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霧島れいかが旦那を親友とか、離婚を解散とか軽すぎる言い方じゃないだろうか お互い不満のない夫婦なんてないし

女優の霧島れいかさんが43歳で旦那と離婚した。
霧島さん本人がいろいろな言い方で結婚生活の不満とか、離婚のことを「解散」なんて表現している。

これをとがめて私の既婚の友人は、上の記事タイトルのように問題視していた。
「結婚とか家庭生活とか、もっともっと現実的よ」
「何で離婚を解散とか言っているの?」
「妙に美化とか、カッコ付けているような、そんな気がするよね。芸能人だからしょうがないって部分もあるかもだけど」

結婚生活の経験ゼロの私はこのハナシにうんうんうなずくだけだったけど、やっぱり家庭生活?年の夫婦経験者で子持ちの彼女の言い分には相当正論があるんじゃないだろうか。

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たまたま日曜の朝早くテレビを見た私も、霧島れいかさんが「ボクらの時代」(フジ 朝7時~)に出演し、自分の離婚を発表して、それを確かに
「円満な離婚」
とか、
「私たちは(離婚を)『解散』と言っている」
と語ってのを聞いた。

旦那が誰だかイマイチわからない。
霧島れいかさんは「花子とアン」や映画「ノルウェイの森」に出演していたそうだが、いずれも端役で、正直あまり印象がない。
「花子とアン」は私も見ていたのだが、それでもわからなかった。
旦那がわからない、というのも当然かも知れない。

結婚して6年間家庭を持って、それで別れてしまうと言うと子供もいるのかも知れないが、独身女の身から考えても、解散とか親友とか、結婚生活に相当変わった考えを持っていたンじゃないだろうか。

「バンドみたいに『解散』とか軽すぎるようにいうんだったら、もしかするとその内『再会』とか『再集合』とかするんじゃない?」

と、既婚の友人の口が止まらなかった。

夫婦ゲンカとか、離婚とか別居とか、家庭を持つと今度はそれが壊れていく方に興味が集まるのは人情だ。
だから霧島さんの離婚自体も「ナントカは犬も食わない」わけで、当事者しかわからない不満があるのも事実だろう。

breakup

「結婚して何年も一つ屋根で暮らしていれば、どんな男女だって不満が出たり腹が立つことだって当然だし」
「(霧島さんは)『おや?』っていう感じとか言っていたけど、そんなことで別れる、別れることを『解散』という、何かちょっと違うと思う」

そうウンチクをたれている彼女の横にいる小さな息子、母親の彼女の横でしきりに彼女を突っついていた。

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正直なところ、旦那と破局したと言われるまで霧島れいかさんて誰だかわからなかった。

話はガラリと変わるが、このところ結婚とか離婚してはじめて名前がわかる芸能人ってずいぶん多い気がする。
まさかと思うけど、離婚ネタを持ち出して自分たちの知名度をアップさせようという意図もあるかも知れない。

霧島さんももしかすると、今回の自分の離婚をそんな知名度アップに最大限利用しようと、わざと離婚を解散と言い、旦那を親友と言い換えていたのかも知れないが、離婚自体がマイナスイメージなはずなのに、離婚に関係する表現をこんなふうにするのは、火に油ではないだろうか。
たとえ本心彼女がそう思っていたとしても、である。

アラサーにもなって未婚なままの私は、子持ちの友人にも結婚を励まされてはいるのだが、結婚生活に入ればいやな経験も多い、同時にそんなことを友人から実体験で語られるとやっぱりひいてしまう気持ちも出てくる。

それでもそんなマイナスを語っている彼女は、むずかる自分の息子を私の目の前で叱りながら、私よりも何倍も幸せそうに見えるのが不思議だった。

隣の家の柿は美味しそうに見える、と言う心理もあるかも知れないが、家庭の不満をたらたらと話す彼女、それでも輝いて見えるのは不満があくまでも表面上のことになっているのだろう。

うらやましいけど、母親は強いっていうのはやっぱり心理だ、と彼女の表情から実感できたシーンだった。

(一ノ瀬絵美)

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