他好きされてしまった彼氏との関係、それをしばらくの間放置しておき、数ヶ月してから連絡を入れたり連絡が入ったり、という復縁のパターンをちょっと考えてみよう。
他好きされてしまったのは仕方がないけど、一時的なものかもしれないし、もしもその別れた男性がどうしても忘れられない、という時は私の経験からしても意外と多いし、ほかの友人知人女性にもよくあること。
なので復縁出来る余地を残しておくのも良いし、また放置している間、浅い付き合いでよいので他の男性と交際を考えてみても良い。
ただ、他好きになっていた彼と復縁出来たとしてもお互い不信感が募るというのもよくある話だ。
そんなモヤモヤしたお互いの感情を何とか好転させて行くにはどうすればよいのだろうか。
放置の期間の長さが決め手の一つ!他好きで別な女性に興味が続くかどうかを見極めること
まずその前に、他好きになっている元彼とどういうふうに復縁が出来るのか、そのチャンスが一番広がるのはやっぱりそうした放置の期間の長さが一つの決め手になるようだ。
ある一定の放置期間、元彼が他好きの状態から冷めて、再びあなたの方に気持ちが向いてくるのかこないのか。
それを見極めるにはどうしてもある程度の長さの間、放置する時間というのが必要だ。
友人で結婚した女性の中には、そんないきさつから元彼と一緒になった女性がいるが、彼女の言い分だとその期間というのは半年間だったとのことだ。
「期間だけで決めることは出来ないけれど、何となく直感的にピーンと来るとしたら私は半年、6ヶ月と決めていたよ。やっぱりお互い気持ちの整理をするためには、そのくらいの時間は必要だよね」
課と思えば別な友人は放置期間は2ヶ月だともいっている。
このギャップをどう考えればよいのか?といえばやっぱりケースバイケースだ。
6ヶ月と主張する女性はそれほどメールとか電話の連絡がマメではない方だったし、元々彼氏、つまり今の旦那なのだが、に他好きされたのがわかってアタマに来て連絡なども全くしない絶交状態に入っていた。
2ヶ月の彼女の方は、別れた後もなぜか他好きの元彼とちょくちょくLINEやメールを交換していたという。
「お互い同じ部署で仕事していたしね。電話とかメールとか打たなきゃ仕事できなくなっていたのよ」
でもまあ、そんな近い関係だったからこそ、一度他好きされても元のサヤに戻ることが出来たのかもしれない。
私は彼女に祝福の気持ちを込めて
「それって復縁というよりも腐れ縁だよ」
といったところ、
「うるさい!」
といわれてしまったけど。笑
他好きの彼との復縁はやっぱり連絡のタイミングと取り方?
でももしもそんな元彼と復縁を本気で望んでいるならば、この二人目の彼女のケースはかなり参考になると思うのだ。
いくら今現在、他の女性と付き合っていたとしても必ず気持ちは浮動するものだ。
そして恋人同士の気持ちの変化というのはどこかで倦怠期が訪れる。
付き合えば付き合うほどにお互い引き合う気持ちが強まるというのは確かにあるし、理想かもしれないが、一度他の女性と別れたりした時には、案外そういう一直線のようなぶれない気持ちが続かないはずだ。
だから元彼も他好きとなるわけだし。
だからある一定期間、放置しておいた後、そんな二人の冷却期間をおおよそでも良いから狙って、その時にちょっとした連絡を入れてみるというのが一つの手だ。
注意しなくてはならないのは、だからと言って自分の思いが「濃厚」な、つまり求愛っぽい連絡はよした方がよい。
あくまでも今は別な彼女がいるわけだし、そして一度別れているわけだ。
今のあなたは、今付き合っている新しい彼女と比較したら明らかに彼にとって“価値が劣る存在”になっている。
だから妙にモーションをかけた言葉やメール内容を送ってしまうと、よけい警戒される元になる可能性が大きいのだ。
なのでそんな復縁や恋愛を求める気持ちをほとんど出すことなく、それこそ社交辞令のような話とかメール内容にとどめておくと良い。
そして徐々にこちらの方に元彼の気持ちがなびいてくるような雰囲気があるならば、脈ありと考えて良いだろう。
そうして放置期間とはいえ、元彼の気持ちがこちらになびいてきたようだったら、徐々にテンションを上げていくのもよし。
ただし繰り返すけれど、他好きの状態には変わりないわけなので、単刀直入に復縁等の話を切り出すのは十分に慎重であるべきだ。
友人の経験談―他好きの元彼が今カノを振って謝ってきた?
上のような他好きもと彼の放置トリセツは、実は同じく私の友人の体験談を元にして考えたものだ。
確実に復縁できるとは決して言えないが、だからといって根も葉もないことではない。
実際彼女の体験談によると、このように放置状態にしていたある日、何気なく携帯で元彼からの着信があって、出てみたら復縁の話だったという。
「何ともいい加減なヤツで、今カノとうまくいかなくなってきた、というんでヨリを戻したいって言ってきたんだよ。本当はスゴイむかついたんだけど、ものの3分くらいの電話でのやりとりの中、向こうから百回くらい『ごめん!』『許してくれ!』って言ってきてね」
「で、ものは試しくらいに私も落ち合い先を決めて再開したんだけど、やっぱりのっけから平謝り。会ったのは私の部屋だったんだけど、いきなり土下座して謝ってこられちゃった」
ゲラゲラ笑いながら語る彼女。
その後の関係はスイスイ順調に戻っていったそうだ。
もちろん新カノともすっぱり別れさせたという。
これでモヤモヤが一気になくなった、と語る彼女。
「一番の心配事はやっぱり他の女性との関係を、ちゃんと精算してくれたのかそれを見届けることだよやっぱりね」
そして今は元彼と挙式ももう決めているという。
チャンスのつかみ方ってやっぱりあるのかな、と思える体験談だ。
でもこんなふうに、復縁もまるっきり不可能というわけではない。
元彼とヨリを戻すことがあくまでも二人にとって正しい、と本当に心底思えるのならば、こうした体験談や主張を参考にして、ぜひ復縁を狙ってほしい!
(喜屋武氷捺)