B型の彼氏に限ったことじゃないかも知れない。
ただ、彼氏との喧嘩で一番危機感を持ちやすいのはやっぱり男性がB型の相手の場合じゃないだろうか。
血液型がB型の男子は自分のペースを崩さず、周りを巻き込んでもかまわずに自分の主張を通すこと。
悪く言えば自分勝手。
良く言えばゴーイングマイウェイ。
しかしいざ喧嘩とかトラブルになると、B型男性の悪い面が全面に立ってくる。そう感じる女性は多いのではないだろうか。
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B型の彼氏を持っている友人が、またやっちゃった!と、彼氏と喧嘩したようなことを嘆いてきて、それに翻弄されて先日は夜更けまで飲みに連れ出されてしまった。
飲みの席で相手の彼女は手酌で飲んでいる。
そして延々と
「あのバカヤロー(彼氏のことね)!」
と、彼氏というか、男の欠点ばかりを強調して悪態を連射する彼女。
「彼が腹立ち紛れに“もう別れよう” とか、“そんなに俺を軽く見るなら、俺なんかもういらないだろう”とか言ってくるんだよ!」
それを聞く身にもなってくれ、と言いたいところだが言えない性格な私。
で、なんでケンカになったかと言えば実にたわいもない。
デートした東京近辺の某テーマパークで、お昼になってどこで何を食べるか?でもめたことがきっかけだったとのこと。
“俺があれを食べようというと、お前は必ずこれにしたいという。俺が何をしようとしても文句言ってやめさせようとする。こないだもそうだったじゃないか!”
とかなんとか。
要するに、前から腹が立っていたが、我慢していた彼氏がついに絶えかねてブチ切れたというわけだろう。
B型の男性は喧嘩になると、最悪の行動(別れ)にすぐ行き着きやすいかも
B型の男性というのはそう言うわけで、「周りがどうなろうと知ったことではない」 っぽい行動や言動を確かに取りがちだという。
だから逆に、彼の主張や考えを根底から曲げてしまうような意見とか注意とかをすると、ブチ切れて思いっきり言いかえされるというのだ。
そしてこういうふうに、一気に最悪の場合、つまり別れ話にもつれ込むことも多いようだ。
彼氏はB型、そして私と一緒に飲んで愚痴っている彼女はO型。
世話焼きでB型男性に一番ふさわしい血液型だと言われている。
血液型で相性とか全てはっきりわかるとまでは私も思っていないが、“火の気のないところに煙は立たない”ともいうし、ある程度は左右されるのかも知れない。
ただ、もちろんB型以外にもこういう気むずかしい男性は確かにいるし、私もOL時代、そんな男性を同僚や上司、さらには年下の人間の中に職場で見たことがあった。
だから、B型とかO型とかいう血液による正確の細分化をいったん止めにして、大枠的に
「彼氏と喧嘩しても別れないためにはどうすればよいか?」
ということを考えてみた。
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ややこしいことに友人女性たちに彼女のことについて意見を聞くと、
1.「すぱっと別れろ」
2.「無視して何食わぬフリして付き合い続けろ」
3.「B型男性なんて子供なんだから、怖い母親のフリしてやれ」
という、すごいクールな回答だった。
でも本当のところ、この中から選ぶとすれば、どの方法が一番良いのだろうか?
もちろん2人が本当に別れることなく、丸く収まることを前提にしてなのだが。
こんな場合、もちろん喧嘩の原因が何だったのかに大きく依存するに違いないが、それもさておいて、上の様に友人女性とその彼氏のような「ハァ?」と思われるような原因と考えてみて、いろいろと探ったり考えてみた。
彼氏と喧嘩して仲直りしたかったら、母親の目線でクールに対応するのも良い方法かも
私の考えだが、答えは上の3つの内、2かまたは3となる。
実は私も以前つきあっていた彼氏がいたが、その際同じようなケースに出くわしたことがあった。
彼氏はB型ではなかったが、それなりに自意識が過剰なアラサー男性で、私が当時同じ年代で勤務先でバリバリ仕事をやっていたことに引け目を感じていたらしい。
それが鬱積して、ちょっとしたイザコザから別れ話まで発展したことがあった。
もちろん感情任せに別れ話を切り出したのは彼氏の方からだ。
その時私はどうしたかと言えば、実はある知人からチップをもらっていたこともあってこう言ってのけたことがある。
「そうね。たしかに私たち、合わない部分があると思う。はっきりと分かれましょう。」
なるだけ感情を抑えてクールに言ったので、むしろ脅かしているような、まるでゾンビのような口調に聞こえたかも知れない。
そうしたらその晩、自宅に帰った私の元にすごすごと彼が
“別れないで欲しい”
という内容のメール、そしてその直後に携帯で連絡してきた(笑っちゃまずいかな)。
もちろんその後は、私も別れ話が出たことは極力無視して彼と交際していた。
結局、この経験からわかったのは、男性は女性から見たら子供のようなもので、母親のような目線で毅然としていればよいと言うこと。
B型の男性・彼氏だったらなおさらではないだろうか。
ただ、この時はまだつながっていたが、その数年後、私たちはやっぱりどこか合わないところがある、とお互いにわかって別れてしまったけれど。
でも、喧嘩するほど仲がよいと言うが、その仲を取り持つのは当事者同士の知恵でしかない。
いちいち彼氏の感情に振り回されず、時には彼をおだてたり、食べたいものを食べさせてあげたり、などと母親のようなサービス精神も必要かも知れない。
(一ノ瀬絵美)