏が真相を知って激怒したことは言うまでもないが、一方喜多嶋さんも同じく息子の親権を拒否!

つまり長男にとってはこの時点で母親もいなくなってしまったのだ。

二人の間にはいうに言われぬ様々な事情もあったと思うが、これで長男が哀れだと思えなかったらおかしい。
しかも長男は障害をもって生まれてきている。

自分の子供なのに、喜多嶋さんはどう考えているのだろうか?
多くの世論が喜多嶋さんをあまり擁護しないのは人情かも知れない。

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現在、長男は米国のニューヨークに在住している彼女の母親で元女優の内藤洋子さんのもとに引き取られ、親権も内藤さんに移っている。

そして寿司職人になることをめざし、現在は喜多嶋さんの弟、つまり彼にとっては叔父の家に同居し、寿司職人の叔父のもとで修行中とのこと。

喜多嶋さんが再婚してできた長女はまだやっと小学生だが、長男の方は分別の付く年頃だ。
その彼が、自分の親の問題についてはあまり関心がないことを言いながらも、
「自分がこっち(米国)で一人前になって幸せになればよいこと」
と語っている。
この言葉が真実だったら、これ以上立派な息子もいないだろう。

母親と実の父親の問題の行方、それに対して一番確かな回答を抱いている、もしかしたらそれがこの長男ではなないだろうか?

(一ノ瀬絵水)

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