私も彼氏も同じような30代。それぞれ毎日忙しい。
会いたいと思っても言えない、つい負担になるのでは、と考えて我慢。
忙しいけれど毎日はそれなりに充実しているが、このままだと二人の関係がなんだか消えそうで怖い。
彼氏に会いたいとき、言えないのが自分でも負担。
我慢するのが美徳。忙しいことでこちらもごまかそうと。
でも心のすきま風がつらすぎる。
一体このままでいいのだろうか?
何より二人の関係、いつまでずっとこのままでいてしまうのか?
彼氏に会いたい時、言えないのは正しい?現実と負担のバランス?
彼氏が居た時、こういう現実にどうしても会いたい気持ちと我慢との葛藤が起こってしまうことがあった。
でも、彼氏に会いたいという自分だけの欲求を突きつけること、それを忙しい身の相手に投げかけて心の負担にされるのはつらい、仕事にも影響するだろう。
だからそういう風に忙しいことを心配して負担になっては、と我慢すること。
そのあまり、言いたくとも言えないと言う気持ちがあること自体は絶対に間違っていない。
そういう風に我慢する気持ち、同じ女の身だから痛いほど分かるのだ。
そういう感情と理性のバランスがとれているからこそ、お互い忙しい中であっても恋愛が続けられるにちがいない。
知らずに彼氏を束縛していないだろうか?言えない自分でいたことが別れの原因にも
現在まで一人ぼっち状態が私も結構長いけれど、お陰でなんだか最近、新しい交際相手ができかけているような感じだ。笑
前の相手とケンカ別れしたとき、よくよく後でその原因を考えれば、私にも非があったのかも知れない。
二人とも仕事を持っていて忙しい身。
あまり会いたいなどという気持ちを突きつけてしまうと、互いに負担になってしまい、よそよそしくなって言えない状態が自然にできてしまっていたようだ。
でもそれが帰って二人の関係を冷たいものにしていったのかも知れない。
元々浮気性の気があった彼氏、今考えてもロクなもんじゃなかったという評価は変わらないままだ。
だが、なんとなく自分を責めてしまうのだ。
私だって忙しいんだから、会いたいと言う気持ちを我慢してるんだよ、みたいなことを携帯で伝えたことがあったんだけれど、それが彼氏からも同じような言葉を言えない状態に持って行った。
つまり知らないうちにに私の方で相手を束縛してしまったんじゃないだろうか?
確かに直接的に毎日が忙しい彼氏に向かって、自分だけの感情と都合を突きつけ、会いたいと一点張りをしていては負担と心労が重なってしまう。
そんな重い女、同じ女性の私だって嫌になる様な気もしないではない。
だが、言葉というのは難しい。
言外の意味を間接的に伝えることだってある。
つまり同じ言葉を発したときでも、TPO次第でウラの意味を持ち込んで伝わることだってある。
“私は会いたいのをこうして我慢しているから大丈夫。忙しいあなたに負担をかけたいと思わないから”。
と、彼氏に向かって一見、健気(けなげ)そうにいうこともたびたびあったことを覚えている。
だがそういう風にオブラートに包んだような言い方をしても、どこかで会いたいのに言えない、そういうムリをし続けているという我慢の様子が、返って負担だったのかも知れない。
会いたいと言われていやがる男性はほとんどいない?
だが、よくよく同じようなケースで忙しい彼氏をもつ友人女子がいたりして、その彼女の意見を聞くと私の心配はほとんど“取り越し苦労”だったようだ。
何より男性は、女性の方から会いたいなどと我慢できないで言われてしまうことに対して嫌悪感は抱かない。
実際のデータとしてそういうアンケート調査を行った情報サイトもあるし、その一つ「マイナビウーマン」では、彼氏はむしろ会いたいと言われて喜ぶケースが何と96.6%にも達しているというのだ。
(参考 https://woman.mynavi.jp/article/170228-294/)
逆に女性の方では彼氏に会いたいのに負担をかけまいと我慢して言えない女性、逆にあけすけに自分のホンネを恋人にぶつけて言ってしまうケースが大体半々になる。
こういう調査の事実から考えると、男性と女性とではやっぱり思考が違うのだ。
取り越し苦労して我慢して言えないままだとかえってキケン?
私のように相手の男性が忙しいからつい言えないで過ごしてしまう、とうケースは結局男性からみればもしかすると、自分に彼女は冷めてしまった、別な好きな男でもできたんじゃないか、みたいに逆に考えてしまうことだってあるかもしれない。
そして私がケンカ別れした浮気性の元彼氏。
結局そういう私のうわべともいうべき「言えない」様子を深読みしたか勘違いしていたか。
いずれにせよそれが他の女性へと走る原因になって行ったのかも知れない。
と言うことは、あくまでも私が別れてしまったのはレアケースなのかも知れないが、そういう風に自分の感情を隠し続けていると、だんだん疎遠になってしまうのかも知れない。
そして浮気というわけではないにしろ、そういう女性とは脈なしと考えて、他の女性との恋愛に向いて言ってしまう可能性もありそうだ。
しっかりと自分の気持ちを伝えること!それには言うべきことを言い、表すべき感情はしっかりと見せることも大切
忙しいのに相手の男性のことを考えて、しっかりと我慢。
会いたいのにそう言えない気持ちを同じ女性として察すれば本当に涙ぐましい努力だ。
だが、あくまでもそういう自分自身の思いを、それこそ誤解を招くことなしに彼氏に届ける。
その努力も恋愛には必要になるはずだ。
だから友人の彼女の話で私も悟ったところがあるけれど、会いたいと言われて不快にならないは、そういうわけでまず圧倒的に少ない。
だから言うべきこと、伝えたい感情はしっかりと言葉に表すなどして伝えるべきなのだ。
それがもしも負担になるとしても、その負担は恋愛中だったら二人で分かち合うべきものではないだろうか?
「男の人だって女と同じくらいヤキモチだよね。忙しいから、などと彼女の方から言われると“そんなに俺よりも仕事の方が好きなのか?”みたいに言われたこともあったしね」
とは彼女の言葉。
この男性の心理、ぜったに外さずにおいていただきたい。
(一ノ瀬絵美)