小林麻央さんが自身のブログKOKOROでアップした自身の写真画像。
その激やせに多くの人に衝撃を与えているようだ。
冬の服装に上半身を包みながら激やせがはっきりと見て取れるのは足。
麻央さんが自分の足を写真に写してアップするのは久しぶりだったようだが、秋化に健常者の痩せ方とは全く違う。
その激やせに、私自身はどうしても1年前、同じく末期がんにかかっていたある女性有名人を重ねてしまうのだ。
もしかしたら多くの人も同じ気持ちではないだろうか。
だが、そういう状況にあっても小林麻央さんは、ブログKOKOROで健在ぶりを見せている。
体よりもまさしくブログのタイトルの通り、心の部分でのことになる。
いったい今の彼女がどういう状態なのか、その実際とともに追ってみた。
小林麻央は激やせとともに現在がんが皮膚に転移
身内や知人にがん患者、それも末期がんにかかった人がいたような方は思い起こしてしまうのではないかと思うが、あの小林麻央さんの激やせの足、ほとんど骨と皮でしかないはずだ。
夫の市川海老蔵さんが、ベッドで寝ている麻央さんの手を引いて起き上がる介助をしている画像も見たことがあるが、本当に末期の人はそうなってしまう。
だが小林麻央さんの病気は激やせだけではない。
実のところブログKOKOROの“読みたい方だけ”という、いわば特定の会員向けに書かれた記事内容で見られると言われているものがあり、その中ではお腹にがんが露出していると語っている。
非常に深刻な病状を彼女自身が克明に伝えているために、一般の人が読める記事とは区別していいるようだが、専門家の間では「花咲き乳がん」と推定している人もいるようだ。
このような症状になると、皮膚がただれたり、出血する。
当然に痛みが走るし、そして何より腐臭がすごくなってしまうというのだ。
患部のケアもふつうの人や家族にだけ任せておけない状態とも言われるし、足が弱って自分で立つのも辛い小林麻央さんが、あえて16年に再入院したのもそういう症状が出たためではないか、という専門家の推測もあるという。
彼女に学ぶことはたくさんある?ブログKOKOROで思うこと
ただ、こういう皮膚転移とか、激やせの足になってしまったというのは確かに端から見てショッキング以外の何物でも無いかもしれないが、それが即今後の余命などに直結するかと言うことは出来ない。
げんに小林麻央さんはこれまで医師から余命を宣告され、海老蔵さんですらそう言われていた。
16年夏まで持たない、夫の市川海老蔵さんが医師からそう宣告されていたことが彼自身の口から告白されている。
だがその専門家たちの余命予測をくつがえすかのように、麻央さんは確かに朗らかに命をつないでいるのだ。
彼女のブログKOKOROを見てつくづく思うのは、ある一つのポイントが見えてくる。多くの読者の方たちも同じ心境ではないだろうか。
そしてまた、それが彼女の様子を通じて、大変貴重なものを学べるように思う。
笑いを絶やさない
小林麻央3はちょっと前にもテレビのインタビューに出演し、今の自分の状態を語っていた。
だがその時のインタビューもそうだったが、はっきりと見て取れるのは
「笑いを絶やさない」
ということ。
おそらく今の彼女、病気だけに向き合っていると、激痛や語り尽くせない苦しみにさいなまれる毎日のはずだ。
だからふつうの人だったらそれだけで意気消沈してしまうにちがいない。
だがブログKOKOROも、インタビューの画像を見てもあれだけの激やせになりながら小林麻央さんは必ず笑顔を絶やさない。
すごいことではないだろうか。
しかも1月9日放送の密着取材番組「市川海老蔵にござりまする」の中では、夫の身を案じて足も立たなさそうなやせ細った体の彼女は
「神様、役者市川海老蔵を支えるチャンスをください」と毎日祈っているという。
信じられないような感動に包まれるシーンだった。
ただ、笑いを常に人が持つことで、免疫力が上がることは知られていることだ。
おそらく麻央さん自身もこのことを知っているのかも知れないが、もしかしたら元々そういう知恵を生まれながらに持っていたのかも知れない。
非常に知的で、それでいて心の素直な女性と言うべきではないだろうか。
明るい気持ちを持つよう自分で努力
だからおそらく、あの激やせの足の画像をブログにアップした時点で、読者を初め画像を見た人たちがどういう印象を持つことになるのか、小林麻央さん自身もおそらく承知の上だったのかも知れない。
その中には、もちろんマイナスなとらえ方をする人たちも絶対いるにちがいない。
だが一方、そういうものを跳ね返すだけの気力。
おそらくすでに彼女には体力が少なくなっているはずだから、心の持ちようこそを大切にするという気持ちを絶やさないでいる、という決意が込められていてのアップではないだろうか。
足や腕の激やせは患者なのだからもうどうしようもない。
だがそれに合わせて心まで折れてしまう必要も無い。
というか、そういう時にはむしろ心の方が大切になる。
小林麻央さんが自身のブログにKOKOROというタイトルをつけた意味、もしかしたらこういうあたりにその動機があるのだと思う。
“奇跡はまだ先にあると信じたい”
という下りがブログのある記事に書かれていた。
今生きながらえていること自体を奇跡というのではなく、がんが消えて感じが宣言されること。
麻央さんはそれこそを奇跡と考えて、そして信じているにちがいない。
その奇跡が起こるよう、心から願いたい。
(喜屋武氷捺)