ワセリンが花粉症に良いって友人に教えてもらった。
まさかワセリンをどうするの?
と、半信半疑で友人の教えてもらった通り使ってみたらホントに驚いた。
信じられないくらい目や鼻の症状が楽になったのだ。
というわけで、私は今、ワセリンによる花粉症対策の信者になってしまった。
一体ワセリンがどういうわけでこんなに花粉症に効くんだろうか。
友人に教えてもらったその方法を、ちょっと披露してみたい。
ホントに知らなきゃ損です!
花粉症の患者だったらワセリンは必需品!?
ワセリンを花粉症の症状が出ていると起動するかというと、患部に塗れば良いだけなのだ。
私の場合典型的な花粉症の症状が出ていて目がショボショボ、鼻水と鼻づまり、そしてくしゃみ連発が果てしなく続いていたのだが、これらがすべて吹っ飛んだ感じだ。
ワセリンの使い方はきわめて簡単で、以下に列挙しよう。
・目のまわりにワセリンを塗る。
・鼻の回りにワセリンを塗る。
・そして鼻の穴の中までもワセリンを塗る。
これだけなのだ。
なぜこれだけで花粉症の症状が改善するのか、というと、花粉症は元々スギ花粉など、空気中に飛散している花粉が体の皮膚や鼻などの粘膜に付着し、それに対して体がアレルギー反応を起こすことから生じる症状だ。
ワセリンをそういう花粉に敏感な体の部位に塗ることで、皮膚に直接花粉が付着することを避けることが出来る。
このため花粉症の症状が出るのを防いでくれるという仕組みだ。
私も今初めてワセリンをこうして塗って見て、そして外歩きを長々としてみたのだが、劇的に症状が改善された。
もちろん100%治ったとまでは行かないが、90%くらいは改善したのではないだろうか。
とにかくくしゃみや鼻水を人前で心配することは全く無いほどだ。
そしてなにより、目のまわりに塗るだけで目のショボショボ感が相当薄らいでしまった問うことについては感動レベルだ。
しかも今まで目をこすり、鼻をかみ続けて赤くなった肌も保護してくれるという。
花粉症から来る肌のかゆみをも抑えてくれるのだ。
目や鼻の回りの肌が赤くなってしまっていた私にとって救われた感じだ。
塗り直しに注意!安価だから大丈夫!
気を付けなくてはならないのは、ワセリンは3,4時間すると乾いてしまうのでまた塗り直さなくてはならない。
ただ、そうは言っても、ワセリン自体それほど高価なものではないから全然心配ない。量販店に行けば50gの白色ワセリンが400円足らずで購入できる。
通販ならばもっと安く、500gの白色ワセリンや純度の高いワセリンが500円台から売っている。
知らないとホントに損する花粉症対策だ。
ワセリンは乾燥肌を防いで保湿するにも最適
ワセリンの効果は花粉症だけにとどまらない。
私も知ってはいたのだが、ワセリンは肌の保湿にも優れた効果を発揮してくれることが知られている。
特にこの時期、花粉とともに空気の乾燥による肌トラブルは引きも切らないが、顔や足首など、乾燥トラブルを起こしやすい部位にワセリンを塗ることで皮膚が保護され、乾燥を防ぐことが出来るのだ。
特にお風呂上がりで一番はだが潤っている時など、すかさずワセリンを肌に塗っておくと、いつまでも潤いが保てるので化粧水などとともに使えば効果的なのだ。
もっとも花粉症自体、肌が乾燥したりすることで症状がきつくなったりするというから、たんに美容だけでなく肌の保湿は花粉症対策にもマストなのだ。
ワセリンは白色ワセリンなど、純度の高いものを使うこと
もちろんワセリンにもいろいろなタイプがある。
目を付けるべき一つのポイントは、ワセリンの純度だ。
花粉症などの対策のために使うのは白色ワセリンなど、純度の高いものが良い。
なまじいろいろな成分が含まれていて純度が低いワセリンになると、思わぬ肌トラブルも起こる可能性がないとは言えないからだ。
また、白色ワセリンなど純度の高いものであれば、花粉症の症状の温床になりやすい鼻の穴にも安心して塗ることが出来る。
こうした純度の高いワセリンを、乾いた頃に塗り直すことで花粉症の季節はかなり楽になるにちがいない。
花粉症対策用の軟膏もある
このワセリンを主成分として、現在はその薬効に注目して花粉症対策用の軟膏なども市販されているようだ。
確かにこういうものも役に立つし、ワセリンに比べて使用感が更になめらかになっているのかも知れない。
また、それなりに宣伝もしているので目を引くということもある。
だがそういう別な成分を含んでいるために、なまじのワセリンよりも割高になってしまうというマイナスポイントがある。
また、人によってはそうした別な成分によってアレルギー症状を引き起こす人もあるかも知れないので、一番安価でオススメなのはやっぱり白色ワセリンだ。
とにかく自身で一度試してみて、その効果を堪能していただきたい。
ワセリン自体にアレルギーのある方は別だが、そうでなければ絶対損はないにちがいない。
(増淵夕子)