風邪をひいた。
今関節痛もあって体がだるい。
だけど不思議と体温は平熱、36.6度。
熱なしで関節痛の起こるというのも妙な話だが、これでもやっぱり風邪だという。
熱がないだけ幸いかも知れないが、朝夕めっきり冷え込むようになって空気も乾燥した最近、アタリマエのように体調を崩す。関節痛のうずく身で勤務するのは辛い。
こんな場合、どんな対処が必要だろうか?
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風邪ときたら関節痛だろうが熱なし・熱ありだろうが文句なしに私は医者にかかる。
これが私の黄金律。
ビタミン補給、ストレス予防、静養など、風邪に対してはいろいろと多くの方々は知識があると思うし、ネットやテレビ、書籍も含めて多くの情報源がある。
ただ、やっぱり
「餅は餅屋」
なのだ。
確かに病気に対しては医療関係者でない一般人でも一定の知識を持つことは好ましいこと出しおすすめできる。
というか、ぜひやってください!
ただ、それでもどうやってもやっぱり専門家にはかなわないのだ。
そこで医者の登場となるわけだ。
今考えればムチャなハナシだが、関節痛とともに風邪で熱を出したときのこと。
熱が出た、寒さにやられたのだと自分で強引に考え、それならば寒さを感じないように汗が出るほど暖房を効かし、熱い鍋だの肉や油のこってりした味噌ラーメンをじゃんじゃん食べていたことがあった。
ついでにサウナ。暑いところで汗を流した。
熱があるときは厚布団にくるまって汗を出すとよい、とどこかの漫画で書いてあったからである。
アタリマエに、これで治るわけもなかった。
美味しくて熱いものを食べて確かに栄養補給にはなったと思うが、サウナでは目まいも出て、死ぬかと思った。
と言うわけで思わず自分のあきれた過去を暴露してしまったが、熱なしであろうと風邪だとわかったら、とにかく早めに早めに医者にかかり、専門家の適切なアドバイスと薬の処方をしてもらうことが一番だ。
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もちろんそれでも私ほどではないにしろ、日常の生活や食事が気になる方々も多いだろう。
特に今回の様に、風邪で関節の痛い思いまでしているのに熱なしという、ちょっと代わった症状の場合はどうすればよいのか?
インフルエンザでも同じだが、
・安静を第一に心がけ、体の疲労を避ける
・体を温める
・室内の空気を乾燥させない
・睡眠を十分にとってストレスを無くす
・ヨーグルト・ビタミン補給を継続して欠かせない
ということになる。
熱がないのに関節が痛い、というのは確かにある話で、風邪にかかって体内にウィルスが侵入するとこれを阻止するため、サイトカインというタンパク質が分泌されるが、同時にPGE2(プロスタグランジンE2)という生理活性物質も生じる。
このPGE2 が関節痛と発熱の元なのだが、両者が発症するタイミングは同時ではないことがままある。
そこで私のように片方の症状だけしかない場合も出てくるのだ。
だが、基本的に同じ風邪であることに変わりなく、医者の処方は症状によって変わってくるだろうけど、自宅などでの生活や食事はひとまず上の様なものだと考えてよいだろう。
この時期季節もどんどん寒くなるし乾燥するので、今まで通りの生活習慣のままだと思わぬ病気になってしまう。
おかしいなと感じて少なくとも素人判断が微妙だったら、私のように即医者にかかる、というように普段から決めておけばよいのではないだろうか。
(吉野博耶)