湘南乃風の若旦那こと新羅 慎二(にらしんじ)氏が嫁でシンガーソングライターのMINMIと離婚した。
今まで2人、3人と子供も授かり一見仲むつまじい夫婦のように思えてきたのだが、ここに来て若旦那もMINMIもアラフォーとなり、倦怠期だったんだろうか。
結婚生活中に恋が終わって仲間となり、そこから別居生活に“発展”したのだという。
お互いミュージシャンとして才能も活動も異なって来てしまったというのだろうか。
それにしても残された子供たち、どうなるんだろう。
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アラサーで結婚し、アラフォーで別れるって、何となく元々関係が薄かったのか
湘南乃風の若旦那が嫁のMINMIと出会ったのは彼がジャマイカに渡った時で、すでにニューヨークや南米で日本人ながらレゲエ歌手としてヒットを飛ばしていた彼女に一目置きながら、互いに惹かれ合って結婚したようだ。
だが何となく思うのだが、音楽、それもレゲエとかロックなどの音楽で意気投合して一緒になった夫婦というのはとかく別れやすいように思う。
その理由は音楽自体にあるのではないだろうか。
クラシックなどはまた別なのかも知れないが、ポップ音楽みたいに軽いものになると、かなりその方向性も目指すものもすごく多岐にわたるようで、しかも年月が経つ中で様々に考えも変化したり、好む方向性なども別れてくる。
こうなると時間が経つにつれて音楽で求めるものもずいぶん違ってくるし、それは思考にまで影響してくるのだろう。
結局お互いの音楽に別な道を見つけて別れたのかも知れない。
ただ、二人とも大体似通った年齢だし、2007年には湘南乃風の若旦那は32、嫁のMINMIは33くらいだったはずだ。
それぞれアラサーで、それまでやってきた音楽も、くくりで言えば大きくレゲエというジャンルになるのかも知れないが、お互い20代にそれぞれ造り上げていた音楽に対する姿勢や考え方も固まっていたはずだし、そうでなくふつうのアラサー女性、男性でもそんな年齢ならば結婚相手などに大きく影響されてブレないようなものがある。
要するにお互い大人すぎて結婚していたのかも知れない。
一見冷めてしまったようにもコメントの中から感じられる。
元々夫婦の関係としては薄い方だったのかな、などとも思ったのだが、良い言葉を選んで破局の理由を考えればこういう物言いになるのではないだろうか。
純恋歌の「初めて一途になれたよ」が空しく感じる
だが、湘南之風の「純恋歌」などを聞いてみるにつれ、今回の二人の破局劇に対してはどうしても違和感がありすぎる、そういう感想を持つ人は少なくないかも知れない。
レゲエミュージックらしく、湘南之風は情熱的な歌詞に富んでまったりと聴かせてくれる曲が多い事でも有名だ。
もちろん女性に対する愛情、その強さをおおらかに歌い上げているという意味でも定評がある。
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若旦那を始め、リーダーのRED RICE(レッドライス)こと森﨑匠(もりさき たくみ)氏他、4人のグループはアウトロー的なミュージックをバックに、その歌の歌詞が結婚式の余興にもピッタリだし、特に「純恋歌」の“初めて一途になれたよ”などという言い回しは、そのバックに流れるキラキラした美しいサウンドに乗せられて、今でも聞く人を惹きつけてくれるのだ。
だがここにきて「ベタ惚れ」とか、「初めて一途になれたよ」、「会いに行くよ」などとう歌詞の文句がずいぶん空々しくなってしまったように感じるしかないかも知れない。
とりわけそんな聞き手が冷めた気持ち、残された2人の子供たちのことを考えれば強く空しく響いてしまう人は少なくないかも知れない。
まあ、私の友人で嫁女子はやっぱりというか、一番不快感をあらわにしているようだった。
夫婦が生涯仲むつまじくやっていくには、倦怠期を乗り切るしかない
湘南乃風の今後とともに、若旦那と嫁が今後どんな活動に変わっていくのかまだわからない。
それとともに気になるのが子供の親権だ。
別れてしまえばいくらヒットを飛ばして稼いでも、子供の面倒を見ることもままならなくなるわけだし、二人の破局で一番損をするのはやっぱり子供たちとなる。
おそらく親権はふつうに考えて元旦那の若旦那が持つのではないかと思うが、まだ二人とも小さいし、当面は成人になるまで仕事の方はそこそこにして、子供の世話に専念することを願いたい。
ただ、同時に気になるのは結婚した私の友人が考えている詮索なのだが、
「それぞれ新たな道へ進むことに決めたから、なんて言って別れたりしている芸能人、これまでにもいくらでもあったけど、その後コッソリ再婚していたり他の女とつきあっているなんて報道されたりしているよね。だからもしかすると、浮気とか不倫の可能性もあったりするんじゃない?」
「倦怠期だということもあるんだろうけど、そんな時期だからよけいに他の男や女が気になってくるってことだってあるし。二人の別れ方、何となくきれいすぎるって感じがするよね」
このあたり、あくまでも私の個人的な推測も入っていたりするのだが、疑いだしたらキリがない。
破局の真相が何であれ、まずはブログで発表した離婚の理由を信じておけばよいし、そのほうが健全だ。
そして二人の破局という行為は確かに真逆とも取れる内容になってしまったが、純恋愛などの素晴らしい曲は、曲がそれ自体として今後も歌い継がれていくに違いない。
(一ノ瀬恵美)