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春に肌荒れが急に起こって泣けてくる!この時期に大切なスキンケアのポイントとは

春になると、肌荒れが深刻になる。毎年のことだ。
それも肌荒れは前触れみたいなものもなく、急に起こってくるから怖い。
去年とか一昨年を思い出すと、4月か5月にそんな肌荒れが出ることが多い。
そしてやっぱり急に、突然に起こってくる。

春はとりわけ肌に異常が出てきて、赤くなったりヒリヒリする肌荒れとともに乾燥肌なども多いが、私のようにいきなり始まる女性も多いようだ。
正直スキンケアをちゃんとしたつもりでも必ず起こるといってよく、そのたび努力が報われなくて泣けてくるような気分だ。

そんな急に起こる肌トラブル、どんな改善の方法があるのだろうか?

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春になると肌荒れの原因が増える

なぜ春に限って肌荒れが深刻なるのだろうか?
それを考えたときに真っ先に出てくる回答は、この季節はやはり肌荒れの原因がほかの季節にまして多くなるということがあげられる。

スギやヒノキの花粉も飛んで、花粉が肌につくことで赤くなったりボツボツが出てきたりなどアレルギー症状も出やすくなる。

そして冬よりもかなり紫外線が強くなる。
5月になると9月よりも紫外線が強くなるし、思いがけない肌トラブルにつながりやすいのだ。

また、春はまだ冬の空気を引きずっていて、空気が乾いたままというのも原因の一つだ。
しかも乾燥による肌のダメージは急に現れてくるものなので、素人考えだが肌荒れがこの時期急に起こる原因の大半は、こうした冬から春にかけての空気の乾燥が一番の原因ではないだろうか。

さらにこの時期なると中国大陸から黄砂が降ってくる。
東京でもひどいときになるとこの黄砂で大気が黄色がかったりするが、当然肌にも刺激を与えることになる。
黄砂は中国大陸の汚染された大気を含んでいるので、ある意味一番怖いかも知れない。

そして気温の寒暖差のはげしくなる春、自律神経も不調を起こしがちで肌荒れとともに精神的に受けるストレスも軽視できないのだ。

こうざっと見渡しただけでも肌荒れの原因は春になると圧倒的だ。
だからこの時期に肌荒れが多くなるというのも道理といえる。
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不適切なスキンケアで肌が弱くなっていないか

それともう一つ、スキンケアをしているようで実は肌を痛める原因を作っているかもしれない、という怖いハナシだ。

確かに春になると肌荒れが急に始まることも多いし、その原因は上のように春という季節の「性質」によるものが大きいが、それ以外に、意外と自分で自分の肌を弱くしている、そういうケースも考えられる。

冬には肌の代謝機能が衰えて体に不要なものが肌の下に蓄えられているが、春になると再び代謝機能が活発になるため、そうしたものが体外に放出されることになる。

春にぼつぼつが出るという人はこうした現象が起こることが原因とも言われているが、やはり急にそうしたことが肌トラブルを伴うというのは、もともと肌自体が弱くなっている可能性が大きいはずなのだ。

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そのコスメ、本当に大丈夫?使っている化粧水などの見直しも大切に

この点についてもう少し話を付け足すと、私たちは季節に合わせて、また自分の肌の具合に合わせて日常でさまざまに化粧水やローション、クリームといったコスメを使っている。

実はこうしたコスメ用品自体が、もしかして「使いすぎ」ではないだろうか?

複雑な話だが、こうしたコスメは単一の成分で作られている製品というのはきわめて少ないはずで、その中には当然自分の肌に合わない成分を使っている場合だってありうることだ。

時としてそんな複数の成分のうちの一つが肌にトラブルを引き起こすことになる。

そして、だからと言ってそれをやめた後、ほかの製品を使ってもやはり肌荒れの原因になる物質がないとは限らないのだ。
たまたまそういうトラブルが表に現れないだけで、実際には肌に合わないコスメを今使っているということすらありうる。

こう考えてしまうとちょっと怖いのではないだろうか。

そしてこういう風に肌を保護しようとするあまり、結局肌がじかに空気に触れる機会をなくしていっているために肌自体のバリア機能も弱まっているのではないだろうか?

「だったらすっぴんが最高なのか?」

という疑問ももちろん出てくるだろう。
もちろんそこまでは言えないのだが、しかしながら肌を過保護にするあまり、刺激に対して弱くなるというのは体の全体的な機能に目を向けても同じように考えられることだろう。
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肌荒れ対策に一番求められていること

そこで最近よく注目されているコスメ用品として、単一の成分で作られているワセリンが注目を浴びている。
そのワセリンと美容に最も効果があるといわれているハチミツを使ったスキンケアも話題になっているが、これらはその保湿効果も大変強いことでも知られている。

なのでその効用を考えてみてもお分かりの通り、スキンケアで一番大切のは何と言っても「保湿」だ。

程よく肌に潤いを持たせることで、肌の代謝機能やバリア機能を維持できるし、外部からの刺激に対しても抵抗力を持ち続けることもできるからだ。

化粧品がすべて良くないなどとは絶対言わないが、上に書いた通り間違ったスキンケアの用材を選んでしまって、肌の自己補正機能を損ねてしまうケースも少なくないようだ。

ただ、人により肌が弱い“敏感肌”の人も多いし、アトピーなどにかかっていればなかなかコスメ用品にまで手が出る人はいないだろう。

なので個人差はあるかもしれないが、基本的な考え方としては自身の肌が弱くならないように配慮してスキンケアを進めていくのが望ましいといえる。
それがうまくいけば、急に肌が刺激を受けても肌荒れに直結しなくなるはずなのだ。

そのためのアイテムとして、上の通りワセリンやハチミツが注目されているということになる。
実際ワセリンなどは、これ一つあればやけどや擦り傷をはじめ、日焼けや肌荒れ、保湿ケアにまで使えるという“万能薬”だ。

そしてハチミツは、それ自体完備された栄養食品であるとともに肌に塗れば肌にその栄養がしみこむし、消炎効果や保湿効果も素晴らしい。
はちみつにアレルギー反応の出る人にはお気の毒だが、そんな際にも皮膚科などに行って、しっかりと自分の肌に合う、正しいスキンケアを相談してみることをお勧めしたい。

(一之瀬恵美)

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