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心筋梗塞は30代でもかかる!喫煙の習慣を見直さないと命に関わることも

心筋梗塞というと、ふつう中高年や熟年に起こる病気だとも考えられているかもしれない。

だが実のところ、最近では40代、さらには30代でもこの病気にかかる危険が高まっているといわれている。

とくに心筋梗塞の大きな原因となる動脈硬化、この発症率が年々若年化しているといわれ、その大きな原因の一つに喫煙がある。
そして事実、喫煙の習慣を持つ30代の男性女性で発症するケースが増えているといわれている。

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まず実際に30代前半でありながら、心筋梗塞で命を落としたことで知られているのはサッカー選手でもと日本代表でもあった松田直樹氏。
プロのアスリートである彼でさえこの病気にかかったというから驚きだが、しかもなんと34歳の若い身空で2011年に亡くなっている。

また、40代では天海有希さんが45歳の時に発症。
更にお笑いタレントの松村邦洋さんもマラソン中、急性心筋梗塞を発症し、心肺停止状態に至っている。
42歳のことだ。

天海さんも松村さんも幸運にも一命を取り留めたが、他にも一般の人々を含め、30代で発症しているケースがちょっと調べると出てくる。

この病気、よく知られるとおり重症であればまたたく間に死に至る恐ろしい病気だ。

30代で仕事バリバリな女性は特に注意!喫煙の習慣が心筋梗塞を引き起こすことも

この心筋梗塞の大きな原因となっているのが動脈硬化であり、それを進行させる元凶といわれているのが実は喫煙。

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しかも自分がタバコを吸わず、周囲の人間が吸うことで、こちらも煙を吸う“受動喫煙”でも悪効果は同様とされている。

さらに動脈硬化に加えてストレス、肥満、運動不足や肉食の習慣化から心筋梗塞への危険性が増しているといわれているのだ。

だが、正直にいってこうした生活習慣、30代をはじめ40代で仕事をバリバリこなしているOL女性に多くないだろうか?

喫煙の習慣が動脈硬化を悪化させ、この病気の引き金となっているというのは以前からよくいわれていたが、この喫煙の習慣が今、多くの女性が社会進出するにつれてストレスの増加と共に蔓延している。

そんなわけで30代でも男性に限らず女性でも心筋梗塞になりやすいということなのだ。

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心筋梗塞の予防は特に冬場が注意!運動不足、肥満が進んでかかりやすくなる

私の周囲でも気がつけば私を含め、30代で喫煙の習慣を持っている女性は沢山いる。

幸いというか私も含めて彼女たちは今のところそんな大病にかかる、かかったという気配はないようだが、中にはちょっと狭心症の気がある女性が一人いる。

心筋梗塞の前兆として、その半数が狭心症を訴えていたことが知られているが、残り半分は突発的に発症している。
つまり狭心症は「前段階」になりうるのだ。

この事実、彼女も知っているようで、ただでさえ気弱そうな彼女が心配顔になってしまうのは他人事ながら気の毒だ。

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そしてそのリスクが1年を通して一番高まるのはやはり運動不足から肥満になりがちな冬場。

冬にはこたつに入ってペシャペシャと間食したり、寒さに負けまいとカロリーの高い食べ物を取りがちという事は誰でも経験しているのではないだろうか。
要するに、冬場は一番不健康に過ごしやすくなる季節ともいえるだろう。

心筋梗塞のリスクを減らすには

なので特に冬場、心筋梗塞のリスクを減らすためには喫煙も含めてそんな冬の生活習慣、そして食習慣をあらためる必要がある。

具体的にいわれているのは、禁煙とともに以下のような事柄だ。
・出来るだけ運動することを心がける。ウォーキングなどの有酸素運動がよい。
・20代、30代などの若い世代は肉類を多く食べる習慣があるが、代わりに魚を食べるようにする。
・その他、肥満にならないよう冬場は特に食習慣に注意する。

ウォーキングなど屋外で運動すれば、日光を浴びることにより体内で精神を安定させるセロトニンの増加を促進するので、同時に冬季うつ病の発症も防ぐことが出来るといわれている。

そしてくり返すが、特に女性は喫煙の習慣を見直した方がよいだろう。
自戒を込めて感じるのだが、タバコを吸う女性、婚活にもはっきりマイナスポイントだ。

確かに仕事でストレスが鬱積した時ほど吸いたくなるのだが、それならむしろ時スポーツクラブに通ってサンドバッグでも叩いていた方が健全かも知れない、といったら
「でもなんだかんだいっても彼氏の無いのが一番のストレスよね」
と友人にドヤ顔で突っ込まれてしまった 笑。

(一ノ瀬絵美)

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