男運を上げるにはスピリチュアルな要素があるのか?あぐねた末にたどり着いたこと!
私は男運がない女だ、と誰もが一度は思うのではないだろうか?
30代でお相手探しも、男運を上げるという一種スピリチュアル的な事柄にまで縋ってしまうのは、女同士として大いに同情も湧いてしまう。
スピリチュアルなノウハウを求めなくてはならないほど、男運を上げることが切羽詰まっているとも言えるし、それが即自分自身の将来に直結することとなる。
他に解決策がないから男運を上げることに行き着くし、スピリチュアル的なことだってありうるかもしれない。
私も同じような経緯だったことがあるけれど、ある一つの話にたどり着く。
それがわかった時におそらく多くの女性たちは考えが変わって来るかもしれない。
男運を上げる方法は、スピリチュアル的に解決できるものもないわけではない
その上で、現実をまず直視して見た結果、男運を上げる必要があるか、その努力がどうしても必要なのかどうか、まず自問自答して見た方が良い。
あくまでも上から目線というつもりはない。
私だっていくらでも星占いや易者、果ては霊能者などスピリチュアル的なものにはとことんこだわっていた時期があった。
こだわりすぎていたくらいだと思う。
でも、よく考えれば悟るのだが、男運を上げるというか、そういう運命を自分の手で変えることができるかどうか?
はっきり言って、スピリチュアルな方法だって不可能ではないだろうか?
よく男運を上げるにはこういうおまじないとか、そういう筋の人にお祓いしてもらったり除霊してもらったりした方が良い、などという情報もあったりする。
私自身、そこまでこだわったわけではないにしろ、ある意味一通りはスピリチュアル的なものを試し続けて見た。
でも結論から言ってしまうと、上のようなことに行き着くのだ。
運命を変えるということ。
それは神様でない限り何人だって不可能。
日本人で生まれた私たち、今から運命を変えると言って、外国人になることができるだろうか?
せいぜい整形手術でもするしかないはずだし、そんな根本的な私たちの実相まで変えるなんてことはできない。
男運を上げるというよりは、良い出会いをもつ努力をすることに注目と努力を!
もちろん多くの女性は、私がこうお伝えすると、
「そうではない。男運を上げるというのは単に良い男性に出会って結婚できるようになることだ 」
と主張することだろう。
全くその通りだ。
でも、それを言葉の綾というか、運勢とか運命にまで飛び火するような大仰な言い方がまかり通っている。
そして多くの女性たちはその言葉のままに受け止め、結局出会いに恵まれない自分たちを指して男運が悪い女、と自分自身を諦めることとなってしまうのではないだろうか?
確かに私もその筋の知人女性から聞いたりもしたことがあるけれど、中にはそういうスピリチュアル的な問題が絡んでいることもあるようだ。
その結果、確かに自分の男運、というよりは運勢全体をスピリチュアル的なマイナスが重なって悪い方向に行ってしまうこともあるらしい。
だがその彼女が語っていた限りを聞くと、本当に圧倒的少数。
多くの女性は、なかなか良い出会いがないことを自分の手に負えない要素があるのではないか、と考えてそれがスピリチュアル的な原因に行き着いてしまうことが驚くほど多いという。
「それよりも」と、その女性はアドバイスするのだが、本当に男運を上げるには、自分でしっかりそういう努力をまずすべきだということ」
要するに、まずは良い出会いを作る努力をすべきだということになるようだ。
私もそれについて提言したいけれど、私たちは出会いとか婚活というと、ものすごく限定されまくった人間関係だけを注目していないだろうか?
婚活サイトや婚活業者に任せて、そのサービスの中でのみ出会った男性と結婚を考えるという、ある意味最も閉鎖的な出会いの中で相手探しをさせられている。
だからあえて言いたいけれど、そうではなく、もっと適齢期の男女が自然に交流できるような場。
それこそスポーツでも社会活動でも、あるいは地域ごとのイベントでも良い。
その中で自然に関係を作り、出会った方がより良い出会いに結びつくのではないだろうか?
もちろんそれなりに時間もかかるとも思うけれど、しかしながらまともに婚活業者などのシステムに乗っかって頑張り続けても、私たちアラサーや30代が結婚にこぎつけられる確率は恐ろしく低い。
それを考えればいわば「発想の転換」のようなこういう努力も決して侮れない、と私は信じている。
男運を上げるのは自分次第?スピリチュアル的な「奇跡」を起こすのも自分の努力に?
その彼女の言葉、結構タメになると思うので、蛇足ながらちょっと続けてみたい。
「そういうスピリチュアル的なものを原因に持って来やすい人によくあるパターンだけれど、何でもかんでも自分がつまづいてしまうと霊のせい、運勢が悪いせいとしがちになるわけよ。そもそも一旦この世に生まれればうまくいかない時もいく時もいくらでもあるしね。
「人生うまくいく時ばっかりじゃないじゃない?問題はそういう自分にとって逆境にあるような時、厳しい状態のときにきちんと対応して、自分の力で勇気を持って乗り越えるしか解決策はないわけね。
「そういう人たちに限ってご先祖が守ってくれないとか、死んだ自分の血縁の人たちに恨み節をぶつけるわけよ。
「でもはっきりいうけれど、そういう私たちの背後で一番私たちを気にかけて、幸せを願い続けてくれているのはそういうご先祖様たちだからね」
最後に彼女が語るのは、男運を上げるのも自分次第だということ。
自分の欠点を友人に頼んでも良いから客観的に見直して、男性の目にとまるように努力したりもしてみると良いし、また上のような発想の転換によって新しい出会いの場を模索しても良い。
男運を上げるには、そういうふうに自分自身で男運を作り出すこと。
私にも言えることとなるのだが、そういう努力の中でこそ、スピリチュアル的な奇跡も起こる。
そう信じることを願ってやまない。
(喜屋武氷捺)