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婚活パーティーはサクラのバイトだけじゃない!騙さなきゃ騙される婚活が今の成婚率をダメにしたのかも

すごいタイトルになってしまった。
婚活パーティーで、よくサクラのバイトが問題視されたりすることがある。
だけど書かなきゃならないと思ったので、私の考えを書いてみることにする。

実際サクラだと知らない人は知らずに純粋な気持ちで婚活している方だっていると思うし、事実数年前の私がそうだった。

だが仕事などでヨコのつながり出来たりというか、婚活を長くやっていく内に入ってくる、目につくのはやっぱりよくない情報だ。
基本的に「騙す行為」だからだ。

よく聞くのが女子大生時代に街で声を掛けられて誘われたバイトが実は婚活パーティーへ身分を偽って参加するというもの。
前に勤めていた会社にもそんな経験をした女子がぽつんぽつんいたように感じる。
その話を聞いた時、はじめは半信半疑だったが、実際にはかなり多いようだ。

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婚活パーティーの「実情」を知っていても参加を続けるしかない

でもそれを知っていてもなおかつ自分を鼓舞して相手探しに奔走しなくてはならない。他に選択肢がないからだ。
そして特に私と同年代、つまり30代の未婚女性はそんな過酷な中で相手探しをしているのである。

そんな悲観的な感情が高じた勢いというか、実態を熟知してしまって悟ったというか、それならこっちも、という風に割り切りすぎてしまう場合もあるようだ。

つまり自分の経歴や年齢などを偽ってパーティーに参加したり、結婚ではなく遊び目的で参加するケースもあるという。

ダークな部分を挙げればキリがないのだが、要するに
騙される方が悪い、騙してもバレなきゃよい。
というスタンスで婚活は回っている。

全部が全部そうとは言わないが、かなりの部分こうなっている、その可能性が大きいと言うこと。

そんな実態を考えると、業界も含めて今の婚活の実態のあり方自体が、成婚率を押し下げている、そんな風に感じている。

婚活でたとえ成功しても、結婚生活が破綻すれば意味がない

婚活パーティーのサクラは何も女性に限った事でなく、男性も同様で、特に人数合わせとか、宣伝効果のためにバイトを雇うことがあるようだ。

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婚活パーティーを開いている業者はもちろんこんな世間の疑惑を熟知していて、サクラを使うにしても大変手の込んだやり方をしているというのは十分予想がつく。

バイトした男性女性の方にもそれなりに言い分はあるようで、一つにはそうしたサクラの仕事だとは当初言われていなかった、思いの外待遇がよかったので、ちょっと怪しげだとは思ったが経験するのもよいかも、的に考える場合もあるという。

だが、基本的に裏を取られてサクラがバレれば最悪警察ざたにもなりかねない。
生活のためにやむを得ずそんなバイトをしている方もいるかも知れないが、そんなわけで続けることをおすすめできないし、もっと地道な仕事を探した方がよいと思うのだが。

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そして更に深刻だと思うのは、運良くそんな仕事をしていた女性、男性たちが本当に結婚した後、果たして配偶者の方は彼らの“過去の仕事”を知ってどう思うだろうか。

仕事で結婚相手とは別の、異性の相手を偽ってデートしたり、結婚をちらつかせていた人間だということ。
結婚生活は基本一生続くものだし、長い間にこうした過去は絶対にバレてくると言ってよいだろう。

そんな時、結婚した相手は大丈夫だろうか、歯牙にもかけないでいられるのだろうか?
個人的に婚活でさんざん苦しんでいるわが身としては、やっぱり平静でいることは出来ないだろう。

サクラの仕事は将来の自分のためにも断るべき

だから街中で誘われたバイトの話が実は婚活パーティーでサクラのバイトだとわかった時点で、即足を洗うべきだ、というのが私の主張となる。

大学生など生活が苦しくて、続けなければならない場合もあるかも知れないし、その気持ちはわかるが、それでも人を騙して、人の一生を振り回している仕事には違いないのだ。

そして因果応報というか、結婚した後もそんなサクラの仕事をしていたことから得た経験則みたいなもの、つまり

だまし騙されてみんな結婚しているんじゃない?

みたいな考え方が自分の頭の中に出来てしまって社会も家庭もハスに見るようになってしまう。
そんな家庭、そしてその家庭の中で生まれ育った子供たちがどんな思考になるのか、うすら寒く感じてしまうのだ。

結婚は人と人とのつながりの結果によるもの!互いを大事にすることから始めること

というわけでつらつらと個人的な意見を並べてきたのだが、この問題の背後にある

「じゃあ、どうすればそんな今の婚活の実態の落とし穴にひっかからず、健全に一生の伴侶と出会うことが出来るのか?

という一番の問題にはいまだ応えていないし、私自身婚活の真っ最中なので何をどうすればよいのか、はっきりとは掴めていない。

ただ、同年代の友人で結婚している女性の一人から聞いた話では、
結婚は基本、他人同士が結びつくこと
だというのだ。
個人的にはすごい醒めた表現だというイメージが強い。

結婚当初、愛情が継続するのはよくて2.3年の間とはっきり彼女は言っている。

その後はたんに生活の必要から一緒になっているようなものだった、とも語っていたりする。

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そんなフラットな心の状態の中になった時、どれだけ互いを求め合えるか、お互いのアラもたっぷり見えた時、そんな過去の仕事をどう見るようになるのか。
ウンザリして腹が立っても、おいそれと別れる事も出来なくなる。

その時点ではもう子供も出来ていることだろうし、要するに自分の体は自分一人のものではなくなるのだ。

こんな先を考えれば、結婚の前であってもそんな仕事をしていいのか、大体わかるかもね、という結びで彼女は締めくくった。

結婚する相手や家庭、子供のことを考えれば、というわけだ。

結婚は遊びではない。
互いにだましあう要素も確かにあるだろう。
だがそれを乗り越えて互いの信頼、愛情があるからこそ別れないのだ。
相手をどれだけ大切なのか、ということを考えればはっきり回答が出てくるに違いない。

(一ノ瀬絵美)

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