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梅毒の感染経路は血液や体液も!女性に急増中、エイズよりも感染力が高い危険な病気を避ける方法は

梅毒が増えているという。
しかも女性の間で爆発的に患者が急増中。
ちょっと信じられない話だが、厚労省が発表した結果だから間違いない。

かかった女性には気の毒だが、大ざっばな感染経路は、ほぼ男性との性的接触と言ってよいだろう。

だが実際の話、エイズも怖いが梅毒はある意味それ以上に怖いのだ。
それはなぜなのか?

理由は、血液や体液などによっても感染してしまうからである。
つまりエイズよりも感染力が強いのがこの病気の特徴だ。

複数の男性と“行き来”していたりする女性は十分注意すべきだろう。

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梅毒の感染経路は多い!口どうしを交わすだけでもうつる可能性がある

梅毒というのは体にあの醜い局部の潰瘍や全身の発疹ができることで有名だが、同時に現在のところ、クラミジアに次いで発生件数が多い病気とも言われている。

クラミジアは性器による性行為を通してしか感染しないものだが、梅毒の感染経路はもっと多い。

たとえば梅毒持ちの異性がくちびるにキズがあった場合でも、接触した時には感染する可能性が生じる。
もちろん口どうしを交わしても感染するし、その方が感染力が強いとも言われている。

要するに、エイズも確かに血液同士を交わらせれば感染するのだが、血液が粘膜に触れたり、体液を交わらせることさえも感染経路となってしまうのがこの病気だ。
だから、まれだが入浴や洗濯物などからも感染することもあると言われている。
つまりそれだけ感染力が強いということになる。

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この事実を知ってゾッとなった方は多いだろう。
心当たりのある方は十分に気を付けるとよい。

女性の感染者数が激増!減る見込みはあるのか

厚労省の発表では2015年の感染者(届け出だけ)を見ると574件で、これは2010年の124件の約5倍となっている。

男性も増えているし、数としては現在1500件を超えるので女性より多いのだが、増え方は女性の方がすさまじいのだ。

この数字はこの5年間、一度も減ることなく続いているし、現状で男女の交際のパターンが大きく変わるのならば別だが、ふつうに考えればそうはならないだろう。だから今後もエイズと同じく減ることはないのではないだろうか。

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梅毒感染者が激増した理由

もともと梅毒というのは江戸時代、遊郭などの遊女を感染経路として、抗生物質のない時代に蔓延していた性病だった。
当時はまだ特効薬である抗生物質・ペニシリンが無く、効果的な治療方法がなかったため、いったんかかればまさしく“不治の病”、つまり死病だった。

それが1928年(昭和3年)、ペニシリンが発見され、戦時中の1942年(昭和17年)に医療用の抗生物質として実用化されて以来、多くの梅毒患者が救われ、患者数も激減している。

それが今、平成の平和な日本になぜ蔓延しつつあるのか?と言えば、やはり不特定多数の男女間の性的接触、性行為がはなはだしくなったためだろう。

現代はペニシリンがあるというのに、患者が増えるというのは、硬い表現だが若い世代の行動がそれだけ“乱れている”ということを表しているのかも知れない。

梅毒の感染を避けるには「危険な行為」をやめ、自覚があればすぐに検査を

ただ、だからといっていきなりそうした行為を慎む、というのもいろいろとトラブルが出そうでもある。

ヘタに相手を疑って検査を促せば彼氏ともめたりするかも知れない。
また、自分が検査を受けても何らかの形で彼氏に知られてしまうと言うリスクもあるだろう。

だが最悪、次善の策として、やはりおすすめできるのは梅毒の症状が見られたら、その感染経路の確認とともに、血液の検査などを急ぐことだ。

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難しいのは梅毒の初期症状。
実は症状が出ないこともあるし、出ても様々な症状があるので、それを完治しただけでは自分では何ともしがたい場合が多い。

初期症状の代表的なものは、感染部位に痛みのない、大豆大のしこりができるというものだが、しばらくすると自然に消えてしまうので、梅毒ではないと思い違いする場合も多いのだ。

なので最良の方法は何と言っても、そのようなことをしたと“思い当たる”ことがあったら迷わずに病院で検査してもらうこと。
性病の検査は恥ずかしいし、交際中の彼氏に知られる可能性もある。

だが、梅毒は基本的に“死に至る病”。
男性側もそうだが、とにかく“悔い改めるべき”ところは改め、命の危険を少しでも回避するようおすすめしたい。

(増淵夕子)

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