鈴木亜美さん(34)が一般人男性と入籍し、そして妊娠までしているという電撃発表をしている。
歌が下手だとか整形疑惑、そして事務所との泥夢魔裁判など、いろいろと否定的な世論や経歴もありながら、少なくとも女子力はバツグンだと言うことが証明されたような感じだろうか。
30代女性の私個人としては、同じ年代の鈴木亜美さんがこうしてがんばっている姿にはある脱帽するし、スゴイと感じるしかない。
歌が本当に下手なのかどうかは音痴の私では判断がムリだが、仲間にはけっこう音楽に詳しい女子もいるので、彼女の結婚とともにちょっとその当たりを語ってみよう。
入籍は1月に お相手は7歳年下の一般人
何しろ鈴木亜美さん、今回結婚したお相手は7歳年下の男性で、友人とともに海外旅行中の鈴木さんが現地で出会い、その後帰国した後食事から交際へと発展したという。
伝えられるところでは身長180㎝、剣道5段だというその一般人男性とのこと。
そういう武道家であることもあってきっと折り目正しい男性ではないだろうか。
同じ30代の婚活女性であれば生唾が出るかもしれない。笑
鈴木亜美さんと言えば高校生で電撃デビューをしたことが一番印象深かった。
当時私も高校生か中学生の時だったので、そのときオーディション番組で友人達の間で話題だったアサヤン(ASAYAN)で一気に1位に上り詰めている。
その原体験が今まで引きずっているので、むしろ彼女が歌が下手だとか、裁判沙汰になったこともある、というのがいかにも芸能界だな、と思ったものだ。
成人してから私は鈴木亜美さんの活躍を追跡することから遠ざかっていたのだが、よくよく考えればあのアサヤンだって歌の上手、下手ということだけをポイントチェックの対象にしていたわけではない。
極論すれば、彼女よりも下手で、それでも今人気を博しているプロの歌手だって芸能界にはたくさんいるはずだろうと思う。
じゃあなぜ彼女がオーディションでトップに立ったのか?といえばファンや潜在的なファンも含めて多くの体臭に強くアピールできた人が一位や上位に食い込めるはずなのだ。
そういうわけで高校生ながら芸能界デビューしながらも、出だしはそれこそ飛ぶ鳥を落とすような勢いで、浜崎あゆみさんをしのぐほどだった。
私の知人女性のコメントをまとめるとこんな風になる。
事務所との泥沼裁判や度重なる不運が彼女を強くした?
このまま順風満帆だったら良かったのだが、99年に所属事務所の社長が脱税容疑で逮捕されるという、足元をすくわれるような問題が勃発し、余波を喰った形で鈴木亜美さん自身にもダークなイメージが覆い被さってしまった。
その後芸能界を干された形になりながらも、なんとか挽回しようと新しい事務所・エイベックスと2005年契約するが、明くる年には彼女の生みの親とも言える小室哲哉氏が金銭がらみで問題沙汰になるという、またもや足を引っ張る出来事が起こった。
しかしながらその後DJ活動、「食のやまなし大使」など多方面の活躍を続けるなど、逆境に流されずに活動を継続。
態度が横柄だとか言う声もあるし、歌が下手とか言う前に、このくらい芸能界で辛酸をなめながらめげずに活動を続けている人というのは少ないのではないだろうか。
現在妊娠3ヶ月の彼女に求めることとは
鈴木亜美さんは入籍後、すでに身ごもり現在妊娠3ヶ月と言うことで、来年の1月出産予定となる。
母親になった時、彼女に去来するのは今までの波乱に富んだ半生を振り返ることとなるだろうし、また母親ということを前面に出したいイメチェンも想像できる。
歌が下手というのは私の周囲でも多くの人が以前語っていたことだった、と正直に言えばそうなるのだが、その後彼女自身も歌について訓練し直し、以前の彼女よりも上手だという声すら上がっている。
結婚と良い、仕事と良い前向きなのはやはりスゴイのではないだろうか。
今後彼女に求めることがあるとすれば、やはり新境地を自信の力でどこまで開拓できるのか?
今までの彼女から考えれば、そういう結論になるに違いない。
(一ノ瀬絵美)