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厄年は意外と良い事が多いみたい?何でそうなるのか、はっきり根拠があった!

厄年をバカにしてはいけない。
なぜなら良い事が多いから。

「ハァ?」と思う方もいるかも知れない。
厄年とは災難が多い年だということで、普通は警戒するはずだ。
だから絶対に、良い事が多いなんてことは誰も思いも寄らない。

もちろん厄年は科学的根拠がない。
厄払いやお祓いだって迷信だ。

だから、そんなめったやたらに悪いことが集中するわけではないけれど、だからといってその真逆みたいに
「良い事が多い年」
と言われると、ブラックジョークみたいなものにさえ聞こえてしまう。

でも、確かにこう言い切れる。
そしてそこにはしっかり根拠があるのだ。
それを語ってみたい。

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厄年によく聞く「結婚、妊娠、出産が多い」はどういうこと?

実際、 厄年に良い事が多いと主張するのは私たちのような未婚のアラサーとか30代の女性だけではない。

私もそういう人を周りに見かけるけれど、 厄年に出会ったり、その男性と結婚したり、妊娠したり出産したという女性もずいぶんたくさんいるものだ。

そういう人を見ると、確かにむしろ良い事が多い年にも感じてしまうから不思議だ。

中には、ご存じな人もいると思うけれど女の30代は33、37と、厄年が特別に2度も巡ってくる10年になる。
その33の時に結婚して、37の時に子供が生まれた、なんて女性だっていたりするのだ。

そういう女性にとっては厄年どころか、「良い事が多い年」みたいなものだ。
希望
でもちょっと考えてみよう。
ある年に限って災難が集中するなんて、統計上だってありえない。

それもそのはずで、厄年というのは基本迷信。
改めて言うまでも無いことだ。

でも、人間って弱い。
親から、メディアから、そして身の回りから
「32が前厄で33は本厄の大厄。34は後厄だから絶対災難がやってくるぞ」
「気をつけないと怖いぞ」
と言われてしまって、それに洗脳されてしまう。

でも結局、それだけのことに過ぎないのだ。

ということは、ふつう通りに良い事も当然ある。
それになんの不思議もない。

ただ、ここでよく考えていただきたい。
そういう風に洗脳されている私たちにとっては、そういう年齢になった時に普段経験するようなちょっとしたラッキーな出来事があったとしたらどう感じるだろうか?

けっこう、いつもの数倍にもまして良い事が多い、と感じてしまうのではないだろうか?

厄年に限って、なぜか良い事が多いと思えたり、そう見えたりする場合はこんな心理的な作用がバックにある、と考えられるのだ。

そして、確かにそういう年齢の時に慶事があったりする人もいるわけになる。
でも、その人たちだって普段の年と同じ程度にしか幸運を体験してはいないはずだ。

実際結婚や妊娠出産など、特定の年に集中するわけがない。
けれども、厄年という「特別に考えている」年齢だからこそ、余計にラッキーだ、良い事が多いとも印象を持ってしまうのだ。

理屈を立てて考えればこうなるしかないが、いかがだろうか?

思い込みの心が厄年を作り上げる

でも、こう考えると、厄年というものの“正体”がわかってくるはずだ。

良い事が多いと感じるのもその一つだけれど、悪いことが実際その年に集中するわけではない。

結局のところ、「災難の年」「不運が続く年」 などと言うように、私たち自身が思い込んでいるに過ぎない。
つまり、私たちの心によってつくられている年の区別なのだ。

外国に出てみるとよくわかるけれど、他の国でもそういう風に特定の年齢を指して「良くない年齢」みたいに習慣的に決めている場合も多い。

けれども、そこには日本の厄年と同じく、全然科学的な根拠もない。

そしてついでに言ってしまうけれど、これもある意味万国共通になるみたいだが、
“「その年」になったら、生活や体調、体力や仕事で大きな変化が現れてくる事が多い、だからそういった年齢になったら気をつけなくてはならない”
と、もっともらしい理由をつけていたりする。

でも、繰り返すけれど国ごとに指している年がコロコロ変わる。
だからはっきり言ってしまうけれど、こういうまともに聞こえそうな理由付け自体も、全然説得力はない。
そう断言できるはずなのだ。

それこそ厄年になぜか良い事が多いと思える、そういう印象を感じる心理的な作用とそんなに大きな違いはないだろう。

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積極的に良い事が多いと思うべき?厄年を吹き飛ばせ!

ただ、迷信とは言え、私たちはとかく周りがそういう雰囲気をつくってしまうと乗せられやすくなる。
ある年回りを指して不吉だとか、災難が多いとか言われてしまうと、どうしても心配してしまうものだ。

中には気にしすぎたりして、厄除けグッズで身を固めたり、お寺や神社をハシゴして祈祷やお祓いに精を出してしまう人もいるようだ。

でも、結局はそういうことをしてもお寺や神社をお金儲けさせてしまうだけの事。
グッズの販売サイトや業者にあぶく銭を稼がせてしまうだけの事なのだ。

結局心配する気持ちをあおられ、それに乗っかれば損をするのは私たち自身になる。
そして、なまじそういうネガティブな気持ちのままでいさせ続けられる事となる。

そういう気持ちのあり方が一番問題視すべきではないだろうか?
明治神宮
そもそも本厄の33歳は、前厄32歳と後厄34歳も含め、未婚女性にとっては一生を左右するほど大切な婚活、出会いのための年のはずだ。

そういう年には良くない出会いばかりだからと言って、男性関係や、結婚に対しては慎んでおくように言う人もいる。
けれども果たしてそれがベストだろうか?

それよりも、しっかり自分の心を持って婚活や出会いに向かうべきだ。

そのためには、一つの方法として、
「普通の年と同じ。
むしろ悪い年だと言われるほど、ちょっとでもプチ幸運な事があれば良い事が多いと思えるようになるくらいだ」
みたいに考え、安心して前進すべきだ。

こういう心配は、元々自分自身の心が作り出した幻のようなもの。
だから自分の心持ちさえしっかりして、そして自分が正しいと信じればそれを吹き飛ばせるはずだ。
その気持ちこそが大切になる。

厄年とは幸せの「役に立つ年」

最後になるけれど、厄年というと、とかく悪いもののように思ってしまう。

けれども、考えようによっては、確かに良い事が多いとも言えるかも知れない。

なぜなら自分の心の弱さ、どのくらい迷信に振り回されやすいのか?自分を知る事ができるから。
そして同時に、気持ちをしっかり持つ事の大切さも教えられる、ともいえるだろう。

そしてまた、そういう言われ方をする年にあっては、よくよく謙虚になる事だってできる。

厄年になれば、いわば気持ち的には「不幸の谷底」。
悪い事が起こって当然、みたい思う事も多くなる。
でもそういう時には、ちょっとしたプチ幸運だってありがたいものに見えるかもしれない。
すでにお伝えしたとおりなのだ。

その謙虚さがベースになって、むしろ良い事が多いと思うことができる事だって十分に考えられるはずなのだ。
この気持ちのあり方こそが一番大切に思えるのだがいかがだろうか?

良い事が多い年、幸せの「役に立つ年」。
ぜひそういう思いで、元気いっぱいに乗り切っていただきたい。

(増渕夕子)

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