職場でもよくあるのが気に入っている同僚男性がいるのにあいにく彼女持ち。
せっかく好きな人でもそういう時にはモラルも手伝って引いてしまう事が多い。
でもそんな彼女持ちの男性をこちらに振り向かせる方法が無いわけではない、といったらどうするだろうか。
もちろん単に好きな人というのもいろいろあるし、彼女持ちといってもケースバイケースだ。
そしてさらには、中にはそういう二人に横槍を入れない方がよいときだって確かにある。
ただ、そうでなければ基本的に恋愛は自由。
振り向かせる法則とともに、そういう状況判断も必要になるということを考えなくてはならない。
そう言い置いた上で振り向かせることができるかも知れない3つの法則、ちょっと語ってみたい。
好きな人だからと言ってむやみに振り向かせる気持ちになるのはNG
まず一つ目として、彼女持ちの好きな人をこちらに振り向かせるためには相手を選んでいく必要がある、ということ。
彼女持ちの男性をこちらに振り向かせるという行為、よく言う略奪愛ということになる。
略奪というとどうしても物騒だが、恋愛はとにかく基本的には自由だし、あくまでも人の好みに戸は立てられない。
それはそれで十分自分の気持ちを前もって整理しておくことだ。
逆に好きな人がよっぽど結婚を前提にした深い仲になっているとか、相手が既婚者だったりした場合は別になる。
特に既婚者の男性が妻とは別の女性と付き合っている、そういう彼女持ちは危なすぎるし、道徳的にも世間的にも問題がある。
だからそういうケースではいくら相手の男性が好きだと思っても、うっかり振り向かせるような行動は避けた方がよい。
他にもいろいろ考えて行けば、そういう行動をうっかりするのは良くない、という場合もあるだろう。そういう風に、ターゲットをまず慎重に考えておく必要がある。
話しやすい世話好きの「女友達」を目指すこと
それが決まったら、自分のスタンスを決めていく必要がある。
そしてその上でそういうキャラクターとして彼の目に映るようにがんばるのだ。
これが二つ目の法則になる。
まずは女友達をめざすこと。
しかも女友達として、他の女性よりも少しだけ親しく、もちろん本当の彼女よりはコンタクトも頻繁でないし、もちろん自分が彼にとっての恋人めいた事を口にはしないこと。
これはあくまでも親しくても友達でしかない、という印象を彼に持たせるためだ。
そして彼が今付き合っている彼女とのトラブルや付き合い方についてアドバイスできるような立場にいるとよいだろう。
間接的ながらこれで彼の好みや行動パターンも分かってくることが多い。
ここでひとつのポイントは、念押しとして今付き合っている彼女に疑われないように、二人のそういうやりとりは「私たちだけの秘密にしておいてね」、と釘を刺しておくことだ。
これが意外と効き目があって、二人だけの秘密というのは男性の気持ちをものすごく刺激する働きがある。
なにより彼女持ちとはいえ、男性がその彼女自身に直に聞いたりすることは結構限られてくる。恋愛経験のある人ならお分かりだと思うが、好きな人にはあまり自分のあら探しをして欲しくないものだ。
だから本音を洗いざらい言えるのは、結局今の彼女ではない。
そういう本音を言えて、しかもいろいろとためになることを語ってくれる女性。
そういう女性を目指すのが彼女持ちの男性を振り向かせる秘訣となる。
長い時間がかかるのを覚悟すること
ただ、何となくお分かりかも知れないが、こういうことを好きな人にとり続け、振り向かせるにはかなり長い時間もかかる。
覚悟しておかなくてはならないのがこの3番目の法則。
時間の長さだ。
その理由は、もちろんそういう「優しくて何でも話せる、自分の世話をしてくれるのが好きな女性」というキャラクターの印象を彼にきちんと持たせる必要があるためだ。
だから実のところこの方法、一番向いているのは何と言ってもいったん別れてしまい、今元彼には別な女性がある、などというケースになるだろう。
また、そういうヒストリーが無い場合でも、特に職場でいっしょのオフィスに勤めているときなど、徐々にそういうイメージを好きな人に伝え続けることだってできる。
いずれにしても、結果を出そうと焦ってしまうと、逆にしつこくて押しつけがましい女だ、などと思われて嫌われてしまうことになりかねない。
長い「戦い」になることを覚悟することが必要だ。
そしてこの3番目の法則に付け加えると、ある人を好きになるのは、意外な印象から始まることだって多い。
だからそういう風にして、彼の前に普通の女友達以上に姿を見せ続けるチャンスができたら、ある日突然、今までとは一回り違ったドレスアップをしたり、化粧したりして彼の前に立ってみたりするのも手だ。
これは長い付き合いの中だからこそ効果のある方法で、彼女持ちの彼氏からすれば、こちらのことは恋人未満のふつうの女友達、という見方を自分自身に思い込ませる、「強制」し続けている部分がある。
その心理の逆について、彼の思考の壁を崩してしまうこと。
今の彼女に勝るとも劣らない、そんな魅力がこちらの中にあったのだと印象づけてしまうことが大切になる。
このためにはタイミングも必要だし、彼の気持ちがどう盛り上がってきているのか、それを見なくてはならないだろう。
だが安心して欲しいのだが、そういうチャンスに恵まれた頃には、あなたの方も彼のことをよく知ってきているはずだし、気持ちの変化も分かるようになっているはずだ。
自由な恋愛だからこそ、互いによりよい相手を選びたいもの。
ぜひがんばっていきましょう!
(一ノ瀬絵美)