俳優の伊原剛志さん(52)は現在3人の息子さんがいて、そのうち上の2人、長男(22)と次男(20)が米国に留学し、向こうの大学に通学している。
伊原さんは祖父が韓国人の在日韓国人で、今は日本国籍を取得しているそうだが高校時代に両親が離婚したりして、苦労したようだ。
だが2度目の結婚を機会に、現在相当に羽振りがよいという。
再婚した嫁の内助の功がすごすぎるというわけで、嫁の純子さんが敏腕経営者だという。
再婚が必ずしも全て望ましいものではないかも知れないが、少なくとも彼らの場合、それがしっかりと実を結んだ結果ではないだろうか。
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伊原剛志に嫁・純子さんがプロポーズ
伊原剛志さん自身は1度目の結婚で失敗し、それ以来
“自分は結婚には向いていない”
と考えて生涯独身でいるつもりだったという。
よほど離婚した前妻で女優の相築晃子さんとの破局に心が折れてしまったにちがいない。
だが、今の嫁で彼のファンでもあった純子さんの強い押しに根負けして、再婚している。
女性の方から男性にプロポーズというのも珍しいが、再婚をいやがっていた伊原さんを相手にそんなことを仕掛ける純子さんも、相当にしたたかだろう。
ただ、純子さんもそれまで元保育士から始まって職業を転々とし、最後には人材派遣会社を設立するなど、相当に実務的な手腕を練り上げていたし、その彼女のメガネにかなった伊原さん自身にも、純子さんは
“この人となら上手くやっていける”
そう思ったのではないだろうか?
もちろん情熱も十二分にあったのかも知れないが、将来を見越して彼女なりに伊原さんは人生一緒に過ごしていけるよきパートナーと映っていたに違いない。
そしてまた、ある意味「損得ずく」の部分があったのかも知れない。
現実を見て幸せな家庭を一緒に築いていける、純子さんはそう考えたのだろう。
だが彼女の公算は少なくとも今のところ、大当たりに当たっているというわけだ。
だから間違いなく、「運命の出会い」を作ったのは“女神”となった純子さんだろう。
もっとも伊原さんの方もただたんに根負けだけでなく、すでに先妻との間に2人の息子がいて、彼らの養育もままならない状態だったはず。
その点を抜け目のない純子さんに道理をとおされて説得されていたのではないだろうか。
お好み焼き屋を「ごっつい」と改名し年収10億
そして再婚後、92年から伊原さんが経営していたお好み焼き店「ぼちぼち」を、純子さんが名前の験(げん)が悪いと言って「ごっつい」に改名。
そのせいもあってか、以前は都内に3店舗しかなかった「ごっつい」は、今や年収が10億円。
米国のロスにも支店を出して合計20店舗に膨らんでいるという。
すごくうらやましいが、これなら確かに息子の2人や3人、海外へ留学させることができてもおかしくはないだろう。
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その2人の息子、現在大学生として米国に留学中だということだが、うち長男は22歳だから来春あたり卒業して日本に帰国するのではないかと思う。
2人の息子を米国に留学させたのは嫁・純子さんのアドバイスかも
息子たちについてはあまり多く語らない伊原剛志さんだが、彼は元々祖父が在日韓国人で、元韓国籍だったため、国籍のギャップにまつわる複雑な問題で少年時代は苦労していたようだ。
実際、それが直接の原因かどうかはわからないが、高校時代にはグレて大阪を拠点に相当暴れていたという。
その彼は息子たちに同じ思いをさせたくないと思っていたようで、息子たちのためを思ってか現在日本国籍を取得している。
また、日本でなく米国の大学に留学させたのも、もしかしたら国籍や国柄などにこだわらず、もっとのびのびとできる米国の方が良いと思っていたのかも知れない。
そしてあるいはやはり、嫁の純子さんのアドバイスもあったに違いない。
こうしてみると、どう考えても純子さんとの再婚が大きな転機となって伊原さんに幸運をもたらしてくれているのではないだろうか。
一度結婚に失敗したのは残念だが、そこにも教訓とか学びがあったにちがいない。
もちろん伊原さん自身も映画「硫黄島からの手紙」では西竹一中佐、NHK大河「花燃ゆ」では坂本龍馬の役をはじめ多くの映画やドラマで名演技を見せ、ハリウッドでの活躍も予定しているなど役者としても大活躍している。
旦那と嫁がともにお互いを尊重して頑張ると強い。
独身者が夫婦にかなわない―その典型的なケースが伊原さん夫妻ではないだろうか。
(一ノ瀬絵水)