バレンタインになると、好きな人への告白が気になる。
でもまだ自分の片思いで、告白もしていないということも多い。
チョコをあげても何だか印象が弱いし、だから他に何かプレゼントを、と考えている方も多いはずだ。
確かに今、チョコと一緒にプレゼントもあげるようになってきている。
特に女性自身が30代になって、まだ片思いでいたりすればやっぱり焦るので、勢いバレンタインをチャンスとばかり意気込んでしまうようだ。
ただ、そういう中で「やり過ぎな」プレゼントもうっかり考えてしまうかも知れない。
年齢的にもそういうことは何とか避けたいはずだ。
30代で片思いを秘めた女性がプレゼントする側の場合、どんなことに注意すべきなのだろうか。
ポイントとなることを3つほど、笑えるエピソードも添えてご提供してみたい。
片思いだったら基本は控えめ、それでいて真剣な想いを伝えるプレゼント
バレンタインというとすでに交際していたり、両思いな人たちだったらそこそこ根の張るもので、お互いの好みや趣味にあったプレゼントが基本になる。
だが30代とか40代にかかわらず、ご自身が片思いだったらひとまずはあまり質的にハデなコンセプトを持たないものが基本だ。
それでいて、あくまでも告白。
自己アピールをきちんと含ませた物を選べばよい。
一応、3つのポイントは以下の通りだ。
1.あまり高価ではない物。
2.そしてなるだけ実用的で、あってもなくても困らないくらい。
3.邪魔になりにくく、気持ちの負担にならない物。
こういう物を考えていくと良い。
その上で、彼氏が喜びそうな物をリサーチした上で考えていくのだ。
片思いはなおさら自分のアピールは控えめに!バレンタインでやってしまった失敗2件
この3つの内、一番最後のポイントがちょっとくせ者だから、コレも合わせてお伝えして見たい。
そもそも女性で30代というと,婚活で苦しんでいる方ほどおわかりと思うけれど、どうしてもこちらよりも年齢の若い女性たちの方に男性は目が行ってしまうものだ。
こちらがとにかく片思い、好きかどうか相手の男性が分かってくれているかも分からないから、それでも最低限のアピールはしたいと考えて失敗することもあるようだ。
私の友人女性はそういう片思いだった男性にチョコと一緒にプレゼントしたのがノートPCが入るビジネスバッグだったらしい。
ところがそれをもらったお目当ての彼氏、そのビジネスバッグの大きさと自分の持つノートPCが合わなくて、持っていても何かと邪魔だったようだ。
結局仲間にあげてしまったらしい。
後でそれを聞きつけた彼女、がっくり来たことは言うまでもない。
また、これは交際しているカップルのことだが、プレゼントにはネクタイが良いと言うことで、別な友人女性が自分の「好みの」ネクタイをバレンタインにプレゼントしたそうだ。
だがそれ、畏れ多い“ハート付き”の柄だった。笑
「こんな恥ずかしい物つけて仕事できないだろ?」
と彼氏。
ふつうに外出したり仕事の時には絶対身につけなかった、そして彼女と一緒にいる時にだけそれに付け替えた、という。
「デートの日でも、私と会う直前まで他のネクタイしていたのよ。それをさっと付け替えて。なんだか酷くない?」
と彼女。
そんなわけで女性も30代になると、どうしても自身よりも若い女性たちを意識してしまう。
その結果自己主張とアピールが並行して強くなるかも知れない。
品物の“種類”自体は控えめな態度でも、悪い方に自己主張しないよう、注意する必要がありそうだ。笑
バレンタインのプレゼントでおすすめの品物とは
なお、バレンタインでチョコを贈るのは定番だけれど、それ以外にプレゼントを贈る場合には、片思いに関わらず交際中でも同滋養な方向性と言って良いだろう。
それは上の「失敗例」でもおわかりのことと思う。
30代でもバレンタインで初プレゼントとなれば、そこそこユニバーサルなコンセプトのある物。
もちろん上に示した3つのポイントをカバーするという条件で探ってみればよい。
そうすると定番として下の様な物がある。
・靴下
・ハンカチ
・マフラー
・カフスボタン
・ボールペンやシャープペンなどの文具
・名刺入れ
・財布
もちろん元々片思いであっても、彼氏の嗜好や趣味がある程度つかめていれば、そういう関係の物を考えても良いだろう。
ただし上の失敗例にもあるとおり、くれぐれも細かな条件に立ち入らない様な物をおすすめしたい。
ちなみにだが、私の父は鉛筆派でシャープペンを使わない。
両親がまだ20代の頃、母が奮発して高級なシャープペンをプレゼントしたことがあったそうだが、もらった後すぐお蔵入りになってしまい、○菱の高級鉛筆を使い続けていたという。
それを見た母は激怒。
使わないならシャープペン返してよ、と父と喧嘩になったらしい。笑
片思いを考えて上手に値段のバランスを
30代になると、お互いにある程度は高級志向になったりするし、また自身で買い物をする時にも細かな条件付けが先行したりするものだ。
ただ、だからといってまだ片思いの段階でいきなり根の張る物をプレゼントすると、彼氏に気苦労を追わせてしまうことにもなる。
一方安すぎる物では、自分がそういう“安っぽい男”とも思われる、とあなたは思ってしまうかも知れないが、片思いの時にはまだお互い付き合うかどうかも分からない“赤の他人”。
社交辞令と考えて、その中で上手く値段のバランスを考えていくと良い。
そういう値段のことも踏まえて細かな好みを上手によけることができる物。
特に外見について男性でもこだわりが出てくる。
そういう外見を過度にアピールしないような物がまずおすすめと言えるだろう。
片思いだからこそプレゼントに工夫を凝らしてバレンタインのアピールに
だが一方で、積極的に片思い刈らぬけだし、バレンタインのプレゼントを利用して30代の独身生活にきりをつけよう、と意気込む方も多いはずだ。
バレンタインは確かにチョコレートやプレゼントを男性に贈って自分の想いを伝えるイベント。
だからあくまでもその想いという物が主人公になる。
そしてそれを表現するのがあなた自身だと言うことだ。
プレゼントの陰に隠れる、という消極的な片思いに終わるかどうかは、そういうぶれ前途を渡した後、彼がどういうリアクションをとってくるかによる。
それをひたすら待つのも女性の美しさといえるかも知れないが、逆にその反応を見てどんどんアピールをするのも一つのアプローチとして知っておいて良い。
プレゼントを手渡す時にメルアドなどを効いてみるのもおすすめだ。
そして30代の女性というのは、20代の女性には行き届かない優しさがある。
これをしっかり心にとめて、片思いから脱出していただきたい。
(一ノ瀬絵美)