シャイな男性がこの頃増えてきているという声が多い。
そんな男性があなたに好意を持っているかどうかは視線の持ち方でわかるというのが大切な点だ。
そんな視線にあなたが気づいて、彼が好意を寄せているとわかったら、逆にこちら女性の方からどんどん積極的にアプローチすればよいわけだ。
その彼氏の好意の見分け方、実のところ向こうから投げかけてくる視線をどれだけ的確に捉えることができたか、がキーポイントとなる。
この機微を説明してみたいので、近くにそういう視線を投げかけてくれているシャイな男性がいるなら、ぜひ自分からも好意を示してみてはどうだろうか?
知らないと不安?シャイな男性の「視線で示す好意」とは
だがそんなちょっと引っ込み思案、内向的に見える男性が本当にこちらに好意を持っているのか、本当に私のこと好きなのだろうか?
そう考えるのも当然なのだ。
実のところ彼の視線、つまり目配せやちょっとした目と目が合うなどということが何となしに頻繁になってきているようだったらかなりの脈ありと見てよい。
その理由の第一は、そういうシャイな男性というのはあからさまに自分の気持ちを言葉や行動に出すのをためらいがちなものだ。
だが「目は口ほどに物を言う」ということわざの通りで、そういう一見何の好意も持っていなさそうな男性でも、視線自体はごまかせない、隠せない。
そういうシャイな男性が見せる視線を下に列挙してみたので、参考にしていただきたい。
・しばらくじーっとこちら(好意を寄せている女性)を見ている時がある。
・だがこちらが気づいて視線を合わせると、すぐに目をそらしたりして、なかなか見つめ合うということがない。
・だのにこちらがその後他に視線を移すと、やっぱり再びこちらを見つめていたりすることが多い。
要するに、あなたの方をよく見ることは多いのだが、逆にこちらから見返すと、言ってみればそっぽを向いているのだ。
これをどうみるか?ということになるのだが、少なくともあなたが他を見ている最中に男性の方が絶えずこちらを見る様になっていれば、ほぼ好意はあると見てよい。
もしも男性があなたを嫌いだったり全然好意をもっていなければ、そんなに頻繁にこちらを見ることはないだろうし、嫌なものや人を見るのは苦痛に違いないので、何度も見返すことはないからだ。
男性があなたに接近できるきっかけを作ってあげること
目線を合わさない、見つめ合わないことを条件にしてあなたを気にとめ、視線を頻繁に投げかけている男性。
そんな男性が身近にいたら、あくまでもあなたも嫌いなタイプではないという条件のうえで、次に説明しているような方法で逆アプローチをかけてみることをぜひおすすめしたい。
その方法とは、一つにはシャイな男性というのは感覚が繊細なところも当然あるわけで、そういう彼は自分から積極的になる事もできない反面、逆にあなたの方から猪突猛進型にアプローチを仕掛けられるのも不快に感じることが多いものだ。
男性というのは女性に対して、イニシアチブを保ちたいという潜在的な欲求があるもので、そのような男性の立場を台無しにしてしまうような女性からの積極的な求愛は避けた方がまず無難だといえるだろう。
なのでたとえ話になるけれど、あくまでも最初は旅館の女将さんが男性客をもてなすような気配りをしてあげると喜ぶものだ。
別に女将さんの仕草まで自分を造らなくてもよいが、振る舞いの方向性としてそういう風にすべきだという事は確かだ。
最初はあくまでも男女の中はさておいて、そんな親しい関係を造っていくことが大切になる。
そしてお互いの関係がそういう良好なものになれてきたら、次にだんだんと恋人同士の関係を築いていけば良い。
メルアドや携帯の連絡先を教えあったり、生活や仕事など、なにがしかの相談を効いたり持ちかけたりしながら進めていけばよいのだ。
一つのアイデアだが、この段階になれば以前のように、男性の方から投げかけている視線に気づいたら、あなたの方でほほえんで視線を合わせたりするとよいだろう。
最初の内は視線を合わすことが必ずしも恋人同士の関係でなくとも、徐々にそういう方向に発展するものだ。
とにかくシャイな男性というのは視線もそうだが、あなたに対する行動や顔の表情なども結構曖昧になる事が多い。
だがあなたの方としてはその彼の身の振り方を補って支えてあげるようにすればよいのだ。
シャイな男性は一旦火がつくと激しい?
女性に好意を持っているのかどうか、一見わかりづらい様なそぶりしか見せないような内向的な男性は、女性がますます能動的になってきている現在、これからも増えるに違いない。
ただ、だからといって彼らが女性に興味がないためになかなかこちらに積極的になれないというのとはちょっと異なる。
友人女子たちの経験談を聞いたこともあるが、そういうシャイな男性というのはなるほど最初の内は何となく本音がわからず態度も曖昧、こちらを好きだか嫌いだかもわかりづらいことも確かにあるにちがいない。
だが、そういう引っ込み思案的なよそよそしさが無くなるまでに関係が進んでくると、一気に情熱が爆発することも多いようだ。
「そういう人に限って女性の扱いに慣れてない、というかあんまり女性とつきあったりとかないのよね。
だからこちらがどんなことをしてくれたら喜ぶのか、何が好きなのかなかなかわかってもらえないってこともあるから大変よね」
20代の頃、同じ社内でそういう男性とつきあって別れた経験のある友人女子がそのときの「苦労」をこんなふうに語っている。
だが考えようによってはこちらがそういう男性を“教育”して、男性をあなた好みの行動や趣味に導くこともできる、とも彼女は語っているのだ。
むしろシャイな男性と仲良くなって、ふつうの恋愛関係よりも好意の示し方、視線の投げ方などを「あなたにこうしてもらえたら、嬉しいの」というふうに彼氏に身につけさせていくこともできるにちがいない。
シャイな男性だからこそ、あなたのことをそれだけ真剣に好きになってくれる、そんな余地がふつうの恋愛よりも大きいのではないだろうか。
チャンスがあったらぜひ生かしていただきたい!
(一ノ瀬絵美)