結婚相手は、直感でわかるという。
これについて、
「本当にそんなことあるのかな」
とか、
「直感でわかるなら苦労しない」
など賛否がすごく渦巻いているみたいだ。
直感で結婚相手がわかるというのはすごく運命的な出会いみたいで、一種みんなのあこがれかも知れない。
だから婚活中とか出会いを求めている方にとって、そんな風に結婚相手が直感でわかるかどうか、気になってしまう。
でも事実は小説よりも奇なり!
そうそう甘いもんじゃない、と知り合いで既婚の主婦たちは語っている。
実際、結婚した人たちの過去を振り返って、そんなことってあったのか、それで結婚して正しかったのか?
イロイロ四方八方から見回して、結論を出してみた。
まわりの既婚女性はみんな「そんなこと全然なかったよ」?
「結婚相手だと直感でわかる、その男性を一目見てびびっときた、電流が走った、みたいになる男性と出会えたら良いのにな・・・」
というのは、婚活女性の本音だろう。
でもハッキリ言って、よくよくまわりの既婚女性の話を聞くと、今の旦那との出会いでは、そんな直感でわかるとか、結婚相手としてびびっときたとかいうのはまるでナシ。
全然ない。
「そんなことなかったよ」
「ないないそんなの」
と、堂々と主張する、ごくフツーの主婦の彼女たちばかりだ。
それどころか
「私も良くこんな男を結婚相手に選んだなあ」
とかみたいに、自分の旦那をディスる女性も多数(!)。
中には、
「結婚相手はコイツしかいなかった。今それこそ直感でわかるけれど、コイツほどバカな男もいないんじゃないかと」
と、最高にマイナスの褒め方をする主婦も。
(家庭で何かもめ事あるのかなあ 笑)
ちょっと脱線したけれど、結局結婚相手など、ふつうは直感でわかる人なんていやしない、と言うのが現実の相場と言えるらしい。
と、私も主婦の知人と話をすると、なんだか現実を突きつけられてロマンチックなあこがれも吹っ飛んでしまった次第です。
それにしても、いつも感じるけれど主婦の友人と話すとなぜかどんどん夢が逃げていく気が・・・笑
結婚相手だと直感でわかるなら、それに「従った」方が良い?
でも、確かにいろいろネットとか雑誌など、情報をたぐっているとそういう体験談も見たり聞いたりすることがある。
だから、結婚相手が直感でわかる様な体験をした方もいることはいるかも知れない。
けれどまれのまれ。滅多にないことだと踏んだ方が良さそうだ。
じゃあ、もしもそういうレアケース、あこがれのケースとして
「あ、この人と私は結婚するかも知れない」
とか、
「この人と一緒に暮らすことになる」
など、直感で結婚相手だとわかるような男性と出会った場合にはどうするべきなのか?
その場ですぐ結婚相手だと判断して、それなりに「準備」したり交際を深めたりしていって良いのだろうか?
これもハッキリ言ってビミョーなところ。
なぜかと言えば、びびっときたり直感でわかるとしても、だからといって即その男性がいちばんふさわしい結婚相手だとは、誰も保証できないからだ。
私は相手にびびっときて思いっきり失敗した!?
とくに相手の男性がイケメンだとか、自分の好みの外見や振る舞い方をしているような場合。
そういう男性だと、女はどうしても目がくらんでしまうことがある。
よくある、女性の好みとか扱いをよく知っているような女慣れしているような男性の場合、付き合ってもすごくスマートだ。
その結果、その男性の“中身”に気付かないで、外側だけ見て思いっきり夢中になったり、浅い付き合いのままなのに「この人と私は絶対結婚するんだよね」みたいな思い込みが先走ってしまう。
ヒドいのになると、私の元彼のように浮気性を抱えていて、それに気付かずじまい。
そして別に彼女を作っていたのがバレるまで、私のように一直線な女は“その気”になってしまう。
恥を忍んで申し上げたいが、こういうのが一番怖いのではないだろうか?
かつては私も舞い上がって、
「彼(元彼)と私は結婚するんじゃないかな。びびっと直感でわかるってホントみたい」
とか、友人女子たちに“豪語”していたような気がする・・・苦笑
たいていは“予想外”!夢を追いかけすぎないで!
そんなわけで、出会いの形は様々だし、結婚相手だと直感でわかる場合だってあるかも知れない。
けれど、あまり自分の思い込みとか、夢を膨らませすぎてそれを追いかけても失敗する時にはそれだけハデに失敗してしまうポテンシャルが大きくなるのではないだろうか?
そういう気持ちの前向きさも大切だけれど、最後にズバリな正論として。
それは、やっぱり、一番大切なのは出会いを求めて正しく努力し、しっかりと女を磨いておくこと。
もちろん周囲との人間関係も大切になる。
その人間関係が豊かになる中で、自然と出会いもできてくるものだと私は信じている。
そしてもしかしたら、その豊かな人脈の中で、それこそびびっと直感でわかるような結婚相手に巡り会えるのではないだろうか?
(一ノ瀬絵美)