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タバコで肌も変化してしまう、と知っているのにやめない友人!やっぱり気がかりなんだけど

タバコを20代の頃からたしなんで、しかも30を過ぎてしかも旦那子供がいるのに続けている友人がいる。
タバコは肌に悪い変化をもたらす、というのはよく言われていることだ。

彼女自身悪いとわかっているのだが、常習癖というか、やめられなくなっているらしい。

本人に言わせると確かにタバコを飲むと気分が落ち着くとか、スッキリするとか言うし、今のところ肌もそんなおかしくなっていない、と主張。

そして自分に悪い変化もないことをタテにする一方で、
「喫煙率は年々減少しているのに肺がんの罹患率はかえって上昇していて、だからタバコが肺がんの原因じゃないわよ!」
とか“正論”をぶってくるのだ。

一理あるかも知れないが、詳しいことをちょっと見てみよう。

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友人彼女にとってタバコは憩いのツール!肌の変化などへっちゃらよ(本人談)

タバコは肌に悪い、ニコチンで体の中まで変化してしまうからいいかげんやめたらどう?

と毎度のように言っている私なのだが、聞く耳持たないというか、でもやめられない、と自己主張するのみだ。

実は私も以前はタバコを吸っていた。

アラサーに突入するあたりで会社を辞めたが、それまでは仕事のストレスとの闘いで、アルコールに喫煙と、手軽ですぐに気分が好転できるようなモノに手をつけてその場その場をしのいでいた。

だがあるショッキングな出来事がきっかけで退社とほぼ同時にタバコをやめ、今に至っている。
今思い返せば、肌荒れとかくすみ・色素の沈着やシワとか、肌に変化の出る前にやめたんじゃないだろうか、と感じている。

あまりに衝撃的だったので、それをきっかけに禁煙に成功したのだが、なので私には彼女がタバコを吸う気持ちがわかるし、また禁煙の難しさもわかるつもりだ。

彼女が禁煙できない理由は、中途半端にやめようとしているため

実際、禁煙しようとしてもふつうはなかなかうまくいかない。

ヘタに本数を減らしたりして徐々に節煙から禁煙に持っていこうとしても、結局本数を減らすこと自体、タバコの「量」を減らしたと言い切れない部分がある。

なまじ本数を減らしても、その分一本一本を深々吸うようになってしまうし、そうなると浅く多くの本数をこなすのと大差なくなってしまうのだ。

一度私もそんな禁煙の失敗があったが、彼女も同じ迷宮に入り込んでいるようだ。

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喫煙率が下がっているのに肺がんの罹患率も上昇

もうひとつ、彼女が喫煙を正当化している理由としては、肺がんと喫煙率に相関関係が見られないということだ。
彼女だけではなく、愛煙家の多くがこの事実を引き合いに出して喫煙者にもしっかりタバコを吸う権利があることをよく主張している。

統計を見れば、なるほど確かに年々喫煙率は下がっているのに、なぜだか肺がんによる死亡率は上昇傾向にあるという変化が見て取れるのだ。

たとえば66年に喫煙率はピークの83.7%を記録し、それ以降は下降傾向になり、2011年人は遂に33.7%にまで落ち込んでいる。
だが一方、58年にはわずか3千人足らずだった肺がん死亡者が、2010年には実に15倍以上の5万人を超えているのだ。

それでタバコと肺がんとの関連性は今だはっきりしていない、というのが彼女の主張となっている。
だから結局のところ、タバコを吸い続けていると肌が黒ずんでくるとか、シミが出来たりするとかいってもあまり説得力がないようだ。
実際まだ30代前半、アラサーの彼女の肌は一見しても20代の頃の色白のままだ。

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彼女の肌年齢はそれでもふつうより進んでいるかも

ただ、それでも肺がんの罹患時期は喫煙後ある程度のタイムラグがあるとか、数十年吸っていた高齢者を見てみると、喫煙率の減少とともに確かに肺がんの死亡率も落ちていると言う主張もあるようだ。

だから喫煙年数とか、喫煙がピークになった何年後に罹患するのかなど、もっと詳しい統計も必要になってくるだろう。

ただ、ややこしいが高齢化社会の中、ますます平均寿命も長くなってきている。
なので高齢者の死亡原因が高齢化に伴って変化していくと言うこともあるだろうし、肺がんの罹患率が高齢者の年齢とともに変化している可能性だって捨てきれない。

私は専門家ではないのでこれ以上ははっきり言えないが、少なくとも高齢者になればなるほどがんの進行も遅くなったりすることはよく言われる。

また年齢によって他の年代の人よりも死因に変化が出てくるのは間違いないだろう。

とにかく禁煙してみるとよい!

ただ、実際私も禁煙してからはっきり体でわかったのだが、タバコをやめてからは化粧ののりがよくなったり、口臭が気にならなくなってきたという変化が確かにあった。

私のまわりにも似たような禁煙者がいて、やっぱり異口同音にプラスの禁煙効果があったことをしゃべっていたりする。

タバコを吸う、吸わないはあくまでも個人の自由なので過度に干渉することもないわけだが、私のように婚活中で、口臭とか肌荒れが気になるようだったら一度思い切ってタバコをやめて、どんな変化が見られるのか確認してみることをおすすめしたい。

その際、私自身の経験から考えて禁煙で注意しなくてはならないことは、やめる時は断固として一本も吸わない、と強く決断することだ。

タバコは依存性もあるし、やめる時はすっぱりやめてしまうこと。
節煙などと中途半端にしないことがコツだ。

きっぱりとやめてみて数ヶ月後、どういう体調になっているのか経験してみること。
その上で肌も体も変化無し、やっぱりタバコは大丈夫と考えれば、喫煙は自己責任で、となるかも知れない。

タバコの習慣のある女性の印象はやっぱりNG?

ただ、今の社会通念とリンクしてしまうのだが、私のように婚活中だったり結婚前の女性が、男性の前でタバコを吸うというのはかなりリスクが伴う。

偏見があるのかも知れないが、遊んでいるとか、慎みが無い様な印象を受けてしまうし、婚活パーティーでまず男性陣は喫煙癖のある女性を敬遠するものだ。

Woomediaでライターとして活躍中の吉野博耶さんに尋ねても同じ印象だと語っている。
「僕も吸わないし、タバコ吸う女は姉貴だけで十分です。アイツ口が臭くてかなわんです」
だそうだ。
(そこまで言う?笑)

なので少なくとも婚活中の女性はたとえ喫煙の週間があっても人前でタバコを吸うことを極力避けて、噂が出ること自体も防ごうとする。

友人の彼女も子供のことを考えると別なようで、いま乳飲み子の息子を抱えていて、果たしてタバコがよいのか悪いのか、私に自己主張する前に切実に考えているところだろう。

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私の父なども、アルコールとともに
「タバコは自分にとって唯一の楽しみだから」
などと言い続けている。
その父も最近は周囲にほだされて禁煙しているようだ。

もう結婚しているので安心しているのか、肌の悪い変化とか、あまり美容こだわらなくなってきて喫煙を楽しんでいる彼女。

まあそれなりに気にしているに違いないのだが。笑
何と言ってよいのか難しいが、よくない変化が何もないことを祈りたい。

(一ノ瀬絵美)

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