そろそろ花粉症の時期だ。
その症状の一つ、鼻づまりや鼻水を止める方法でごく簡単にできる方法がある。
鍼灸でもよく使うツボを押す効果だ。
これを知ってから電車や地下鉄内で鼻づまりの時によくやっている。
もちろん根本的な花粉症の退治ではないが、一時的でも楽になるので有り難い。
そしてまた、何の薬や道具も使わず、ツボを押すことで鼻水が止まるのだ。
大変便利なのでツボを使って鼻水を止める方法をご紹介してみたい。
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今年は暖冬のせいで例年より花粉症のスタートが早まっているらしいが、私もどうやらその症状が出始めている。
今私を苦しめている症状は主に
「鼻が詰まるよ~、鼻水が止まらん!」
だ。
友人仲間同士でも、この時期になると毎回花粉症で嘆きが始まる。
だが私もこのツボによって簡単に鼻水を止める方法があると言うことを知り、それを彼女らに教えてけっこう人気者になってしまった。笑
簡単に鼻水を止める方法は4箇所のツボを押すだけでOK!
電車の中でもツボを押して簡単にできる、鼻水を止める方法。
そのツボは4箇所だ。
鼻づまりや鼻水を止めることに関連して、やっぱり鼻の回りに点在するツボになる。
・まず睛明(せいめい)。両目の目頭にあるツボだ。
・鼻通(びつう)。睛明のすぐ下にあるツボで、名前からして鼻が通りやすくなる気がする。笑
メガネをかけている人ならば、鼻当てパッドが当たる部位と考えてよい。
・次に承泣(しょうきゅう)。両目の直下にあるツボ。
・そして迎香。これは両小鼻のすぐ外脇にあるツボだ。
これらのツボを指の腹で何秒間かぐぐっと押してみるとよい。
ツボをうまく押すと、ずーんという痛みがあるから、そうした場所を探して押すとよいだろう。
押していると今まで頑固だった鼻づまりや鼻水が楽になって行くことが実感できるはずだ。
その他にも上星というツボがあり、これも効果的だ。
上星は額の中央の上側、髪の毛の生え際よりも2.3㎝ほど頭のてっぺんよりのところにある。
ここをやはり指の腹で数秒~10秒くらい何度かくり返して押すとよい。
くり返すが、ツボはとにかく上手く当たるとずーんと響くような感じがあるから、微妙に押す場所を探りながら、それを上手く見つけることだ。
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舌を使った意外な「ツボ療法(?)」もオススメ
以上は鼻や頭のツボ療法だったが、その他やはり電車の中で出来る方法として、舌を使って口の中のツボを刺激するというやり方がある。
いちおう念のため、はっきり口の中にツボなどと書いてしまったが、口の中に鍼灸で言うツボがあるのかどうか私にはわからない。
ただ実感としてこれも簡単に症状を和らげてくれるし、電車の中はもちろん、道を歩いていても出来るので覚えておくと便利だ。
・舌先で、口の中の上側を数秒~10秒くらい押す。これを数回くり返す。
知っているのと知らないのとでは気分的にもずいぶん違うし、タダで出来る治療法。
それがツボ療法のよいところといえるだろうか。
花粉症は年々増加傾向
私が花粉症を発症したのは、大体高校生から大学生あたりだったと思う。
春先になって寒さから解放され、これからポカポカ暖かくなるな、と一安心しながら街中を歩いていたら突然に鼻水とくしゃみの洗礼を受けてしまった。
最初は風邪かと思ったら熱も咳も出ないし、鼻水は至って透明だ。
そして目が異常ゴロゴロしていてたまらなかった。
何となく思うが、花粉症はなり立てが一番症状がきついのではないだろうか。
だが花粉症は発症年齢が年々若年化していると言うし、また春先だけでなく種類を変えて花粉は一年中飛んでいる。
そのお陰でか、私は現在秋と春にアレルギー反応が現れて花粉症にさいなまれてしまっているが、一年を通して複数のシーズンに発症する方も多いに違いない。
友人女史たちもこの時期はティッシュが離せないし、私も外出時には必ず余分に歩ケティシュを持ち歩くようにしている。
でもそんな花粉症の猛威の中、草の根レベルで一般の方々が提供してくださる“生活の知恵”はやっぱり健在だ。
鼻水を止める方法、耳鼻科のクスリも注射による免疫療法もいろいろと出てきているが、一番簡単にできて、お金もかからないツボ押し療法。
サイフに優しいのが何より魅力で、これからも広まっていくに違いない。
(増淵夕子)