自分が恋い焦がれている人が妻子持ち。
そういう既婚者を好きになった時、やっぱり頭には奪うことがグルグル回る。

既婚者を好きになった女性は職場にも結構いたりするが、奪うという究極の行為をする前に、大抵は遊びとかで済ませたり、自分を抑えたりしてしまうものだ。
だが、奪うことをあくまでも望みたいという場合だって少なくない。

既婚者を好きになった場合、そういう究極の願望が頭をもたげて離れないような時には確かにそれなりの方法もある。

しかしながらやっぱり普通の恋愛とは違う。
ずっと深刻なこととなる。
だから実行すべきかどうか、しっかりと選択肢を考えていく必要もある。

奪う方法は２つ？先ずは「優しさを見せ続ける」こと

既婚者を好きになったとしたら、自分の気持ちに素直になるべきか迷うこととなるけれど、それを自分の中で整理して奪うことを決意したというのならば、まず何をすれば良いのか？

それは優しさこそが彼氏を引きつける一番の方法になる。
既婚者を好きになった時、まだその彼氏には嫁がいるわけだ。

その嫁から奪うということは、嫁以上の何かを持つ女性としてあなたがいなくてはならない。

既婚者を好きになった時、いろいろな考え方があるかもしれないけれど、少なくとも嫁よりは既婚者の彼氏を引き寄せる何かをあなたが持つこと。

そして奪う時に一番大切なのは、ほぼ間違いなく嫁よりもあなたの方が優しさ、そして明るさを見せることとなる。

実際、たまたま身近にいる既婚者を好きになった時、その男性にも嫁との間に様々な確執があったり、また夫婦関係が倦怠期になり、冷ややかになってしまっていたりなどするような場合が多い。

それこそケースバイケースで一概には言えないかもしれないけれど、それでも嫁よりもあなたの方に彼氏の関心が向く時、はっきりしているのは、
「嫁よりもあなたの方が女性として既婚者の彼氏よりも優しい、愛らしいと感じてくれる」
という場合だ。

だから、嫁との仲がそれなりにホット場合だったら、なかなか狙いにくいかもしれないし、もしもそういう場合、あくまでも奪うつもりだったら

・嫁以上の優しさ、暖かさを見せること
・下工作などをして、嫁との仲が悪くなるよう仕向けること

という二つの方法がある。
何れにしても、 既婚者を好きになった時、奪うことを考えていくならその男性と嫁との関係をしっかり見極めて行動することも大切になってくるだろう。

嫁よりも近い距離であり続ける

もう一つは、まず上のことを念頭にしながら、それでいて嫁よりも必ずというほどにその男性と距離を詰めた、近いところに居続けることを考えると良い。

これはもちろん気持ち的にも物理的にもだ。
気持ち的、というのは例えば同じ職場で 既婚者を好きになったなら、身近に既婚者の彼氏の世話をしたり、ちょっとしたお菓子やお茶を出したりして、その都度声をかけてみたりする。

そして、もしも一つ目の方法の通り、その男性と嫁との間に不穏な関係があったりしていることを彼との会話の中でつかんだ場合には、しっかりとそのポイントを見逃さないようにすることだ。

近くにいるということは、単に遠ざからないという意味だけでなく、そういうリアルタイムレベルで相手の細かい情報を入手できるから、という理由もあったりするのだ。

そしてそのポイントを掴んだら（大抵は嫁が冷たい、仲が悪いという内容）、その彼氏をしっかりと優しさで包んであげる、そういうフォローをして背中を押してあげるのだ。

「奪う」という行為は、言葉こそ乱暴だけれど、そういう風に男性が優しさや慰めを求めてくる時に、いわば男性が心に持つ空虚な穴を埋めてあげること。
それが最高の「奪う」方法になる。

詰め寄ることはあくまでも避ける

だから三つ目のポイントになるけれど、既婚者を好きになったとき、決して奪うという言葉そのままに乱暴なやり方を考えてはならない。

例えば強引に関係を迫ったり誘惑をするなどして肉体的に男性を絡め取り、それをタテにして
「奥さんといつ別れてくれるの？」
とか、
「早く離婚してよ」
「私のことは遊びじゃないよね」
みたいにして詰め寄り、相手の男性の心に大きく負担をかけることはNG。

優しさを既婚者を好きになった時には一番大切になる、そのセオリーとは真逆だからだ。
奪うからには、嫁よりも自分の方が魅力的で優しいことをアピールすること。
これが絶対必要になる。

ただ、女性の中にはなかなか既婚男性との恋が進展しないことに苛立って、どうしても聞いてみたい衝動にかられる場合もあるに違いない。

そういう時には十分にさりげない方法で、静かに「男性の方から」焦せらせることを考えても良いだろう。

例えば、あなたと彼氏の関係を、間接的に嫁の耳に入るようにする。
その結果、嫁と男性との関係がさらに悪化し、夫婦仲が余計に冷えてくるようにする、というのも一つの方法だ。

もちろんそういう画策が、自分の手によるということをしっかり隠しておく必要がある。

子供ができると夫婦は揉めやすい？

そんなわけで、既婚者を好きになった時、奪うことについて何を気をつければ良いのかをお伝えしてみた。

既婚者男性というのは普通の独身男性と違い、すごく落ち着きがあったり、社会に慣れていたりするため、女性にとっても魅力を感じてしまう場合も多くある。

最後に注意しておきたいことがあるけれど、それはあくまでもそういう既婚者というのは法律的にも経済的にも、嫁という別な女性がすでにいる。

その強い結びつきに対してあえてチャレンジしていくこととなる分、すごくリスクも高くなるし、何より離婚させてからの将来的な様々な事柄が大きくのしかかってくることでもある。

恋にお咎めはできないけれど、それなりにしっかりと覚悟はしていくべきなのだ。

（一ノ瀬絵美）