三船美佳さん(33)が高橋ジョージさん(57)ととうとう離婚が成立した。
長期間にわたる泥沼の離婚裁判とともに、彼女の主張するモラハラ疑惑、そして何よりもともと二人は24という膨大な年齢差。
そんな様々な問題があったために二人の離婚騒ぎが発覚するや、大きな注目が寄せられていた。
これでようやく三船美佳さんは、高橋ジョージさんと離婚が正式に成立した運びになったが、まだグレイな点が存在している。
離婚裁判の結末はいわゆる協議離婚。
つまり裁判所を仲介せずに二人の間で合意した離婚という形式だ。
三船美佳はモラハラの証拠を本当に持っている?
なぜこんな離婚の形をとることになったのか、そして年齢差で言えば父と娘のような関係の二人。
考えの違いとかもかなりのものがあるだろうし、年齢による体力の変化、そして心境の変化もあるだろう。
今回の協議離婚、実のところ三船美佳さんが裁判に提出していたのが高橋ジョージさんによるモラハラの証拠だともささやかれている。
相当な量になる者だったらしい。
これを裁判の場で提出されると高橋ジョージさんの方では不利になると判断して、結局裁判を通さない協議離婚ということで落ち着いたといわれている。
あくまでもこれがモラハラの証拠とは断定しがたいが、少なくとも高橋ジョージさんが証拠資料に対する証言の必要で、法廷に立つことは避けられたと言うこととなった。
おそらく彼にとっても何らかの痛いキズがあることは想像できる。
年齢差ありすぎの結婚からしてムチャだった?
ただ、二人のなれそめと年齢差からすれば、17年に及ぶ今の今まで無難に過ごしてきたと言うこと自体が奇跡だったのかもしれない。
高橋さんが三船美佳さんを見初めたのが彼が40歳、そして三船さんが16歳。
しかも高橋さんは一度離婚歴がある。
彼が見初めて盛んにアプローチをしたとは言え、まだ高校生の三船さんがよく結婚に応じたというのが正直な感想だ。
一説には宗教がらみだともいうし、結婚当時油の乗り切っていた高橋ジョージさんに三船さんの母親が目算をつけてあっさり結婚を許したとも言われている。
そして高校生ともなれば先行きを全く知らない、いわば情熱で生きている年齢だ。
もちろん今現在、そんな未成年者と結婚とかになったりすればとたんに法に触れる大問題だが、まだ17年前はおおらかな時代だった。
ただ、一時の情熱でそういう年齢差を超えた結婚生活を営んでいけば、長い間には何らかのほころびも出てくるのはだいたい予想がつく。
その一つが彼女の主張するモラハラ、そしてそれがある意味形となって現れたのが長い別居生活だろう。
離婚の決着は高橋ジョージに好意的?その理由は
今回の協議離婚、様々に紆余曲折があったようだが、ちょっと意外だったのがやっぱり三船美佳さんが高橋ジョージさん側に慰謝料の請求を行っていない点だ。
このあたり、二人の間でどんな話し合いが行われていたのかが気になる。
一つには、三船美佳さんがモラハラなどの膨大な証拠資料を裁判に提出することを嫌った高橋ジョージさんが、二人の間に生まれた長女の親権を彼女に渡すことで折り合いをつけられた、ということがあるのかもしれない。
彼女とともに長女も溺愛していた高橋さんにとっては相当な譲歩だったかもしれない。
彼の年齢を考えれば娘を手放すことは心が切られる思いだったのだろう。
また、係争中に引き起こされた神田正樹さんとのスキャンダルを巡って、高橋さんの方である意味強気に出てくることができたのだという考え方もあるだろう。
高橋さんとの関係はその後、二人が公開の場で全面否定しているが、仮に神田さんとの「関係」が本物だったとしても、65歳の彼に対して三船さんは30歳以上も年齢差を持つことになる。
今後高橋さんも再婚するのかどうかわからないし、三船美佳さんもアラサーの年齢でまだ女盛りの年であることは間違いない。
年齢差ひとつとっても普通の夫婦とは言い難い「仮面夫婦」という声は消えなかったが、娘を女手一つで育てることとなった彼女には、娘の将来のためにも今後モラハラをな感じないような男性を見つけて再婚することが必要だろう。
(吉野博耶)